魚礁(読み)ギョショウ

デジタル大辞泉 「魚礁」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しょう〔‐セウ〕【魚礁/漁礁】

魚が多く集まる、海底に岩のある所。石・ブロック廃船などを海中に沈めた人工魚礁もある。

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精選版 日本国語大辞典 「魚礁」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しょう‥セウ【魚礁・漁礁】

  1. 〘 名詞 〙 魚が多く集まる、水面下の岩のある場所。石やブロック、船などを大量に沈めた人工のものをもいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「魚礁」の意味・わかりやすい解説

魚礁
ぎょしょう


()()()沿()()()()()()()3000()()()西()()()

 195429


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改訂新版 世界大百科事典 「魚礁」の意味・わかりやすい解説

魚礁 (ぎょしょう)
fishing bank
fishing reef




 沿

 

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百科事典マイペディア 「魚礁」の意味・わかりやすい解説

魚礁【ぎょしょう】

海底の隆起部で,好漁場を形成しているところ。漁礁とも。このような場所では海水の上昇流や渦が起こり,海底の水に含まれる栄養塩類が太陽光線の届くところに押し上げられた結果,光合成を行う植物性プランクトンが増殖し,それを餌にする動物性プランクトンも増加する。餌となる動物性プランクトンが豊富な魚礁には多くの魚が集まり,格好の漁場となる。アジ,サバ,ブリ,シイラなどの表層部にすむ魚や,海藻の生えた岩場を好むメバル,アイナメ,カサゴやタコ,イセエビ,アワビなど多くの種類が見られる。この原理を応用して,石や廃船,廃車,コンクリートブロックなどを海中に沈めて人工魚礁を造成することも行われている。1974年には沿岸漁場整備開発法の制定により,政府が人工魚礁の造成に積極的に取り組むようになった。→栽培漁業資源管理型漁業
→関連項目マリノフォーラム21

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ダイビング用語集 「魚礁」の解説

魚礁

魚を集めるために人工的に沈めた石やブロック、廃船などの構造物のこと。

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