荷担(カタン)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「荷担」の意味・読み・例文・類語

か‐たん【荷担／加担】

﹇名﹈(スル) 1 ︽他人の荷物を背負うことから︾力添えをすること。仲間になること。﹁犯行に―する﹂ 2 荷物を背負うこと。になうこと。﹁三種の神器を自ら―して﹂︿太平記・一八﹀ [類語]助長・助ける

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精選版日本国語大辞典「荷担」の意味・読み・例文・類語

か‐たん【荷担・加担】

(一)〘名詞〙 (二)① ( 荷担 ) 荷物をになうこと。荷をかつぐこと。︹色葉字類抄︵1177‐81︶︺ (一)[初出の実例]﹁三種神器を自荷担(カタン)して﹂(出典‥太平記︵14Ｃ後︶一八) (二)[その他の文献]︹列子‐湯問︺︹後漢書‐丁鴻伝︺ (三)② ( 他人の荷を背負うところから ) 力を貸すこと。助けること。味方になること。また、その人。 (一)[初出の実例]﹁指南之者、縁者親類、又かせもの下人にて候とて、かたんし引汲し、理をとり付﹂(出典‥結城氏新法度︵1556︶八〇条) (二)﹁王政維新の際に仙台は佐幕論に加担(カタン)して﹂(出典‥福翁自伝︵1899︶︿福沢諭吉﹀雑記)