現象学的社会学(読み)げんしょうがくてきしゃかいがく(英語表記)phenomenological sociology

日本大百科全書(ニッポニカ) 「現象学的社会学」の意味・わかりやすい解説

現象学的社会学
げんしょうがくてきしゃかいがく
phenomenological sociology




 2ethnomethodology

 姿

 

PLT1977A1982M西1419839819851985H1987西1991199119971997A19971999

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「現象学的社会学」の意味・わかりやすい解説

現象学的社会学【げんしょうがくてきしゃかいがく】

 
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現象学的社会学」の意味・わかりやすい解説

現象学的社会学
げんしょうがくてきしゃかいがく
phänomenologische Soziologie

E.フッサールの現象学的方法を適用することにより理論社会学に一つの転期をもたらした社会学。第1次世界大戦後ドイツを中心として興り,T.リット,M.シェーラー,S.クラカウアーらによって主張され,フランスの G.ギュルビッチ,日本の蔵内数太らに受継がれた。ギュルビッチは,社会的現実の複雑性,多元性,相互性をその動態においてとらえ,個と社会,部分と全体の統一の必要を説いた。さらに,M.ウェーバーの理解社会学を独自な仕方で継承した A.シュッツの社会的世界の分析は,機能理論への批判を背景に,広く支持された。シュッツの理論は,ガーフィンケルなどのエスノメソドロジーに受継がれ,日常生活の相互行為,とりわけ会話を分析する独特な方法が生み出された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android