マルクス(英語表記)Karl Marx

デジタル大辞泉 「マルクス」の意味・読み・例文・類語

マルクス(Karl Heinrich Marx)

 
18181883  

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精選版 日本国語大辞典 「マルクス」の意味・読み・例文・類語

マルクス

 

(一)( Karl Marx  ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「マルクス」の意味・わかりやすい解説

マルクス
Karl Marx
生没年:1818-83




618303536B.41退42343Jenny von Westphalen1814-81A.

 46F.︿︿W.K.J.︿184718484850︿5257稿59163

 64︿︿1186771退833

 稿稿1844184718185218451845-46=

︿︿︿1845調調40︿123

 ︿︿︿退

19033606071191722︿4

 283273011193530︿21945

 ︿
   


マルクス
Eleanor Marx
生没年:1855-98


H.P.O.1886Edward Aveling

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百科事典マイペディア 「マルクス」の意味・わかりやすい解説

マルクス

 
L.A.184118421843稿1845184718481848184918481851181859186418671187123=
=  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルクス」の意味・わかりやすい解説

マルクス
Marx, Karl Heinrich

 
[]1818.5.5. 
[]1883.3.14. 
184142"Rheinische Zeitung"4344"Deutsch-Französische Jahrbücher" F.4748"Neue Rheinische Zeitung"4967 Das Kapital1238594  
 


Marcks Erich

 
[]1861.11.17. 
[]1938.11.22. 
W. Königin Elisabeth von England (1897)  Bismarck (11909)  Aufstieg des Reiches 180671/78 (236)   
 


Marcus

 
[]?. 
[]336.10.7. 
34 336107  
 


Marx Wilhelm

 
[]1863.1.15. 
[]1946.8.5. 
188894191021282324262833退 ( )    

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世界大百科事典(旧版)内のマルクスの言及

【イデオロギー】より

…彼らはこの〈イデオロジー〉をもって正しい人知の開発と社会の変革のための指導要綱としたのであるが,のち政敵となったナポレオンから〈イデオローグ〉,つまり大言壮語する空論家,と蔑称されるにいたって,イデオロギーは多かれ少なかれ現実と遊離し,政治的実践にとって無用の空疎な観念体系,という意味合いを一方でもつようになった。ヘーゲル主義哲学を〈ドイツ・イデオロギー〉と呼び,その幻想性,非現実性を批判したマルクス,エンゲルスのイデオロギー論にもこうした観点は継承されている。しかし,虚偽意識という狭い意味だけでなく,社会科学的な意味でも観念や意識の研究に重要な一つの方法を編み出すことによって〈イデオロギー〉概念に市民権を与えることになったのがマルクス,エンゲルスのイデオロギー論である。…

【インターナショナル】より

…集会では,労働者の国際的な協会associationの設立とその規約を作成する〈臨時中央評議会〉の設置が決議された。 評議会(1866年以降,総評議会)の一員に選ばれ,新生の国際組織の性格づけに決定的な影響を与えたのは,その集会に招かれて出席していたドイツからの亡命文筆家マルクスだった。64年11月,臨時中央評議会が満場一致で採択した二つの基本文書はいずれもマルクスの筆になる。…

【エンゲルス】より


K.()()

【階級】より




 西 Catéchisme politique des industriels(182324)3

【階級闘争】より


︿(1848)

【革命】より

…1789年7月14日の夜,ルイ16世が〈これは反乱だ〉と叫んだのに対し,リアンクール公爵が〈いいえ陛下,これは革命です〉と訂正したという挿話はこのことを物語る。革命のこの〈不可抗力性〉の概念は,19世紀になると,絶対者は歴史的過程を通じてあらわれるとするヘーゲルの歴史哲学を通じて〈歴史的必然〉という観念に鋳直され,マルクスをはじめとする19世紀,20世紀の革命家たちに直接的影響を与えたのである。革命は〈政治権力の根本的変革を中心とする社会の大変動〉というふうに定義されて,同一支配関係内部における権力担当者ないしグループの交替としてのクーデタなどと区別される。…

【過剰人口】より


()relative surpluspopulation

【価値】より


A.normal priceD.K.

【恐慌】より

…その後,産業革命を経たイギリス資本主義は,一方で自由主義政策のもとで周期的恐慌としての全般的過剰生産現象を反復し,リカードらの理論的期待を裏切るとともに,他方で恐慌を反復しつつ自立的な経済成長も達成していき,シスモンディらの主張にも反する状況を示していた。それをうけて,自由主義段階の典型的恐慌に抽象の基礎をおき,特殊な歴史過程としての資本主義経済の運動法則を解明しつつ,周期的恐慌の原理に体系的考察をすすめたのがK.マルクスであった。恐慌の性格は時代によって大きく変化し,資本主義の初期や末期には経済外的な戦争や政治過程との関連が大きく,周期性や経過の一様性も認めがたいので,資本主義経済自体の発展から内的にしかも周期的に恐慌が発生する法則的原理は,マルクスとともに自由主義段階に抽象の基礎をおくことによってのみ明確にしうる。…

【共産主義】より


1847Bund der Kommunisten1888︿

【経済学】より




 

【経済学説史】より


 K.

【経済史学】より




 ︿()B.︿K.︿︿()()K.()

【公害】より

… 化学工場のばい煙に対する住民運動と,その裁判闘争の勝利を経て,63年,大気汚染防止のための〈アルカリ工場法〉が成立,また1847年以降,新興資本家たちの反対を押し切って各地方に数十の公害防止条例が出現したものの,公害問題の改善には直接は結びつかなかった。F.エンゲルスは《イギリスにおける労働者階級の状態》の中で,公害を〈社会的殺人・傷害〉と名付け,これは不作為犯であるが,犯人はこの社会の支配者である資本家階級であると述べ,また,K.マルクスは,《資本論》の中で,このようなたくさんの公害防止の法律や条例と熱意のある行政官の行動にもかかわらず,事態はいっこうに改善されていないと述べている。 イギリスの公害問題は,20世紀に入っても,1960年代後半まで基本的改善をみなかった。…

【再生産表式】より

…マルクスが資本制経済の再生産の仕組みを,(1)生産部門を生産手段生産部門(第1部門)と消費手段生産部門(第2部門)に分割し,(2)各部門の生産物価値(W)を不変資本(C)(不変資本・可変資本),可変資本(V)および剰余価値(M)からなるものとして表示したのが再生産表式である。再生産が単純再生産と拡大再生産に分かれるのに対応して,再生産表式も単純再生産表式と拡大再生産表式とに分かれる。…

【自然弁証法】より


(1)()

【時代区分】より

…ただし各国史における時代区分はそれぞれ違う場合が多いので注意を要する。 一方,マルクスは近代資本制の本質を明らかにすることによって人間による人間の搾取なき社会の建設を革命の目標としたため,社会の全体的構造の変革を可能にする方法概念として〈経済的社会構成体〉(あるいはたんに〈社会構成〉)なる範疇をつくりあげた。そして人類の歴史を社会の経済構造を基礎とする社会構成の相次ぐ交替としてとらえ,原始共同体に後続する歴史時代の区分原理を,当該社会の社会構成によって規定される階級関係の質,搾取形態の質に求めた。…

【史的唯物論】より

…マルクス主義の社会・歴史理論ないし社会・歴史哲学を表す用語。ただしマルクス本人はこの表現を一度も用いておらず,マルクス主義者たちのあいだにおいてもこの言葉の概念内容の規定に関して見解がかなり分かれている。…

【資本主義】より




 K.F.A.D.

【資本論】より

K.マルクスの主著で,社会主義に〈科学的〉な基礎を与えたとされる著作。原題を直訳すれば《資本――経済学批判》である。…

【社会主義】より


183018401848()

【宗教】より


K.S.()

【商品】より


K.C.W.S.

【上部構造】より

…マルクス主義の社会理論ひいては歴史理論における基本概念の一つ。下部構造(土台)Basisと対概念をなす。…

【所有】より

…所有形態は所有主体の側と所有対象の側からとらえることができるが,まず所有主体の側から見ると,所有主体が私的個人であるか社会集団であるかによって,私的所有と社会的(集団的)所有が区別される。この区別を強調したのはマルクスであるが,マルクスにとってはここで財一般ではなく,生産手段の所有形態こそが問題とされた。というのは,生産関係(生産,分業の方式)と生産力の関係が社会の歴史的段階を決定する中心的要因であり,生産関係を決定するものは生産手段の所有形態だからである。…

【政治】より

…市民社会の社会的自治の下,〈チープ・ガバメント(安価な政府)〉が主張された時代を背景に,政治とは社会的利益の対立の究極的な調整機能であるとか,犯罪者や外敵からの防衛のためにのみ必要とされるという見方が一般的だった。このような政治観が,市民国家の階級的役割を粉飾するのに役立っているとしたK.マルクスは,政治すなわち成員全体を拘束する統一的な決定は,権力を握る支配階級の利益のために形成され維持されると論じた。政治を,かぎられた社会的価値の権威的な配分過程と定義する現代のD.イーストンや,政治は社会的価値を争奪してエリートが上昇していく過程だとするH.D.ラスウェルらは,階級社会観を前提としていないものの政治の役割を限定的に考える点で,市民社会以来の伝統を継いでいる。…

【政治学】より


 M.()

【疎外】より


︿Selbstentfremdung︿EntfremdungEntäusserungalienatio()︿稿

【転化問題】より

…マルクスが価値と生産価格の関係を〈価値の生産価格への転化〉として論じて以来,マルクス的価値(体化労働)を基礎にして生産価格(均等利潤率を成立せしめる価格)を導出する議論が転化問題,あるいは転形問題とよばれるが,この問題の歴史は長い。マルクスの転化論はつぎの三つの総計一致命題からなる。…

【フェティシズム】より

…これがのちのA.コントによる再定義を受け,〈フェティシズムは,世界に対する人間の本源的態度〉であり,人間精神史の最初の段階であるところの〈神学的状態〉における人間の心性であるとみなされたため,19世紀の実証主義時代を風靡した〈原始宗教=フェティシズム〉という定説が生まれたのであった。
[経済学]
 K.マルクスは,ド・ブロス,A.スミス,コント,L.A.フォイエルバハに通底する,以上のような人間の自然的感情を前提とした原始宗教論に疑問符を付し,フェティシズムの成立を社会的関係性,歴史性から解明しようとした。彼が《資本論》において展開したフェティシズムの対象は,資本制下において商品となった生産物である。…

【フォイエルバハ】より


(T.H.)

【不均等発展の法則】より

…こうした列強相互の発展・成長の不均等がもたらす矛盾の解決は,破局的な相互の戦争以外に道はなく,これは社会主義革命の必然性とその勝利を示すものとされた。以上のようなレーニンの認識と比較すると,K.マルクスは《資本論》第1巻の序文にみられるように,各国の資本主義の発展段階の差異が時の経過とともに解消され同質化するとみていたと考えられる。また近年の有力な発展段階論の唱道者W.W.ロストーは,各国の経済発展・成長の不均等性はニュートン力学を社会的に採り入れることができるかどうかにあるとし,テイク・オフ(離陸)を実現した社会は工業化を妨げる困難を克服したのであり基軸工業の交代を経て〈高度大衆消費社会〉に至ると考え,不均等発展の問題は〈離陸〉のできない〈伝統的社会〉と工業社会の同時併存にあると考えている。…

【プロレタリアート】より

…資本主義社会における,自らの労働力を賃金と引換えに資本家に売る以外に生活の手段をもたない,賃金労働者階級全体を指すマルクス主義の基本概念。〈無産階級〉ともいう。…

【ヘーゲル学派】より


 B.E.T.EchtermeyerL.A.

【弁証法】より


︿︿︿

 ︿退

【マルクス主義】より

…マルクスとエンゲルスの密接な協力のなかから生まれた思想であり,そもそも近代ブルジョア社会の内在的批判とその克服を目的とする。しかしその影響力はたんなるブルジョア社会批判の枠をこえて,19世紀の最後の四半世紀から現代にいたるまで世界の革命運動のなかで主導的役割を果たしてきた。…

【無神論】より

…だから,人間が自己の存在を実現するためには,疎外された類的本質を自己に奪回することが必要であり,神の否定こそが真の人間存在の実現の先決条件である,と彼は説いた。 フォイエルバハの宗教批判は,マルクスに宗教的疎外の観念を提供した。しかし,マルクスにとって,宗教的疎外は人間疎外の一側面にすぎない。…

【村】より


 K.︿raīyatwārī village︿joint village

【ユダヤ人】より




 ︿B.

【労働】より


K.︿

【労働価値説】より


 John Ramsay McCulloch(17891864)(1825)

 K.(118672188531894)

【労働力】より

…労働能力ともいう。労働者が商品として所有するものという観点からK.マルクスによって定義された。資本主義のもとで大量の商品として現れる労働力は,ある特定の能力ではなく,無差別で一般的な能力である。…

※「マルクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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