一草舎
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一草舎(いっそうしゃ)は、長野県に関する書籍を出版していた長野市の出版社である。一草舎出版とも。
歴史
2004年︵平成16年︶2月創業。創業者は郷土出版社︵松本市︶を創業した高橋将人[1]。所在地は長野県長野市若里5-10-48[2]。
1975年︵昭和50年︶に郷土出版社を創業した高橋であったが、2000年︵平成12年︶2月に解離性大動脈瘤を患い、一度は経営から身を引いたものの、再起し2004年に一草舎を立ち上げた[1]。
高橋の﹁信州以外の本は作らない。そして会社維持だけのための本は作るまい﹂︵引用︶との想いから[1]、﹁信州の本﹂にこだわり、長野ゆかりの童謡、民話、歴史などの出版活動を続けてきた同社であったが、2010年︵平成22年︶6月に任意整理による解散をした[要出典]。
2010年7月、宮帯出版社︵京都府京都市上京区︶が発売元となって全国の書店に流通させている[3]。
脚注
(一)^ abc“長野商工会議所だより 2004年12月号 No. 677 人きらっとひかる 高橋 将人さん︵一草舎出版︶”. 長野商工会議所 (2004年12月). 2008年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月23日閲覧。
(二)^ “信州にこだわる 一草舎”. 一草舎. 2007年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月23日閲覧。
(三)^ “会社案内”. 宮帯出版社. 2022年1月23日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 信州にこだわる 一草舎 - ウェイバックマシン(2007年9月5日アーカイブ分)
- 商品一覧 一草舎発行 - 宮帯出版社
- 国立国会図書館サーチ 一草舎
- “一草舎:消える小さな出版社 出したい本、まだあったが… /長野”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2010年3月9日)[リンク切れ]
- “「一草舎出版」解散へ”. 読売新聞 (読売新聞社). (2010年3月15日)[リンク切れ]