鑑別(読み)カンベツ

デジタル大辞泉 「鑑別」の意味・読み・例文・類語

かん‐べつ【鑑別】

[名](スル)よく調べて、種類・性質・真贋・質のよしあしなどを見分けること。「真偽鑑別する」
[類語]識別鑑識鑑定弁別判別峻別選別種別差別見分ける認識

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鑑別」の意味・読み・例文・類語

かん‐べつ【鑑別】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 違いや種類により区別すること。
    1. [初出の実例]「又硫化加里を含む硫泉と硫化水素瓦斯のみ含む硫泉とを鑒別するに用ふ」(出典:舎密開宗(1837‐47)外)
  3. 物事の真偽や善悪などを鑑定して見わけること。
    1. [初出の実例]「真誠に美術の妙想を鑒別するの明ありて」(出典:美術真説(1882)〈フェノロサ〉)
    2. [その他の文献]〔国朝漢学師承記‐汪中〕

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普及版 字通 「鑑別」の読み・字形・画数・意味

【鑑別】かんべつ

 
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鑑別の言及

【少年鑑別所】より


(1617)(17)

※「鑑別」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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