誤差論(読み)ごさろん(英語表記)theory of errors

精選版 日本国語大辞典 「誤差論」の意味・読み・例文・類語

ごさ‐ろん【誤差論】

  1. 〘 名詞 〙 数学の一分野。何個かの測定値から最も信頼できる値を定めることや、定められた値の精密度などを研究する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「誤差論」の意味・わかりやすい解説

誤差論
ごさろん
theory of errors

 
 yμε (εy-μ) ε x xdx  ε ε r p1r  p2p1p2  r ( )   

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の誤差論の言及

【誤差】より

…測定,理論的推定,近似計算などの結果として得られた値と真実の値との差。諸量の測定値の誤差を数学的に取り扱う誤差論は,1800年代の初めにC.F.ガウスによって始められた。その主要な内容は彼自身によって完成されたといってよいほどで,同じガウスにより創始された最小二乗法と表裏をなすものである。…

※「誤差論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android