ニュース

USB/Wi-Fi経由でAndroidをバックアップ可能になった「EaseUS Todo Backup Free」v6.5

連絡先・SMS・通話履歴・ドキュメント・音楽・写真・動画をバックアップ可能

（2014/1/24 16:05）

「EaseUS Todo Backup Free」v6.5

　CHENGDU YIWO Tech Development Co., Ltd.は15日、フリーのイメージバックアップソフト「EaseUS Todo Backup Free」の最新版v6.5を公開した。最新版の主な変更点は、USB/Wi-Fi経由でAndroid端末内のデータをバックアップ・リストアする機能が追加されたこと。

　Androidのバックアップ機能では、連絡先・SMS・通話履歴・ドキュメント・音楽・写真・動画を選択してバックアップ可能。音楽・写真などはバックアップするファイルの拡張子を編集することもできる。

Android端末内のデータをバックアップする機能

　Android端末内のデータをバックアップするには、まずAndroidの設定で“提供元不明のアプリ”のインストールを許可し、USBケーブルでPCと接続する。次に、本ソフトを起動し、“バックアップ”画面の“Androidバックアップ”項目から切り替わる画面でバックアップするAndroid端末を選択しよう。　すると、Android端末に専用アプリが自動でインストールされるのでアプリを起動し、﹇Go to set﹈ボタンからAndroidの設定を呼び出して“USBデバッグ”を許可すればバックアップの準備が完了する。次回からはUSBケーブルで接続しなくてもWi-Fi接続でバックアップが可能になる仕組み。　あとは、PC上でバックアップするファイルの種類を選択し、Android端末上のアプリで﹇Continue﹈ボタンを押せば、バックアップが開始される。また、リストアは本ソフトの“復元”画面の“Android復元”画面からリストアするファイルとファイルの種類、リストア先のAndroid端末を選べばよい。

Android端末にインストールされる専用アプリ

バックアップを実行すると現れる［Continue］ボタン

　なお、Android端末の“提供元不明のアプリ”のインストールや“USBデバッグ”を許可するとセキュリティレベルが低下してしまうので、バックアップ・リストアが終了したら許可しないように設定を戻しておくとよいだろう。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応しており、家庭内での利用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　2月12日追記：なお本ソフトのアンインストール時に、スタートメニューにある本ソフトとは無関係の一部のショートカットファイルが、複数削除される問題を編集部で確認した。また、インストール時にも削除されるという問題も報告されている。利用の際は必要なショートカットのバックアップを取るなど注意してほしい。