XPの、スクリーンキーボードそのものを大きくしたい
仰向けになりながらパソコンを使用する、いわゆる"寝ながらPC"をよくしていますが、キーボードの操作が必要な時は大変苦労します。
キーボード用のアームも売ってはいるのですが、中々に値段が高くて気軽に手を出せるような物がありません。
キーボード用のアームも売ってはいるのですが、中々に値段が高くて気軽に手を出せるような物がありません。
そんな時、大きな味方になってくれるのがデスクトップ上にキーボードを表示させる"スクリーンキーボード"です。
XPの場合は"C:\WINDOWS\system32"にosk.exeの名前で入っています。
デスクトップ上やクイック起動バーにスクリーンキーボードのショートカットを作成していると、実際のキーボードが不調な時などに役に立ちます。
ただし欠点もあり、XPとVistaのスクリーンキーボードはフォントは大きく出来てもキーボード自体を大きくする事が出来ません。
Windows7ではこの欠点が無くなり、キーボード自体も大きくする事が出来るようになりましたが、実はXPでも簡単にスクリーンキーボードを大きくする方法が有ります。
必要なのは"ResizeEnableRunner"(左の作者のサイトからResizeEnableをクリックしてダウンロード可)と言うソフトで、これを使うと通常変更できないウインドウサイズを自由に変える事が出来るようになります。使用方法も簡単でダウンロードして解凍したResizeEnableRunner.exeをダブルクリックしてタスクトレイに常駐させるだけです。
「ResizeEnableRunner」を起動させた状態で、サイズの変更が出来無いウインドウの端にマウスを持って行くと、通常は矢印のままのアイコンがサイズを変更するためのアイコンに変化します。 |
これを利用し、スクリーンキーボードを変更可能なウインドウのサイズを変える要領で大きくしていくと・・・
上のように、画面一杯にまでスクリーンキーボードを大きくする事も出来るようになります。 (下の小さなキーボードが元々の大きさです)
また、一度大きくしたスクリーンキーボードはResizeEnableRunnerを削除しても大きさを維持したままです。
Windows7やVISTAで「XP」のスクリーンキーボードを使用すると、普通に使えるし大きくする方法も可能ですが、XPとVISTAで「Windows7のosk.exe」をコピーしてクリックしても「有効なwin32アプリケーションではありません」と出て来て起動する事が出来ません。 またXPとVISTAのスクリーンキーボードは見た目は殆ど同じですがVISTAの場合、「ResizeEnableRunner」を起動しても大きくする方法は使えませんでした。 |
滅多に無い事ですが、例えばタスクマネージャから誤ってスクリーンキーボードを最大化させてしまった場合でも、
「ResizeEnableRunner」を起動させていれば、最大化したスクリーンキーボードのタイトルバーをマウスで少し斜め上に移動させるだけで、後は普通のウインドウのように簡単に小さなサイズに戻す事が可能です。