直覚（読み）チョッカク

デジタル大辞泉 「直覚」の意味・読み・例文・類語

ちょっ‐かく〔チヨク‐〕【直覚】

［名］(スル)推理や考察によらずに瞬間的に物事の本質をさとること。直観。「新しい時代への変化を直覚する」
[類語]感ずる・思う・覚さとる・感じ取る・実感・感得・感受・感知・直感・予感・ぴんと来る

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精選版 日本国語大辞典 「直覚」の意味・読み・例文・類語

ちょっ‐かくチョク‥【直覚】

 

(一)〘 名詞 〙 ＝ちょっかん︵直観︶→﹁ちょっかん︵直観︶﹂の語誌。
(一)[初出の実例]﹁雪に白しと知り、月に清しと知り、又聞て知り、嗅て知り、味はひて知り、覚へては痛しと知り、冷しと知るの類ひは之を名けて、直覚、又無媒諦︹ intuition ︺と名けて﹂(出典‥致知啓蒙︵1874︶︿西周﹀上)
  

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普及版 字通 「直覚」の読み・字形・画数・意味

【直覚】ちよくかく

直観。

字通「直」の項目を見る。

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世界大百科事典（旧版）内の直覚の言及

【直観】より


…日本に初めて西洋の思想が紹介される際，intuition(英語，フランス語)の訳語には初め︿直覚﹀が当てられていたが(例えば，西周︽心理学︾，1875‐79)，それがしだいに︿直観﹀にとって代わられ，今日に至っている。intuitionは，︿凝視する﹀とか，ときには︿瞑想する﹀といった意味を有するラテン語intueriに由来し，一般に直接的知識を意味するが，ドイツ語のAnschauungも，事物への接近・接触などを表す接頭辞anと，意志的な見る行為を意味するschauenとからなり，やはり同様の知のあり方を意味する。…

※「直覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」

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