重装歩兵(読み)じゅうそうほへい

改訂新版 世界大百科事典 「重装歩兵」の意味・わかりやすい解説

重装歩兵 (じゅうそうほへい)


hoplitēs︿8phalanx76︿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「重装歩兵」の意味・わかりやすい解説

重装歩兵
じゅうそうほへい


hoplites()81hoplon()()22.5765464


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

山川 世界史小辞典 改訂新版 「重装歩兵」の解説

重装歩兵(じゅうそうほへい)
hoplites


(︿hoplon)()()65

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旺文社世界史事典 三訂版 「重装歩兵」の解説

重装歩兵
じゅうそうほへい
hoplites

古代ギリシアのポリスにおける重装備をした歩兵のことで,国防の主力。ホプリタイ(hoplitai)ともいう
前7世紀に小アジアから貨幣が流入して商工業が発展し,武器の入手も容易になったため,中小土地所有農民の武装が可能となり,騎士である貴族に対抗してよろい・かぶと・長槍で武装した独立自営農民の密集歩兵隊(ファランクス)が戦力の中核を形成するようになった。商工業の発展,戦術の変化に伴う中小農民の活躍は,貴族政から民主政への転換を促進し,重装歩兵民主政を確立させることになった。ローマでも前6世紀の半ばころに重装歩兵の装備が導入された。

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百科事典マイペディア 「重装歩兵」の意味・わかりやすい解説

重装歩兵【じゅうそうほへい】

 
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「重装歩兵」の意味・わかりやすい解説

重装歩兵
じゅうそうほへい

ホプリタイ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の重装歩兵の言及

【甲冑】より


()

【ローマ】より

…このほか工兵2ケントゥリア,器楽兵2ケントゥリア,等級以下1ケントゥリアがあり,総計193ケントゥリアであった。兵員会はこの部隊編制別で集まり,各ケントゥリアが1票をもって投票をする一方で,武装の仕方も級ごとに定められ,第1級が重装歩兵で出陣する富裕農民であった。第1級80票と騎士18票で98票となり,これだけで193票の過半を制したから,この民会は貴族と平民上層が国政を動かしていたことを示している。…

※「重装歩兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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