すき家の「ディストピア飯化」が密かに物議のワケ おっさん客がネットで激怒?も全然笑えない理由
![すき家](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/570/img_19e09ee2941d1c206168088a1b7a29b1506637.jpg)
働き方改革による「ホワイト化」が話題のすき家。しかし、効率化で「温かみがなくなった」と感じている消費者もいるようです(筆者撮影)
牛丼チェーン﹁すき家﹂。そんなすき家での﹁働き方改革﹂が話題だ。
マネーポストWEBの記事﹁﹃時給も高くこんなにいい職場はない﹄ かつてのワンオペ問題を乗り越えて労働環境改善を実現させた﹃すき家の大改革﹄﹂では、すき家がデジタル化を進め、タッチパネル注文やセルフレジを導入してきたことや、深夜帯の時給が1600円〜1900円と他店に比べて高待遇であることを説明。﹁時給も高いので、こんなにいい職場はありませんよ﹂といった現役バイトの声も紹介し、X上で大いに拡散されることとなった。
もともと、すき家では深夜のワンオペがノーマルな状態が続いており、2010年代には、ワンオペの時間帯を狙った﹁ワンオペ強盗﹂も多発。すき家=﹁ブラック﹂というイメージが強かった。2014年には、第三者委員会による報告書によって、労働環境に対する数々の法令違反も指摘され、2019年頃から本格的な働き方改革に乗り出したというわけだ。
店内で﹁テイクアウト容器﹂は味気ない?
徐々にではあっても、労働環境が改善されていくのはいいことだ……と思いながら見ていると、思わぬ反応があることに気づいた。﹁労働環境の改善は喜ばしいけど、店内で食べるのにテイクアウト容器になったのは味気ない﹂といった声が一定数確認できたのだ。 現在、すき家では、従業員の作業量を減らすために、店内飲食であってもプラ容器や発泡スチロール容器、紙皿で料理を提供する店舗がある。テイクアウトで持ち帰る時の容器で、店内で食べるのだ。トピックボードAD
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