デジタル大辞泉 「磊落」の意味・読み・例文・類語 らい‐らく【×磊落】 [名・形動]度量が広く、小事にこだわらないこと。また、そのさま。「磊落な性格」「豪放磊落」[類語]開豁・闊達・大胆・不敵・豪胆・放胆・豪放・剛直・不屈・剛毅・剛健・堅固・確固・強固・強靭・タフ・不退転・不撓ふとう不屈・堅忍不抜・大胆不敵・豪快・肝が据わる・肝っ玉が据わる・腹が据わる・度胸が据わる・有望・有為・末頼もしい・頼もしい・心強い・心丈夫・気丈夫・頼り甲斐・安心・大船に乗ったよう・鬼に金棒・広い・寛闊かんかつ・寛大・寛容・寛弘かんこう・広量・大様おおよう・大らか・おっとり・さりげない・何気ない・それとなく・それとなしに・何心ない・遠回し・気軽い・何とはなし・鷹揚おうよう・太っ腹・雅量・大量・悠揚・悠然・泰然・泰然自若・綽然しゃくぜん・自若・悠悠・浩然・堂堂・正正堂堂・毅然・ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「磊落」の意味・読み・例文・類語 らい‐らく【磊落・落】 (一)〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 (二)① 山などのけわしく高いさま。 (一)[初出の実例]﹁落崎嶇車馬をして通す可からざらしむ﹂(出典‥佳人之奇遇︵1885‐97︶︿東海散士﹀五) (二)[その他の文献]︹郭璞‐江賦︺ (三)② 心が広く、性質がさっぱりしているさま。快活で、細かなことにこだわらないさま。 (一)[初出の実例]﹁禀二山川之秀気一、生二磊落之天資一﹂(出典‥宝覚真空禅師録︵1346︶乾・立地・常楽寺忍公禅閤年忌香) (二)﹁学長であるミス・ケートの磊落な気象﹂(出典‥若い人︵1933‐37︶︿石坂洋次郎﹀上) (三)[その他の文献]︹文心雕龍‐時序︺ (四)③ 果実や石などが多くあるさま。 (一)[初出の実例]﹁火山岩磊落、潮水に浸して半ば露れ、カラスバト鳥其上に停まる﹂(出典‥日本風景論︵1894︶︿志賀重昂﹀二) (二)[その他の文献]︹潘岳‐閑居賦︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「磊落」の読み・字形・画数・意味 【磊落】らいらく 石の多く大きいさま。また、度量の大きいことをいう。唐・張説︹唐の故(もと)の広州都督(けん)公碑の銘︺積慶潛演(せんえん)、俊乂(しゆんがい)挺生。標格(へうかく)磊、氣志なり。 字通﹁磊﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報