紹介（読み）ショウカイ

デジタル大辞泉 「紹介」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かい〔セウ‐〕【紹介】

 
﹇名﹈(スル)
1 未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。﹁知人の紹介で就職する﹂﹁友人を家族に紹介する﹂﹁自己紹介﹂
2 知られていない物事を世間に広く教え知らせること。﹁雑誌で紹介された店﹂﹁日本文化を海外に紹介する﹂﹁新刊紹介﹂
[類語]仲介・取り持つ・橋渡し・仲立ち・媒介・取り次ぐ・介する・世話・取り持ち・口利き・口入れ・口添え・肝(きも)煎(い)り・斡(あっ)旋(せん)・周旋・仲買・媒酌・お節介・仲裁・調停・架け橋・渡りを付ける・引き合わせる・中に立つ・間に立つ・取り成す  

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精選版 日本国語大辞典 「紹介」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かいセウ‥【紹介】

 

(一)〘 名詞 〙 ( 古く﹁じょうかい﹂とも )
 (二)① ( ━する ) 人と人との間に立って取り持ちをすること。なかだちをすること。とりもち。はしわたし。ひきあわせ。︹色葉字類抄︵1177‐81︶︺
(一)[初出の実例]﹁将(はた)書肆へ紹介(ジャウカイ)等の事は、その請ひに応ずるのいとまあらず﹂(出典‥読本・椿説弓張月︵1807‐11︶続)
 (二)[その他の文献]︹戦国策‐趙策・孝成王︺
 (三)② ( ━する ) 知られていない物事を広く教え知らせること。
(一)[初出の実例]﹁大学生の縁談を破毀さした男として紹介したならば﹂(出典‥和蘭皿︵1904︶︿生田葵山﹀媾曳)
 (四)③ ﹁しょうかいじょう︵紹介状︶﹂の略。
(一)[初出の実例]﹁例の同僚からの紹介を持って行ったら快よく談話をしてくれた﹂(出典‥趣味の遺伝︵1906︶︿夏目漱石﹀三)
  

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普及版 字通 「紹介」の読み・字形・画数・意味

【紹介】しよう（せう）かい

 
人を引きあわせる。︹戦国策、趙三︺原君、に辛垣衍を見て曰く、東國に魯先生といふものり。其の人此(ここ)に在り。︵平原君︶ふ、爲に紹介して、之れを將軍に見(まみ)えしめんと。
字通﹁紹﹂の項目を見る。
  

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