遺物(読み)イブツ

デジタル大辞泉 「遺物」の意味・読み・例文・類語

い‐ぶつ〔ヰ‐〕【遺物】

 
1
2 
3 
4 
[]  

ゆい‐もつ【遺物】

いぶつ(遺物)

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精選版 日本国語大辞典 「遺物」の意味・読み・例文・類語

い‐ぶつヰ‥【遺物】

 

(一)  
(二) 
(一)[]︿(1481)
(二)(1894︿)
(三) 
(四) 
(一)[](1879︿)
 
 

 

(一)   
(一)[]()(14)
 

ゆい‐もの【遺物】

  1. 〘 名詞 〙ゆいもつ(遺物)

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改訂新版 世界大百科事典 「遺物」の意味・わかりやすい解説

遺物 (いぶつ)


︿

使使使

調1使


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「遺物」の意味・わかりやすい解説

遺物
いぶつ

過去の人間の残した物的資料、または人間の活動を表す物的資料であって、その存在している場所を移しても、本来のそれ自体の価値を失わないものを遺物とよぶ。したがって、古墳の石室や窯跡(かまあと)などのような移築が可能なものでも、動かすことによって著しくその価値を損なうものは遺物とはいえない。遺物は、石器、土器、木器、金属器など材質による分類と、飲食器、武器、祭器、農工具など用途による分類、あるいは容器、利器などその機能による分類が行われている。また遺物には、直接人間の手になるものだけでなく、当時の環境を知る手だてとなる植物・動物遺体、および人間の排泄(はいせつ)物、そして人間の遺骸(いがい)自体もこれに含まれる。

[植山 茂]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遺物」の意味・わかりやすい解説

遺物
いぶつ
remain

 
 

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「遺物」の解説

遺物
いぶつ

過去に人類(集団)がかかわって残した「モノ」の総称。考古学研究に欠かせない基礎資料。広い意味では遺構をも含むが,一般的には建造物や構造物のように固定されたものを除く動産的な「モノ」をさすことが多い。大別して人工遺物と自然遺物がある。人工遺物は各種の器物・道具など加工されたもので,材質によって土器・石器・木器・金属器・骨角器などに分類される。自然遺物は動植物や昆虫・魚介類などの遺存体をいう。

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百科事典マイペディア 「遺物」の意味・わかりやすい解説

遺物【いぶつ】

 
 

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世界大百科事典(旧版)内の遺物の言及

【遺跡】より


264000 

【考古学】より


1820C.J.

【文化財】より


 ()︿

【埋蔵文化財】より


1950

※「遺物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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