20世紀日本人名事典 「相沢 三郎」の解説
相沢 三郎
アイザワ サブロウ
生年 明治22(1889)年9月6日
没年 昭和11(1936)年7月3日
出生地 宮城県
学歴︹年︺ 陸士︹明治43年︺卒
経歴 明治43年歩兵少尉、歩兵第4、台湾歩兵第1、歩兵第13連隊などを経て、青森の第5連隊大隊長。昭和8年歩兵第41連隊付、中佐。以後、陸軍皇道派青年将校の村中孝次、磯部浅一らと交流。9年陸軍士官学校事件で村中、磯部らは免官され、さらに皇道派のシンパとされた真崎甚三郎教育総監の罷免に憤激、10年8月11日統制派の陸軍省軍勢局長永田鉄山を軍刀で斬殺した(相沢事件)。軍法会議に回され、西田税らが相沢擁護の弁護に立ったが、2.26事件後の11年7月3日死刑となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報