デジタル大辞泉 「生出」の意味・読み・例文・類語 せい‐しゅつ【生出】 [名](スル)生まれ出ること。また、生み出すこと。「世の民権家の為に不利益なる結果を―したでは無いか」〈鉄腸・雪中梅〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「生出」の意味・読み・例文・類語 せい‐しゅつ【生出】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 生まれ出ること。また、ある物事を生み出すこと。出生。しょうしゅつ。 (一)[初出の実例]﹁人身生出(セイシュツ)の奇妙﹂(出典‥造化妙々奇談︵1879‐80︶︿宮崎柳条﹀二編) (二)﹁世の民権家の為めに不利益なる結果を生出(セイシュツ)した﹂(出典‥雪中梅︵1886︶︿末広鉄腸﹀上) (三)[その他の文献]︹魏志‐武帝紀︺ (三)② 生え出ること。また、生え出させること。成育。成長。 しょう‐しゅつシャウ‥︻生出︼ (一)〘 名詞 〙 うまれ出ること。また、うみ出すこと。せいしゅつ。 (一)[初出の実例]﹁三世の諸仏生出(シャウシュツ)の慈母也群迷の哀レ難レ出離﹂(出典‥地蔵菩薩霊験記︵16C後︶七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の生出の言及 【小坂[町]】より …農業は稲作を中心にイチゴ栽培,肉牛の放牧も行われている。十和田湖南岸の生出︵おいで︶は通称和井内で,和井内貞行がヒメマスの孵化︵ふか︶事業に尽力した地である。︻佐藤 裕治︼。… ※「生出」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」