猪口(読み)チョク

デジタル大辞泉 「猪口」の意味・読み・例文・類語

ちょく【×猪口】

 
1
2 1
[]
[]1()()  

ちょこ【×口】

《「ちょく(猪口)」の音変化》さかづき。「猪口に酒をつぐ」
猪口才ちょこざい」の略。
「何がとは、―言うてぢゃ」〈滑・膝栗毛・七〉
 

×

 
 

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猪口」の意味・読み・例文・類語

ちょく【猪口】

 

(一)   (  )
(二) ()
(一)[]︿(1666)
(三) (  ) 祿1693
 
 

 

(一)  
(二) 
(一)[](1275)
(三) ()1847
 
 

 

(一)  
(二) 
(一)[]()(183335)
(三) 
(一)[](180209)
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「猪口」の意味・わかりやすい解説

猪口 (ちょこ)


︿︿︿︿稿︿︿︿︿調︿


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

食器・調理器具がわかる辞典 「猪口」の解説

ちょく【猪口】

 

10cm  

ちょこ【猪口】

ちょく。◇「おちょこ」の形で用いることが多い。⇒ちょく

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

とっさの日本語便利帳 「猪口」の解説

猪口

 
()  

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

世界大百科事典(旧版)内の猪口の言及

【杯∥盃】より

… 杯の形は,一座の人々が同じ杯で飲みまわしをする儀礼的な酒盛から,独酌など楽しみのための飲酒へと内容を変化させるに伴って,大杯から小杯になった。現在の杯はほとんどが陶磁製の猪口(ちよく∥ちよこ)など個人用の小器で,徳利(とくり)と組み合わせて燗酒(かんざけ)を飲むことが多い。しかし,儀式では大小三重(みつがさね)の朱漆塗木杯,神事ではかわらけが用いられる。…

【猪口】より

…〈ちょく〉からの変化で,〈ちょく〉は〈鍾〉の呉音,あるいは福建音,朝鮮音に関係があるとする新井白石の説などがあるが,はっきりしない。猪口は〈ちょく〉の当て字である。《守貞漫稿》が〈江戸近年式正ニノミ銚子ヲ用ヒ,畧ニハ燗徳利ヲ用フ。…

【盃事】より



※「猪口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android