パソコンをワイヤレスリモコンスイッチで起動出来るようにしました。①
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前のページで﹃ワイヤレスキーボードからのPC起動﹄が出来なかったため﹁有線延長スイッチ﹂を作成したばかりですが、﹁やっぱり無線スイッチ一つで起動出来た方がカッコイイな﹂と思ったので、ワイヤレスでPCを起動できる方法を探しました。
無線と言っても、部屋の外のPCを起動させたいので、TVリモコンで使われているような﹁赤外線方式﹂はまず除外します。(壁越しに起動させるのはまず無理なので)
しかし壁の影響を受け難い﹁電波式﹂の起動方法を探しても、﹃スマートフォンからWake On LANの機能でPCを起動する﹄、といった感じの間接的な方法しか見つかりません。
過去にはボタン一つで起動できる商品︵RC-168︶もあったようですが、残念ながら既に生産終了品になっています。
前のページで﹃ワイヤレスキーボードからのPC起動﹄が出来なかったため﹁有線延長スイッチ﹂を作成したばかりですが、﹁やっぱり無線スイッチ一つで起動出来た方がカッコイイな﹂と思ったので、ワイヤレスでPCを起動できる方法を探しました。
無線と言っても、部屋の外のPCを起動させたいので、TVリモコンで使われているような﹁赤外線方式﹂はまず除外します。(壁越しに起動させるのはまず無理なので)
しかし壁の影響を受け難い﹁電波式﹂の起動方法を探しても、﹃スマートフォンからWake On LANの機能でPCを起動する﹄、といった感じの間接的な方法しか見つかりません。
過去にはボタン一つで起動できる商品︵RC-168︶もあったようですが、残念ながら既に生産終了品になっています。
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531131714fb1.jpg)
それでも探し続けると、"315MHz帯周波数" を利用するタイプの﹁ワイヤレスリモコンスイッチ﹂を見つけました。
車のキーレス等にも使われている電波で、これなら無線スイッチにも使えそうです。
送受信機を見つけたところで、後は受信機の電源をどうするかだけですが、過去の商品はどうしていたかと、改めて﹁RC-168﹂の写真を見ると・・・・・・
http://ascii24.ascii.jp/2006/07/01/imageview/images812935.jpg.html
何やら電源延長ケーブルからコードが伸びている?
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/201405311323158d8.jpg)
調べてみると、シャットダウン後もMBに電流を供給し続ける﹁+5VSB﹂を利用するために、ケーブルを分岐させていたようです。
と言う事で、私もこの﹁+5VSB﹂を利用する事にしました。
電源にも目処が付いたところで、早速必要な材料を注文。
+5VSBは電圧が5Vなので、取り敢えず受信機も5Vで動作するものを探しました。
そして選択したのがこれ。
送受信機2点セット(2ch)[2P-K1L4-5V-2CH]
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140604112920d3c.jpg)
ミニ受信機(315MHz/5V)[RX315-K1L4-5V]と、送信機︵315MHz/2CH︶[S-RC2260AR4-2CH]のセット品です。
実はもう一つ、"12V" で動作する送受信機のセット品、﹁2P-533914-2CH﹂も注文しましたが、こちらは別の受信機にしておけば良かったかな?、と後で少し後悔する事に。(これについては後のページで書きます。)
今回の工作は、本体であるワイヤレスリモコンスイッチ以外にも、
﹁ピンヘッダ (2.54mm) ﹂ ﹁ピンソケット (2.54mm) ﹂ ﹁ジャンパワイヤ (オス-メス) ﹂等、色々と使用しました。
ただ絶対に必要と言う訳ではないので、もし無線スイッチ製作の参考にする場合は、以下の内容↓を見て判断して下さい。
次は電源から+5VSBを取り出す方法について。
電源を直接弄るのはリスクが高いので、24ピンの電源延長ケーブル﹁WAX-2415﹂を利用する事にしました。︵残念ながら出荷完了品︶
・後継品→WAX-2415BK
﹁+5VSB﹂と﹁GND﹂の位置については↓下の写真の通りです。
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/201405311606568d1.jpg)
電源コネクタ︵オス︶
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531160656c5a.jpg)
電源コネクタ︵メス︶
使用している人は少ないと思いますが、一応20ピンの電源コネクタの+5VSBとGNDの位置も。↓︵24ピン電源の画像を一部加工しただけです。︶
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531161728985.jpg)
電源コネクタ︵オス︶20ピン
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531161729376.jpg)
電源コネクタ︵メス︶20ピン
![](http://blog-imgs-57.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20141022053629cbf.jpg)
PCの電源から電力を得る方法ですが、最初、電源延長ケーブルの+5VSBとGNDのコードを切断して、新しくケーブルを分岐させるつもりでした。
ただWAX-2415をよく調べると、ケーブルの付け根の留め金に丁度﹃ピン﹄が通りそうな隙間︵青丸○の中心辺り︶を見つけたので、切断を止めて金具の隙間に﹃ジャンパワイヤ(オス-メス)﹄のピンを突き刺して電源を得る事にしました。※
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/2014072110421561a.jpg)
※ソケットの形状が﹃オス-オス﹄のジャンパワイヤの場合、ケース内の金属部分にピンが接触してショートする危険性があります。
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531175457f8f.jpg)
ジャンパワイヤ(オス側) のプラスチックの殻を剥きます。︵上の写真左︶
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531231158ba2.jpg)
WAX-2415Aの﹃留め金の隙間﹄にピンを入れてテープで固定。
(WAX-2415Aの﹃メスコネクタ側﹄の方が隙間が大きかったので、そちらにピンを差し込みました。)
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/2014060112091714a.jpg)
電源コネクタから分岐させた﹁+5VSBケーブル﹂を受信機の "VCC" に、
﹁GNDケーブル﹂を受信機の "GND" に接続すれば受信機が作動します。
しかし直接ケーブルを接続すると取り回しが面倒なので、﹁ジャンパワイヤ﹂と﹁ピンヘッダ﹂を使って簡単に取り外せるように作りました。
![](http://blog-imgs-63.fc2.com/p/o/n/ponpokotarou/20140531232227bb0.jpg)
WAX-2415Aに付き挿した「ジャンパワイヤ」の "ソケット同士" を接着。
これで延長コード側の工作は終わりです。
受信機の設定の前に。 まずこれは全部終わった後で気付きましたが、実は「USB」からでも電源は取得できます。 送受信機が完成した後で、ふと海外ではどうしているのかと思い、下記の文字列で検索して分かりました。
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長くなったので分割します。
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