デジタル大辞泉 「看病」の意味・読み・例文・類語 かん‐びょう〔‐ビヤウ〕【看病】 [名](スル)病人に付き添って世話をすること。「寝ずに看病する」→看護かんご[用法][類語]看護・介添え・介抱・養護・世話 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「看病」の意味・読み・例文・類語 かん‐びょう‥ビャウ【看病】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 病人を看護すること。みとり。介抱。瞻病(せんびょう)。 (一)[初出の実例]﹁勅。禅師法栄。立性清潔。持戒第一。甚能看病。由レ此。請二於辺地一。令レ侍二医薬一﹂(出典‥続日本紀‐天平勝宝八年︵756︶五月丙子) (二)﹁わけて義兵衛は孝行なる男にて、看病(カンビャウ)に手ぬけもなく﹂(出典‥談義本・根無草︵1763‐69︶後) (三)[その他の文献]︹梵網経‐下︺ (三)② ( 自分で自分の病気を見守り世話をする意 ) 病気の保養。療養すること。 (一)[初出の実例]﹁なをるけしきの、あらざれば、わらはは、あづまへくだるなり。よきにかんひゃうし﹂(出典‥御伽草子・浄瑠璃十二段草子︵室町時代物語大成所収︶︵室町末︶) 看病の語誌 古代には①の﹁続日本紀﹂の例などのように、特に僧侶が平癒のために行なう加持祈祷のことをも言ったようである。 か‐びょう‥ビャウ【看病】 〘 名詞 〙 「かんびょう(看病)」の変化した語。[初出の実例]「雲厳老期之死病付候し時は〈略〉藤原氏女等加病仕候て、死去之後、教養法をんをして候し事」(出典:東寺百合文書‐ぬ・(年未詳)(鎌倉)氏名未詳書状) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
とっさの日本語便利帳 「看病」の解説 看病 日本では家族などが病人の世話をするのに対して、中国では医者が患者の診察をすることをいう。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報