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  vol.6
 

概要各界から異論も相次いでいる著作権の保護期間延長論ですが、延長の論拠に、「延長が創作を促進する」との主張があります。これに対して、「作品の適時なパブリックドメイン化、流通の円滑化こそが創作を促進する」という指摘も根強いところです。目指すところは同じ創作促進のはずなのに、意見は容易に一致しません。

一方、目を著作権全体に転ずれば、「著作権リフォーム」などのテーマで著作権制度全般の再構築を検討するイベントや研究活動、提言も国内外で相次いでいます。その背景には、デジタル時代を迎えて著作権の重要性が高まる一方、著作権と表現活動・ユーザー活動の衝突が増えたことへの社会各層の苛立ちともいえる思いがあるようです。

「壮大な社会実験」(福井健策)である著作権は、まさに「憂鬱の時代」(中山信弘)に入ったのかもしれません。

その中で、保護期間延長は果たして並んで検討されるべきアジェンダなのでしょうか。「創造のサイクル」を廻しつつ適正な利用をはかるという目的にとって、現在の著作権に欠けているものがあるとすれば、それは何なのでしょうか。

各界を代表する論客が、今の著作権制度に不足や不満を感ずる点は何か、ざっくばらんに話し合います。その中に、日本と国際社会が保護期間の問題をどう決着させるべきか、決定的なヒントが隠されているかもしれません。
日時2008年415日(火) 午後6:30 - 8:30
場所

慶應義塾大学三田キャンパス東館6F Global Studio
(120席程度)

山手線・京浜東北線 田町駅徒歩8
都営浅草線・三田線 三田駅徒歩7
都営大江戸線 赤羽橋駅徒歩8

主催 著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
慶応義塾大学DMC機構
コンテンツ政策研究会
登壇者 竹熊健太郎(文筆家、編集者)
田村善之(北海道大学大学院法学研究科教授)
野口祐子(弁護士、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン専務理事)
山形浩生(評論家)

*以上、全てthink C発起人・敬称略





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