シンボル

記号、特に組織や個人、作品などを象徴するために使われるもの

symbol (sign) 11[1]"symbol""symbolon"(σύμβολον) syn-bole
国のシンボルとして国旗が掲げられる。
南極点南極条約加盟国の旗)
各種宗教のシンボル。

定義

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イコン/インデックス/シンボル

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semioticssemiosis

 (icon)  (index) 使




「日本」のシンボルの例
日本語表記 英語の音声 国旗 ISO 3166-1 サッカー代表 ナショナルカラー
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純粋なシンボルでない国旗の例
+ イコン + インデックス
   

シグナル/シンボル

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記号を、特定的・実践的なシグナル (signal) と、普遍的・観念的なシンボルとに分けることもある。

団体等のシンボル

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使

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コンピュータ科学関連分野における「シンボル」

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この節では、コンピュータ科学や関連分野における専門用語としての「シンボル」を解説する。これは人文学分野におけるシンボル(象徴)とは意味が異なるため注意を要する。

シンボルテーブル

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唯一性のある名前として

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LispSmalltalkRubySymbolinterningen:String interning[2]Lisp shallow access 

人工知能分野

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人工知能分野では、1990年にStevan HarnadがThe Symbol Grounding Problemで提起したsymbol grounding(記号接地あるいは記号着地などと訳されることもある)問題などといった話題に代表される「シンボル」がある。ここでの「シンボル」とは、コンピュータによる情報処理システムが扱っている符号化された情報といったような意味で、究極的にはチューリングマシンがそのテープに読み書きする「記号」のことであり[注 1]、それを自律ロボットのような人工知能システムがいかに「意味」に結びつけ(接地し)物事を理解させるのか、といったことが論点である。

情報理論

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情報理論では、情報源アルファベット符号アルファベットをシンボルという。

脚注

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注釈

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  1. ^ 従って、記号学における議論の多くに関係するような側面は、前提の時点で捨象されている。

出典

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  1. ^ 広辞苑』第5版 (1998)「シンボル」(3)
  2. ^ https://sumim.hatenablog.com/entry/20051029/p1

関連項目

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シンボル

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