田村泰次郎(読み)タムラタイジロウ

デジタル大辞泉 「田村泰次郎」の意味・読み・例文・類語

たむら‐たいじろう〔‐タイジラウ〕【田村泰次郎】

[1911~1983]小説家三重の生まれ。第二次大戦後、「肉体の悪魔」「肉体の門」を発表肉体文学作家として脚光を浴びた。

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精選版 日本国語大辞典 「田村泰次郎」の意味・読み・例文・類語

たむら‐たいじろう【田村泰次郎】

 

(一)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「田村泰次郎」の意味・わかりやすい解説

田村泰次郎
たむらたいじろう
(1911―1983)


()()19363719461947()196519671971

 

62 1978

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改訂新版 世界大百科事典 「田村泰次郎」の意味・わかりやすい解説

田村泰次郎 (たむらたいじろう)
生没年:1911-83(明治44-昭和58)


193436404619461947︿

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百科事典マイペディア 「田村泰次郎」の意味・わかりやすい解説

田村泰次郎【たむらたいじろう】

 
193419461947()1964
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「田村泰次郎」の意味・わかりやすい解説

田村泰次郎
たむらたいじろう

[生]1911.11.30. 四日市
[没]1983.11.2. 東京
小説家。 1934年早稲田大学仏文科卒業。在学中に発表した『をろち』 (1933) が武田麟太郎や吉江喬松に,『日月潭工事』 (34) が佐藤春夫に認められ,『選手』 (34) で文壇に登場。 40年出征,中国を転戦し 46年帰国,戦場で得た認識をもとに肉体の解放こそ人間の解放であると主張した『肉体の悪魔』 (46) ,『肉体の門』 (47) ,『春婦伝』 (47) を発表。ほかに『檻』 (47) ,『蝗 (いなご) 』 (64) など。美術品収集家としても知られる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田村泰次郎」の解説

田村泰次郎 たむら-たいじろう

1911-1983 昭和時代の小説家。
明治44年11月30日生まれ。昭和8年井上友一郎らと同人誌「桜」を創刊。15年応召して中国各地を転戦。戦後の21年戦場文学「肉体の悪魔」を,22年「肉体の門」を発表し,流行作家となった。昭和58年11月2日死去。71歳。三重県出身。早大卒。著作はほかに「春婦伝」「蝗(いなご)」など。

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