デジタル大辞泉 「蓄積」の意味・読み・例文・類語 ちく‐せき【蓄積】 ﹇名﹈(スル) 1 たくさんたくわえること。また、たまること。たくわえ。﹁知識を蓄積する﹂﹁疲労が蓄積する﹂ 2 経済学で、資本家が剰余価値の一部を資本に転化して拡大再生産をはかること。 [類語]累積・溜める・集積・集める・蓄える・貯蔵・集積・蓄蔵・貯留・堆積 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蓄積」の意味・読み・例文・類語 ちく‐せき【蓄積】 (一)〘 名詞 〙 (二)① たくさんたくわえること。また、だんだんにたまること。また、そのもの。 (一)[初出の実例]﹁学二習異端一蓄二積幻術一﹂(出典‥続日本紀‐天平元年︵729︶四月癸亥) (二)﹁放蕩なる暴君出でて蓄積の財用を忽ち費し尽くして﹂(出典‥経済要録︵1827︶二) (三)[その他の文献]︹戦国策‐秦策・恵文君︺ (三)② 経済学で、資本家が剰余価値の一部を資本に転化して資本の増大をはかること。集積と集中の二つの形態がある。 (四)③ 森林の林木の材積。立方メートルや石(こく)の単位で表わす。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「蓄積」の読み・字形・画数・意味 【蓄積】ちくせき たくわえ。︹戦国策、秦一︺秦~秦の惠王にきて曰く、大王の國、~田は肥美、民は殷富、戰車乘、奮百、沃野千里、積饒多、地勢形、此れ謂(いはゆる)天府、天下の雄國なり。 字通﹁蓄﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
世界大百科事典(旧版)内の蓄積の言及 【材積】より …これによって求めた材積を表示した材積表もつくられている。なお,一定面積当りの森林の幹材積の合計は林分材積または蓄積とよばれている。 材積の単位は現在の日本ではm3が用いられているが,古くは石︵こく︶(10立方尺=0.278m3)が広く用いられ,ほかに1尺角,長さ12尺(2間)の角材を尺締︵しやくじめ︶(または尺〆︵しやくじめ︶),1寸角,長さ6尺の角材を才︵さい︶とよぶなどの単位があった。… ※「蓄積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」