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* [[1947年]](昭和22年) - 第1回[[ウォルター・ウェストン#死後|ウェストン祭]] - 以後毎年6月第1日曜の前日〜翌日に開催 |
* [[1947年]](昭和22年) - 第1回[[ウォルター・ウェストン#死後|ウェストン祭]] - 以後毎年6月第1日曜の前日〜翌日に開催 |
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* [[1949年]](昭和24年) - 上高地の主であった[[内野常次郎]]が窮乏のまま死す |
* [[1949年]](昭和24年) - 上高地の主であった[[内野常次郎]]が窮乏のまま死す |
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* [[1954年]](昭和29年)1月20日 - 県道松本槍ケ岳線の一部を[[長野県道24号上高地公園線|主要地方道上高地公園線]]に指定<ref>昭和29年建設省告示第16号</ref>。 |
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*[[File:Kamikochi Taisho-ike04n3200.jpg|thumb|大正池と立ち枯れの木々と穂高岳]][[1952年]](昭和27年) - 国の特別名勝および特別天然記念物に指定される |
*[[File:Kamikochi Taisho-ike04n3200.jpg|thumb|大正池と立ち枯れの木々と穂高岳]][[1952年]](昭和27年) - 国の特別名勝および特別天然記念物に指定される |
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* [[1975年]](昭和50年) - 7〜8月の[[マイカー規制]]開始 |
* [[1975年]](昭和50年) - 7〜8月の[[マイカー規制]]開始 |
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* [[2010年]](平成22年)6月28日 - [[安房峠道路]]の無料化社会実検開始(約1年間) |
* [[2010年]](平成22年)6月28日 - [[安房峠道路]]の無料化社会実検開始(約1年間) |
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* [[2011年]](平成23年)4月27日 - 上高地開山祭が開催され、映画[[岳 みんなの山#映画『岳-ガク-』|『岳-ガク-』]]主演の[[小栗旬]]と[[長澤まさみ]]が特別ゲストとして参加<ref>{{Cite web |date=2011-04-28 |url=https://www.oricon.co.jp/news/87136/full/ |title=長澤まさみ「目指すはエベレスト」 上高地開山祭で堂々宣言 |publisher=オリコン |accessdate=2020-07-16}}</ref> |
* [[2011年]](平成23年)4月27日 - 上高地開山祭が開催され、映画[[岳 みんなの山#映画『岳-ガク-』|『岳-ガク-』]]主演の[[小栗旬]]と[[長澤まさみ]]が特別ゲストとして参加<ref>{{Cite web |date=2011-04-28 |url=https://www.oricon.co.jp/news/87136/full/ |title=長澤まさみ「目指すはエベレスト」 上高地開山祭で堂々宣言 |publisher=オリコン |accessdate=2020-07-16}}</ref> |
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* [[2020年]]︵令和2年 |
* [[2016年]](平成28年)[[7月19日]] - 県道上高地公園線に上高地トンネル開通<ref>{{Cite news|url=https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160720/KT160719ATI090012000.php |title=夏山への誘い588メートル 上高地トンネル開通 |newspaper=信濃毎日新聞 |date=2016-07-20}}</ref>。 |
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* [[2020年]]([[令和]]2年) |
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** 4月22日 - 同日以降、長野・岐阜県境周辺を震源とする地震が頻発。5月22日までの1か月間で震度1以上の地震は150回近くに達し、中には松本市安曇で最大震度4を観測する強いものもあった。上高地周辺では、雪崩や土砂崩落等が発生する影響があったが、後述する立ち入り自粛の規制が引かれていたこともあり、人的被害は発生しなかった<ref>{{Cite web |date=2020-05-22 |url=https://www.fnn.jp/articles/-/45131 |title=止まぬ地震...長野・岐阜県境で1ヵ月﹃約150回﹄ 穂高連峰で雪崩も 気象台﹁数ヵ月続く恐れも﹂ |publisher=FNN |accessdate=2020-05-24}}</ref>
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** 5月 - [[2019新型コロナウイルス]]感染拡大のため、路線バスが5月15日まで運休、タクシー、ホテル、旅館、山小屋も同期間営業を自粛することとなった。5月16日に自主規制は解除されたが、交通機関の運行本数は減らされ、旅館の営業等も限定的なものとなった<ref>{{Cite web |date=2020-05-01 |url=https://www.asahi.com/articles/ASN515QB0N4YUOOB002.html |title=観光客も登山者も姿なく 北アルプス玄関口の上高地 |publisher=朝日新聞 |accessdate=2020-05-24}}</ref><ref>{{Cite web |date=2020-05-19 |url=https://mainichi.jp/articles/20200519/ddl/k20/040/077000c |title=新型コロナ 緊急事態解除後の上高地 観光再開、人影まばら 宿泊施設、多くが休業 |publisher=毎日新聞 |accessdate=2020-05-24}}</ref>
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== 生息生物 == |
== 生息生物 == |
2020年7月16日 (木) 16:09時点における版
概要
人間史
●17世紀 - 古来より﹁神河内徳郷︵かみこうちとくごう︶﹂と呼ばれていた上高地の明神地区に、樹木伐採のため松本藩の役人小屋が作られる︵後の明神館︶ ●1828年︵文政11年︶ - 越中富山の僧侶播隆︵ばんりゅう︶が槍ヶ岳に登り、仏像を安置する ●1885年︵明治18年︶ - 上高地牧場開設 ●1896年︵明治29年︶ - ウォルター・ウェストンが日本アルプスをイギリスに紹介 ●1910年︵明治43年︶ - 河童橋を、丸太の跳ね橋から吊り橋に変更 ●1915年︵大正4年︶ - 焼岳の噴火で梓川が堰き止められ、大正池が形成される ●1924年︵大正13年︶ - 手掘り工事により旧釜トンネル開通 ●1926年︵昭和2年︶ - 中ノ湯まで車道開通 ●1927年︵昭和3年︶ - 霞沢発電所への取水ダムを大正池に設置 - 上高地および河童橋を題材にした芥川龍之介の小説﹃河童﹄発表 - 日本八景の渓谷部門で天竜峡を抑えて選定される ●1928年︵昭和4年︶ - 国の名勝および天然記念物に指定される。中ノ湯まで乗合バス運行 ●1933年︵昭和8年︶ - 乗合バスを大正池まで延長。帝国ホテル開業 ●1934年︵昭和9年︶ - 中部山岳国立公園に指定される。上高地牧場閉鎖 ●1935年︵昭和10年︶ - 乗合バスを河童橋まで延長。徳沢牧場閉鎖 ●1937年︵昭和12年︶ - ウェストン碑を建立 ●1947年︵昭和22年︶ - 第1回ウェストン祭 - 以後毎年6月第1日曜の前日〜翌日に開催 ●1949年︵昭和24年︶ - 上高地の主であった内野常次郎が窮乏のまま死す ●1954年︵昭和29年︶1月20日 - 県道松本槍ケ岳線の一部を主要地方道上高地公園線に指定[1]。生息生物
梓川や大正池には渡りをしないマガモが住んでおり、ほとんどの個体は人を恐れない。ニホンザルも通年住んでおり、冬季は下北半島の北限ニホンザルよりも厳しい条件である当地で越冬する。外来種
もともと梓川や大正池にはイワナが優占種として生息していたが、1925年以降カワマス、ブラウントラウトが放流された。現在ではイワナとカワマス、ブラウントラウトの純粋種の他に、放流された3魚種の自然交雑種が生息し、イワナは優占種では無くなった[7]。ただし、自然交雑種のF1︵雑種第1代︶は雑種強勢の特長が現れるが、戻し交配を含むF2︵雑種第2代︶は雑種崩壊により生存性と繁殖力が極端に弱く、イワナ純粋種は存続すると見られている[8]。 上高地に生息するゲンジボタルが、人為的に持ち込まれた可能性が高いと、安曇野市が2010年12月11日に長野市で開いた研究会で民間の自然環境調査団体が発表した。ゲンジボタルは2000年ごろから梓川沿いの池で確認されるようになり、上高地の水温は年間通して10度以下で、ホタルの成育に適さないが、この池は温泉の影響で水温が高く、餌となるカワニナも生息しており、ホタルが増殖する条件が整っていた。遺伝子解析の結果、すべて西日本に生息するゲンジボタルが起源の遺伝子であった[9][10]。 環境省が2012年に行った外来植物に関する調査では、特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウなど、55種の外来植物が確認された[11]。植物
名所
-
梓川、背景は焼岳
-
明神池
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明神橋
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岳沢湿原
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河童橋、背景は明神岳
-
田代池、背景は六百山
-
田代湿原
-
千丈沢、背景は焼岳
-
大正池
主な施設
情報発信施設
主な宿泊施設
- 上高地明神館、山のひだや、嘉門次小屋
- 五千尺ホテル上高地、THE PARKLODGE上高地(前・五千尺ロッヂ)
- 上高地ホテル白樺荘、上高地西糸屋山荘、上高地アルペンホテル
- 上高地ルミエスタホテル(旧・上高地清水屋ホテル)、上高地温泉ホテル
- 上高地帝国ホテル
- 大正池ホテル
- 中の湯温泉旅館
-
上高地帝国ホテル
温泉
周辺の主な山
山容 | 山名 | 標高 (m) |
三角点 等級 |
備考 |
---|---|---|---|---|
穂高岳 | 3,190 | 日本百名山 3,090m(一等三角点・前穂高岳) | ||
槍ヶ岳 | 3,180 | 日本百名山 | ||
焼岳 | 2,455 | 二等 | 日本百名山、活火山 | |
蝶ヶ岳 | 2,677 | 2,664m(三等三角点) | ||
常念岳 | 2,857 | 日本百名山 2,662m(一等三角点・前常念岳) | ||
霞沢岳 | 2,646 | 二等 | 日本二百名山 |
交通・アクセス
道路は、松本市街や岐阜県高山市の方面に国道158号がある。なお、一部地図では通行可能に見える上高地乗鞍スーパー林道の白骨温泉 - 安房峠間は、2003年の雪崩に伴う橋梁等の流失により閉鎖されており通行できない。 かつて、岐阜県側からのルートは、国道158号安房峠を経た九十九折りの狭い峠道を大型観光バスが離合する難所であったため、行楽シーズンには大渋滞を引き起こし、また晩秋から春にかけては積雪のために冬季閉鎖されていた。1997年︵平成9年︶に安房峠道路︵安房トンネル︶が完成して交通難が解消されると同時に、高山側から中ノ湯への通年アクセスが可能になった。公共交通機関
マイカー利用
中ノ湯から上高地へ向かう長野県道24号上高地公園線は、通年でマイカー規制が行われているため、一般車は通行できない。一般車は、長野県側の沢渡︵さわんど︶駐車場か岐阜県側の平湯温泉に近いアカンダナ駐車場に車を止め、シャトルバスかタクシーを利用して上高地バスターミナルへ向かう。観光バスやマイクロバスは乗り入れ可能であるが、土曜・日曜を中心とした特定日︵2016年は7〜10月の25日間︶は、沢渡︵さわんど、長野県側︶か平湯︵岐阜県側︶でシャトルバスに乗換が必要となり[12][13]、路線バス、タクシー、自転車[14]、緊急車両のみ通行可。上高地への入口には民間の警備員がおり、一般車両の誤進入に備えている。その他
照明と歩道を完備した新釜トンネル開通後は、下記記載の冬季閉鎖期間中含め、徒歩でも上高地に入ることが可能で、バスがない時期でも積雪期の上高地に徒歩で入る人が増えている。ただ、中の湯には一般向けの駐車場が存在しないため、中の湯までは、タクシー、松本-高山の路線バス、中の湯温泉旅館に宿泊して旅館の駐車場を利用、の、いずれかの方法が使われる。また、釜トンネル内は傾斜が10度以上の急勾配であるため、自転車や徒歩ではやや難しい。- 冬期閉鎖
- 中ノ湯から上高地までの間(長野県道24号上高地公園線の釜トンネル手前から奥の区間)は冬季(例年11月16日から翌4月16日だが、積雪状況により前後する)閉鎖されている。(徒歩では入山可能)
- 夜間通行禁止
- 中ノ湯から上高地までの間(長野県道24号上高地公園線の釜トンネル手前から奥の区間)は、夜間緊急車両以外の通行が禁止されている。
脚注
関連項目
- 中部山岳国立公園、飛騨山脈(北アルプス)
- 梓川、河童橋、大正池、焼岳、穂高岳
- ウォルター・ウェストン
- 上條嘉門次
- 木村殖
- 安曇村
- アルピコ交通 - シャトルバスとしてハイブリッドカーを導入
- 濃飛バス - シャトルバス運行
- アルピコ交通上高地線 - 新島々駅から乗り換え
- リゾート
- 日本国指定名勝の一覧、日本新八景、天然記念物
- 長野県道24号上高地公園線、釜トンネル
- 三菱電機 - かつて「上高地」というエアコンを発売していたことがある