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「擬宝珠家」の版間の差分

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'''擬宝珠家'''(ぎぼしけ)は、[[秋本治]]の漫画『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』、ならびにそれを原作としたアニメに登場する架空の一族である。

'''擬宝珠家'''(ぎぼしけ)は、[[秋本治]]の漫画『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』、ならびにそれを原作としたアニメに登場する架空の一族である。



なお当記事では、擬宝珠家が経営している[[寿司]]店「'''超神田寿司'''」(ちょうかんだずし)についても併せて解説する。

なお当記事では、擬宝珠家が経営している[[寿司]]店「'''超神田寿司'''」(ちょうかんだずし)についても併せて解説する。

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新葛飾署交通課に勤務。夏春都の[[孫]]。[[両津勘吉]]の[[再従妹]]。誕生日は[[4月30日]]。初登場時は19歳だったがすぐに誕生日を迎え20歳になった。血液型O型。身長173cm、体重50kg。スリーサイズは85・59・84。髪型は[[ポニーテール]]。一人称は「あたし」。気が強く、男っぽい性格で男口調(登場初期は、女性らしい口調であった)。誰に対しても[[タメ口]]で、署長などの上司に対してもタメ口のため両津にあきれられ、言葉遣いを直すようにと夏春都からも注意された。但し、磯鷲剣之介に対しては敬語である。そのことで早矢に相談し、心が穏やかになるようにと箏と茶道を勧められ、後述の安全運転競技会の優勝でもらった署長ボーナス100万円で茶道具と箏を買い、両津に驚愕された。箏の腕は少しずつではあるが上達しているが、両津からも「女らしさに欠ける」「水着姿も色気が無い」などとよく言われる。実家は[[神田 (千代田区)|神田]]で寿司屋「[[#超神田寿司|超神田寿司]]」を営んでおり、兄に憂鬱(ゆううつ)、妹に檸檬(レモン)と蜜柑(ミカン)がいる。寿司屋という家柄から夜は12時就寝、朝は4時起床で、学生時代は学校にいつも一番乗りしている。化粧などはしておらず、洗髪にも[[卵シャンプー]]しか使わない。そのため身支度は両津よりも速い。制服に[[スニーカー]]姿がトレードマークで、冬服の時期でも上着を着ずに勤務している。

新葛飾署交通課に勤務。夏春都の[[孫]]。[[両津勘吉]]の[[再従妹]]。誕生日は[[4月30日]]。初登場時は19歳だったがすぐに誕生日を迎え20歳になった。血液型O型。身長173cm、体重50kg。スリーサイズは85・59・84。髪型は[[ポニーテール]]。一人称は「あたし」。気が強く、男っぽい性格で男口調(登場初期は、女性らしい口調であった)。誰に対しても[[タメ口]]で、署長などの上司に対してもタメ口のため両津にあきれられ、言葉遣いを直すようにと夏春都からも注意された。但し、磯鷲剣之介に対しては敬語である。そのことで早矢に相談し、心が穏やかになるようにと箏と茶道を勧められ、後述の安全運転競技会の優勝でもらった署長ボーナス100万円で茶道具と箏を買い、両津に驚愕された。箏の腕は少しずつではあるが上達しているが、両津からも「女らしさに欠ける」「水着姿も色気が無い」などとよく言われる。実家は[[神田 (千代田区)|神田]]で寿司屋「[[#超神田寿司|超神田寿司]]」を営んでおり、兄に憂鬱(ゆううつ)、妹に檸檬(レモン)と蜜柑(ミカン)がいる。寿司屋という家柄から夜は12時就寝、朝は4時起床で、学生時代は学校にいつも一番乗りしている。化粧などはしておらず、洗髪にも[[卵シャンプー]]しか使わない。そのため身支度は両津よりも速い。制服に[[スニーカー]]姿がトレードマークで、冬服の時期でも上着を着ずに勤務している。




[[]]!![[Google]][[|LED]][[|]]使175-2[[iPhone]]輿

両津、夏春都、檸檬と比較すると常識的なほうだが、興味の無い事や身近過ぎる事には非常に無知で、時には両津を凌ぐほどの[[常識]]外れた粗暴な発言や行動をすることも多い。最新の情報機器や科学にも疎く、[[Google]]や[[発光ダイオード|LED]]さえ知らなかった。そのため携帯電話は、夏春都の[[古物|お古]]を使っていたが、機種に関するサービスが終了すると共に両津と新機種の購入を考えた結果、175-2から両津の[[iPhone]]を永久借用している。また最初は、祭りで神輿の上に乗るという理由で浅草を田舎と称したこともある。彼女がメインヒロインを務めるエピソードは多く、しかも両津とは結婚寸前まで関係が進んだことがある(いとこ婚ならぬ「はとこ婚」)。



夏春都が彼の腕の確かを見て薦めている事も理由の一つであるが、纏が勘吉の長所に惚れた事が最大の要因となっている(不良から纏を庇った事、いつも無愛想な檸檬を喜ばせた事など)。一方の両津も纏を意識しており、嫁よりお金に着目してしまう自分自身に疑問視していたり(+夫婦で寿司屋を営むと言った妄想も)、結婚寸前を機に今まで彼女を名字呼びしていたのを「纏」呼びに改めていたりと、お互い本気であった事が窺えられた。両津が両津家の人間と知った夏春都の猛反対や、さらに両津の両親(纏のいとこおじ・おば)の近親婚紛いへの困惑があるも、纏はそれでも夏春都の反対を押し切り両津と結婚しようする。夏春都も(好きにしな)と承諾。しかし、擬宝珠家の資産に目が眩んだ両津の守銭奴ぶりを目の当たりにしたため破談になっている。作者曰く、「両さんと纏が本当に結婚したら、『こち亀』という作品自体にオチがついてしまう<ref name="『両さんと歩く下町』p.196">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.196</ref>」「又いとこだったことを明らかにして、好き嫌いの関係とは違う身内どうしにしてしまったわけです<ref name="『両さんと歩く下町』p.196"/>」。作者によると、両津が誰かと結婚して家族を持ったらどうなるかという[[シミュレーション]]も兼ねてキャラクターを動かしているという(いわば疑似的な家族を持たせる目的)<ref name="『両さんと歩く下町』p.196"/>。

夏春都が彼の腕の確かを見て薦めている事も理由の一つであるが、纏が勘吉の長所に惚れた事が最大の要因となっている(不良から纏を庇った事、いつも無愛想な檸檬を喜ばせた事など)。一方の両津も纏を意識しており、嫁よりお金に着目してしまう自分自身に疑問視していたり(+夫婦で寿司屋を営むと言った妄想も)、結婚寸前を機に今まで彼女を名字呼びしていたのを「纏」呼びに改めていたりと、お互い本気であった事が窺えられた。両津が両津家の人間と知った夏春都の猛反対や、さらに両津の両親(纏のいとこおじ・おば)の近親婚紛いへの困惑があるも、纏はそれでも夏春都の反対を押し切り両津と結婚しようする。夏春都も(好きにしな)と承諾。しかし、擬宝珠家の資産に目が眩んだ両津の守銭奴ぶりを目の当たりにしたため破談になっている。作者曰く、「両さんと纏が本当に結婚したら、『こち亀』という作品自体にオチがついてしまう<ref name="『両さんと歩く下町』p.196">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.196</ref>」「又いとこだったことを明らかにして、好き嫌いの関係とは違う身内どうしにしてしまったわけです<ref name="『両さんと歩く下町』p.196"/>」。作者によると、両津が誰かと結婚して家族を持ったらどうなるかという[[シミュレーション]]も兼ねてキャラクターを動かしているという(いわば疑似的な家族を持たせる目的)<ref name="『両さんと歩く下町』p.196"/>。



両津に対しては辛口の発言(特に超神田寿司絡みでは「口から産まれた根っからの詐欺師」「ペテン師」「言いなりになると破産する」など、半ば暴言に近い)が多いが嫌ってはおらず、2人で出かけたり、誕生日に不器用ながら手編みのマフラーを贈るなど、比較的仲は良好である。また麗子からは、大原や彼女がいない時の両津のお目付け役をたまに頼まれている。また彼女の登場に従い両津もツッコミキャラになることが多くなった。

両津に対しては辛口の発言(特に超神田寿司絡みでは「口から産まれた根っからの詐欺師」「ペテン師」「言いなりになると破産する」など、半ば暴言に近い)が多いが嫌ってはおらず、2人で出かけたり、誕生日に不器用ながら手編みのマフラーを贈るなど、比較的仲は良好である。また麗子からは、大原や彼女がいない時の両津のお目付け役をたまに頼まれている。また彼女の登場に従い両津もツッコミキャラになることが多くなった。

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第183巻第2話によれば、35年後には夏春都と共に日本橋で呉服店を営んでいる。

第183巻第2話によれば、35年後には夏春都と共に日本橋で呉服店を営んでいる。



連続放送のアニメ終了後のスペシャルでは、夏春都や檸檬とは異なりアニメ最終回(第344話)のおまけを最後に『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日]]』(以下『こち亀 THE FINAL』)まで12年間登場しなかった。

連続放送のアニメ終了後のスペシャルでは、夏春都や檸檬とは異なりアニメ最終回(第344話)のおまけを最後に『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日]]』(以下『こち亀 THE FINAL』)まで12年間登場しなかった。



=== 夏春都 ===

=== 夏春都 ===

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声の出演 - [[小宮孝泰]]

声の出演 - [[小宮孝泰]]




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「[[ゲパルト自走対空砲|ゲパルト]](=Gepard)」の名は[[ドイツ]]の対空戦車名に由来するため、両津は最初夏春都をドイツ人かと思った。誕生日は[[5月10日]]。[[算盤]]の速度は指が見えないほどに速い。[[三味線]]を得意とし、普段は右利きだがその時だけ左利きになる(両津曰く「[[ポール・マッカートニー]]みたい」)。[[情報技術|IT]]知識が豊富で、パソコンや携帯電話を使いこなし、現在パソコンはソニーの[[VAIO|VAIOZ]]<ref>現在のVAIOは[[VAIO (企業)|ソニーから切り離され、独立している]](ただし、ソニーの公式ページには2021年現在も引き続き掲載されている)。</ref>、携帯電話は[[ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ|ソニー・エリクソン]]<ref>連載当時。現在のXperiaはソニー名義。</ref>の[[Xperia]]を使っており、[[DVD]]についても詳しい。だがテレビは旧式のブラウン管テレビを好む(ブラウン管テレビを見続けた世代であり、液晶テレビは鮮明すぎて気味が悪く、ブラウン管のボヤッとした温かみがいいとのこと)。盆栽の趣味は老後のためにとっておくらしい。両津家出身のため、商売人気質があり、出すアイデアは時に両津のものすら超えていると評されることもある。擬宝珠家の自家用車は[[ジャガー (自動車)|ジャガー]](上級モデルである[[デイムラー・ダブルシックス]])。纏が母親の桔梗から警察官になることを反対されている時に彼女が桔梗をなだめた結果、纏は警察官になることができた。

「[[ゲパルト自走対空砲|ゲパルト]](=Gepard)」の名は[[ドイツ]]の対空戦車名に由来するため、両津は最初夏春都をドイツ人かと思った。誕生日は[[5月10日]]。[[算盤]]の速度は指が見えないほどに速い。[[三味線]]を得意とし、普段は右利きだがその時だけ左利きになる(両津曰く「[[ポール・マッカートニー]]みたい」)。[[情報技術|IT]]知識が豊富で、パソコンや携帯電話を使いこなし、現在パソコンはソニーの[[VAIO|VAIOZ]]<ref>現在のVAIOは[[VAIO (企業)|ソニーから切り離され、独立している]](ただし、ソニーの公式ページには2021年現在も引き続き掲載されている)。</ref>、携帯電話は[[ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ|ソニー・エリクソン]]<ref>連載当時。現在のXperiaはソニー名義。</ref>の[[Xperia]]を使っており、[[DVD]]についても詳しい。だがテレビは旧式のブラウン管テレビを好む(ブラウン管テレビを見続けた世代であり、液晶テレビは鮮明すぎて気味が悪く、ブラウン管のボヤッとした温かみがいいとのこと)。盆栽の趣味は老後のためにとっておくらしい。両津家出身のため、商売人気質があり、出すアイデアは時に両津のものすら超えていると評されることもある。擬宝珠家の自家用車は[[ジャガー (自動車)|ジャガー]](上級モデルである[[デイムラー・ダブルシックス]])。纏が母親の桔梗から警察官になることを反対されている時に彼女が桔梗をなだめた結果、纏は警察官になることができた。

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第183巻第2話によれば35年後も140歳にして健在であり、纏と共に日本橋で呉服店を営んでいる。

第183巻第2話によれば35年後も140歳にして健在であり、纏と共に日本橋で呉服店を営んでいる。




[[]]<ref></ref> 2使使[[]]

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なお、声を演じた小宮と両津役の石井は、共に[[コント赤信号]]のメンバーで旧知の仲である。



=== 檸檬 ===

=== 檸檬 ===

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声の出演 - [[齋藤彩夏]]

声の出演 - [[齋藤彩夏]]




[[]]45[[1211]]O95cm15kg140416kg[[]]<ref>209!</ref>

纏の妹。[[幼稚園]]児。年齢は4歳(アニメでは5歳)。誕生日は[[12月11日]]。血液型はO型。身長95cm、体重15kg(第140巻第4話では16kg)。髪型はツインテール。顔は美少女と言って良く、電極+は檸檬に一目惚れをしている。初期は[[感情]]が無く無愛想であったが、両津と出会ってから明るい性格になり、よく懐き心を許している。原作では両津の一カ月間の謹慎の際に初登場したが、アニメでは両津と纏の結婚騒動の後に初登場しており、両津の謹慎中にフランスに留学していた<ref>アニメ第209話「スーパー幼稚園児檸檬!」留学理由は本場の三ツ星レストランのフランス料理を食べさせるため。</ref>。



両津のことを大切な家族であると思っており自己分析のセルフアレンジメントで、「大切なもの」に実兄の憂鬱より、両津の名前を先に書いているほど。ただし、明らかに両津が悪事をした時は、あきれて窘める。

両津のことを大切な家族であると思っており自己分析のセルフアレンジメントで、「大切なもの」に実兄の憂鬱より、両津の名前を先に書いているほど。ただし、明らかに両津が悪事をした時は、あきれて窘める。

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食パンが大嫌いであったが(家では和食中心の食事でパンが出ないうえ<ref>檸檬がパンに慣れるために、擬宝珠家の朝食が毎朝パンになった際、夏春都が「102年生きてて、朝からパンは初めてだよ」と呟いている。</ref>、パン独特のパサパサ感や口の中の水分を持って行かれるのが苦手。ただしパサパサ感が軽減するサンドウィッチであれば食べられる)、蜜柑によって食べられるようになった。顔には出さないが、人参が苦手。

食パンが大嫌いであったが(家では和食中心の食事でパンが出ないうえ<ref>檸檬がパンに慣れるために、擬宝珠家の朝食が毎朝パンになった際、夏春都が「102年生きてて、朝からパンは初めてだよ」と呟いている。</ref>、パン独特のパサパサ感や口の中の水分を持って行かれるのが苦手。ただしパサパサ感が軽減するサンドウィッチであれば食べられる)、蜜柑によって食べられるようになった。顔には出さないが、人参が苦手。



理想の男性として両津の名前を挙げており、恋心を抱いている電極+がショックを受けたことがある。アニメ版ではぎっくり腰になった父親の代理で幼稚園の父親参観に両津が参加した際にクラスメイトの父親(両津の知人)の恰好を茶化した少年を迷わず戒めた両津を見て、纏に対して(本気か冗談かは定かではないが)「纏がいらないなら自分が勘吉のお嫁さんになる」と言っており、その話を聞いた夏春都は幼稚園児をたぶらかしたとして、両津は夏春都になぎなたで追い回される羽目になった。そのためかたびたび擬宝珠家を追い出された両津に食料を持っていくなどしている。アニメでは両津を初対面時のみ軽んじていたが、その後は人間的にも尊敬している発言がたびたび見受けられる<ref>纏から両津家と擬宝珠家との因縁や両津が擬宝珠家の蔵にある財宝を盗もうとした事を聞くが、「それは兄妹(勘兵衛と夏春都)の問題であり、勘吉は関係ない」「結婚の話を破局され、勘吉がヤケを起こしたからだ」と述べており、「皆、勘吉の悪い所ばかりを見ているから本当の良い所を知らないんだ」と、両津は根っから悪い奴ではないと信じている。</ref>。

理想の男性として両津の名前を挙げており、恋心を抱いている電極+がショックを受けたことがある。アニメ版ではぎっくり腰になった父親の代理で幼稚園の父親参観に両津が参加した際にクラスメイトの父親(両津の知人)の恰好を茶化した少年を迷わず戒めた両津を見て、纏に対して(本気か冗談かは定かではないが)「纏がいらないなら自分が勘吉のお嫁さんになる」と言っており、その話を聞いた夏春都は幼稚園児をたぶらかしたとして、両津は夏春都になぎなたで追い回される羽目になった。そのためかたびたび擬宝珠家を追い出された両津に食料を持っていくなどしている。アニメでは両津を初対面時のみ軽んじていたが、その後は人間的にも尊敬している発言がたびたび見受けられる<ref>纏から両津家と擬宝珠家との因縁や両津が擬宝珠家の蔵にある財宝を盗もうとした事を聞くが、「それは兄妹(勘兵衛と夏春都)の問題であり、勘吉は関係ない」「結婚の話を破局され、勘吉がヤケを起こしたからだ」と述べており、「皆、勘吉の悪い所ばかりを見ているから本当の良い所を知らないんだ」と、両津は根っから悪い奴ではないと信じている。</ref>。




163-91

両津も檸檬や蜜柑に対しては実の親以上に親バカの一面を見せている。163-9では、檸檬の弁当を作っていることが判明。成長期であることに配慮し、味・見た目・栄養の全てにおいて非常に凝った弁当を、1か月間全く別メニューで作っている。また、先述のハムスター惨殺事件の際には強い憤り・怒りを見せ、犯人である高校生たちに懲戒免職覚悟で鉄拳制裁を食らわせたうえで身柄を引きずり、檸檬の前にて自分たちの罪を告白させている。アニメでは檸檬が京都行きの新幹線を名古屋で途中下車(老人に親切している間に新幹線が出発してしまった)してしまった時に、走行中の新幹線から飛び降りさらには走行中の対向車に飛び乗ってまで檸檬を迎えに行っていた。檸檬に対してはかなり過保護に接するため、他人からは別人格とまで言われている。しかし二人は顔立ちが似ておらず両津の人相が悪いため、たびたび誘拐犯に間違えられている。勘吉が悪い事をした時には説教をして諭し、勘吉はそれによって心を入れ替えている。両津とは又従兄妹(はとこ)関係だが、年齢は数十歳離れており、周囲からは親子と勘違いされる程である。




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前述のとおり、誕生日は12月11日であるが、これは作者の秋本治と同じである。作者によると、初期構想では「麗子の従妹というような設定で、もともとは活発な金髪のフランス人だった<ref name="『両さんと歩く下町』p.216">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.216</ref>」とのこと。それが日本的なイメージに変わってしまい、現在のキャラクターになった。設定は大きく変わったものの、髪型はもともとのイメージのままだと語っている(すなわち、今の姿をそのまま金髪にしたものが構想時のデザインである)<ref name="『両さんと歩く下町』p.216"/>。

前述のとおり、誕生日は12月11日であるが、これは作者の秋本治と同じである。作者によると、初期構想では「麗子の従妹というような設定で、もともとは活発な金髪のフランス人だった<ref name="『両さんと歩く下町』p.216">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.216</ref>」とのこと。それが日本的なイメージに変わってしまい、現在のキャラクターになった。設定は大きく変わったものの、髪型はもともとのイメージのままだと語っている(すなわち、今の姿をそのまま金髪にしたものが構想時のデザインである)<ref name="『両さんと歩く下町』p.216"/>。

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[[623]]O72cm8.4&nbsp;kg

[[623]]O72cm8.4&nbsp;kg


纏と檸檬の妹。多少言葉を発することができる(最初にしゃべった言葉は「れもん」、二番目に「イチロー(両津の別名)」)。「蜜柑」の名前は[[週刊少年ジャンプ]]の[[読者]]から一般公募で決定された名前で、姉の檸檬にちなんで名づけられた。アニメでは夏春都が決めていた名前の中から檸檬が選んでつけたという設定になっている。

纏と檸檬の妹。多少言葉を発することができる(最初にしゃべった言葉は「れもん」、二番目に「イチロー(両津の別名)」)。「蜜柑」の名前は[[週刊少年ジャンプ]]の[[読者]]から一般公募で決定された名前で、姉の檸檬にちなんで名づけられた。アニメでは夏春都が決めていた名前の中から檸檬が選んでつけたという設定になっている。



アニメでは両津があやすと泣き止んだという描写がある。

アニメでは両津があやすと泣き止んだという描写がある。



夏春都の孫ではあるが、祖母との年齢が100以上離れており、実兄の憂鬱や実姉の纏とは親子ほど年が離れている。

夏春都の孫ではあるが、祖母との年齢が100以上離れており、実兄の憂鬱や実姉の纏とは親子ほど年が離れている。

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ぎぼし きいちろう

ぎぼし きいちろう



夏春都の夫で夜婁紫喰の父、纏たちの祖父にあたる。工兵として従軍していたが、太平洋戦争(第二次大戦)で戦死した。夏春都によると「面倒見がよくて 自分より人の事を考えていた」タイプの人間だったらしい。原作の153巻によれば神田の[[交通博物館]](1936年開館・2006年閉館)開業の際にも、寿司をさし入れたり展示や模型製作の手伝いをしたりしていた。アニメ未登場のため声優はなし。遺品の軍用時計の中には「夏春都」の文字を彫っていた。

夏春都の夫で夜婁紫喰の父、纏たちの祖父にあたる。工兵として従軍していたが、太平洋戦争(第二次大戦)で戦死した。夏春都によると「面倒見がよくて 自分より人の事を考えていた」タイプの人間だったらしい。原作の153巻によれば神田の[[交通博物館]](1936年開館・2006年閉館)開業の際にも、寿司をさし入れたり展示や模型製作の手伝いをしたりしていた。アニメ未登場のため声優はなし。遺品の軍用時計の中には「夏春都」の文字を彫っていた。



== 作品中における位置付け ==

== 作品中における位置付け ==

『こち亀』の舞台初演や劇場[[アニメーション映画]]版第1作『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE]]』の封切りなどの大きな出来事が相次いだ<ref name="『両さんと歩く下町』p.186">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.186</ref>。これを受けて「漫画のほうでも頑張らなければ」と発起した作者が、その年のうちに新しいキャラクターを出そうと決めたことから全てが始まった<ref name="『両さんと歩く下町』p.186"/>。第118巻において、擬宝珠纏が超神田寿司とともに作中に登場し、以後のストーリーにおいて大きな位置を占めている。これは、作者の秋本治が当時「両津に家族がいたら面白いかもしれない」との考えに至ったためである。ただ、両津の結婚はストーリー上、不可能であり、両津の両親や兄弟もすでに登場済みでそこからストーリーを膨らますことも出来なかった。よって、それまでのストーリーとは全く違った存在が必要であったので超神田寿司を経営する擬宝珠家が登場した。擬宝珠家の家紋は[[笹竜胆]]である(第273話より)。

『こち亀』の舞台初演やアニメ映画第1作『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE]]』の封切りなどの大きな出来事が相次いだ<ref name="『両さんと歩く下町』p.186">秋本治『両さんと歩く下町――「こち亀」の扉絵で綴る東京情景』(2004) p.186</ref>。これを受けて「漫画のほうでも頑張らなければ」と発起した作者が、その年のうちに新しいキャラクターを出そうと決めたことから全てが始まった<ref name="『両さんと歩く下町』p.186"/>。第118巻において、擬宝珠纏が超神田寿司とともに作中に登場し、以後のストーリーにおいて大きな位置を占めている。これは、作者の秋本治が当時「両津に家族がいたら面白いかもしれない」との考えに至ったためである。ただ、両津の結婚はストーリー上、不可能であり、両津の両親や兄弟もすでに登場済みでそこからストーリーを膨らますことも出来なかった。よって、それまでのストーリーとは全く違った存在が必要であったので超神田寿司を経営する擬宝珠家が登場した。擬宝珠家の家紋は[[笹竜胆]]である(第273話より)。




[[ ()|]]寿寿

[[ ()|]]寿寿
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第120巻から第160巻ぐらいにかけて、擬宝珠家ならびに超神田寿司の全盛期を迎えた。特に、第120巻代後半から130巻代後半にかけ、擬宝珠家および超神田寿司関係メイン(纏・檸檬など)の話が1つの巻に半数以上を占めた。その後、第159巻で夏春都にゲームソフトを捨てられそうになったことを理由に両津が超神田寿司を出ていってしまったためか、第160巻以降、超神田寿司の登場頻度が減りつつあるが、数話に一度程度の登場は続いている。また、磯鷲早矢や御堂春など別のキャラクターや下町をテーマにした話に関係する形でも登場している。

第120巻から第160巻ぐらいにかけて、擬宝珠家ならびに超神田寿司の全盛期を迎えた。特に、第120巻代後半から130巻代後半にかけ、擬宝珠家および超神田寿司関係メイン(纏・檸檬など)の話が1つの巻に半数以上を占めた。その後、第159巻で夏春都にゲームソフトを捨てられそうになったことを理由に両津が超神田寿司を出ていってしまったためか、第160巻以降、超神田寿司の登場頻度が減りつつあるが、数話に一度程度の登場は続いている。また、磯鷲早矢や御堂春など別のキャラクターや下町をテーマにした話に関係する形でも登場している。




20040[[1999]]<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/20/kiji/K20160920013389310.html  ]</ref><ref>[http://rocketnews24.com/2011/07/10/110976/  / 寿]</ref>[[#|]] THE FINAL

第200巻発売した時点での40代を迎えた読者(もしくは[[1999年]]以前からのオールドファン)にはなじみが薄く、擬宝珠家の登場でこち亀が駄目になったと言う否定的な評価をしている。作者曰く「そう言った読者は社会人となってこち亀を卒業しているだろう」と考えたという<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/20/kiji/K20160920013389310.html 「こち亀」終了に思いそれぞれ みんなの、どこかに刺さる作品だった]</ref><ref>[http://rocketnews24.com/2011/07/10/110976/ 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』がつまらなくなってきた / 読者「超神田寿司と纏あたりからダメ]</ref>。



== 両津とのつながり ==

== 両津とのつながり ==

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超神田寿司の経営者、擬宝珠夏春都と両津は大叔母、又甥の関係である。具体的には両津の祖父勘兵衛と夏春都が兄妹である。だが、勘兵衛と夏春都の仲が悪く、行き来がなかったため、両津は30代中盤(推定)まで擬宝珠家が親戚であると知らなかった。

超神田寿司の経営者、擬宝珠夏春都と両津は大叔母、又甥の関係である。具体的には両津の祖父勘兵衛と夏春都が兄妹である。だが、勘兵衛と夏春都の仲が悪く、行き来がなかったため、両津は30代中盤(推定)まで擬宝珠家が親戚であると知らなかった。



両津と超神田寿司の出会うきっかけは夏春都の孫、擬宝珠纏が葛飾署(現・新葛飾署)に配属になったことから始まる。その直後、両津はPC設置のため、超神田寿司を訪れて擬宝珠家との接点が生まれる。その後、両津が纏をかばって駐車違反に逆上した男を殴る暴行事件を起こす<ref>その男は纏の顔にライターを投げつけており、[[暴行罪]]・[[公務執行妨害]]に値する。男は両津に32発も殴られ(アニメ版では殴る両津を中川と麗子が両津を止めるシーンがある)、歯も数本折れた模様。この暴行事件は新聞沙汰にもなったが、男が反省して謝った為、両津は免職を免れた。</ref>。そのため両津は一カ月間の謹慎となり、責任を感じた纏の誘いで超神田寿司店でアルバイトとして働くことになる。なお、この時、纏は両津の名前を忘れており、浅草出身であることから「浅草一郎」(通称イチロー)というあだ名で呼ばれる。後に纏との結婚騒動の際に両津が金目当てで地下室に忍び込んだのがばれて、お仕置きとして地下室に閉じ込められ、結婚は破談になったものの、擬宝珠家との関係は修復している<ref>アニメ第199話「聖橋、白線流し」では両津は署内で人気者になった纏を「じゃじゃ馬の大女」と拒否感を示し、纏が派出所へ訪れた際には顔面蒼白したものの、纏は全然気にしておらず、両津は夏春都からパソコンの修理を依頼されお礼に寿司を振る舞ってもらっている。</ref>。

両津と超神田寿司の出会うきっかけは夏春都の孫、擬宝珠纏が葛飾署(現・新葛飾署)に配属になったことから始まる。その直後、両津はPC設置のため、超神田寿司を訪れて擬宝珠家との接点が生まれる。その後、両津が纏をかばって駐車違反に逆上した男を殴る暴行事件を起こす<ref>その男は纏の顔にライターを投げつけており、[[暴行罪]]・[[公務執行妨害]]に値する。男は両津に32発も殴られ(アニメ版では殴る両津を中川と麗子が両津を止めるシーンがある)、歯も数本折れた模様。この暴行事件は新聞沙汰にもなったが、男が反省して謝った為、両津は免職を免れた。</ref>。そのため両津は一カ月間の謹慎となり、責任を感じた纏の誘いで超神田寿司店でアルバイトとして働くことになる。なお、この時、纏は両津の名前を忘れており、浅草出身であることから「浅草一郎」(通称イチロー)というあだ名で呼ばれる。後に纏との結婚騒動の際に両津が金目当てで地下室に忍び込んだのがばれて、お仕置きとして地下室に閉じ込められ、結婚は破談になったものの、擬宝珠家との関係は修復している<ref>アニメ第199話「聖橋、白線流し」では両津は署内で人気者になった纏を「じゃじゃ馬の大女」と拒否感を示し、纏が派出所へ訪れた際には顔面蒼白したものの、纏は全然気にしておらず、両津は夏春都からパソコンの修理を依頼されお礼に寿司を振る舞ってもらっている。</ref>。




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両津は調理技術の高さと夏春都達の監督もあって真面目に下働きからこなして板前に昇格を認められ謹慎後も超神田寿司店に出入りしていた。しかし「警察官の仕事がおろそかになる」と大原に怒られ、また警察官が他の職業に就くことは認められていないため、両津は戸籍を買って(戸籍名は「浅草一郎」)超神田寿司の正社員となり、警察寮([[ニコニコ寮]])も出て超神田寿司に居候していた時期があった<ref>本来であれば[[懲戒免職]]行為のため、アニメでは繁忙期に賄い付きで手伝う[[ボランティア|助っ人]]に変更された。</ref>。



なお、上記のように両津と纏たちの関係は「又従兄妹」だが、両津が彼女たちのことを知人に話す時は「いとこ」といっていた。

なお、上記のように両津と纏たちの関係は「又従兄妹」だが、両津が彼女たちのことを知人に話す時は「いとこ」といっていた。



== 超神田寿司 ==

== 超神田寿司 ==

擬宝珠家が経営している寿司屋。位置は[[東京都]][[千代田区]][[外神田]]二丁目付近にある。社員は30人。単行本119巻に登場する出納帳の最古のものから少なくとも[[享保]]2年([[1717年]])には開業していることが明らかとなっている。夏春都が嫁いできた大正時代には「ネタは当然だが、シャリもうまい超神田」と言われ、現代でも[[薪]]で米を炊く伝統を守っている。店の敷地には擬宝珠家の住居のほかに若手調理人の共同部屋があり、住み込みで働いている。また勘吉も正社員<ref>アニメ版では上記の理由から助っ人のままに変更された。</ref>になって以降は共同部屋に住んでいる。

擬宝珠家が経営している寿司屋。位置は[[東京都]][[千代田区]][[外神田]]二丁目付近にある。社員は30人。単行本119巻に登場する出納帳の最古のものから少なくとも[[享保]]2年([[1717年]])には開業していることが明らかとなっている。夏春都が嫁いできた大正時代には「ネタは当然だが、シャリもうまい超神田」と言われ、現代でも[[薪]]で米を炊く伝統を守っている。店の敷地には擬宝珠家の住居のほかに若手調理人の共同部屋があり、住み込みで働いている。また勘吉も正社員<ref>アニメ版では上記の理由から助っ人のままに変更された。</ref>になって以降は共同部屋に住んでいる。



現在の店主は擬宝珠夜婁紫喰だが、実質的経営権は夜婁紫喰の母親で大女将である夏春都が握っている。なお、調理場については擬宝珠家の一員ではない板長がおり、勘吉を含む数人の調理人を指揮している。夏春都は保守的でありながらも革新的な考えを持っていて、[[チェーンストア|チェーン店]]システムや[[水上オートバイ]]による配達などを提案したり、勘吉の奇抜なアイデアを承認、投資することもよくある。また、従業員を大切にしており、正月にはお年玉と称して、ボーナスを支給するなど、店全体で海外旅行に行ったこともある。

現在の店主は擬宝珠夜婁紫喰だが、実質的経営権は夜婁紫喰の母親で大女将である夏春都が握っている。なお、調理場については擬宝珠家の一員ではない板長がおり、勘吉を含む数人の調理人を指揮している。夏春都は保守的でありながらも革新的な考えを持っていて、[[チェーンストア|チェーン店]]システムや[[水上オートバイ]]による配達などを提案したり、勘吉の奇抜なアイデアを承認、投資することもよくある。また、従業員を大切にしており、正月にはお年玉と称して、ボーナスを支給するなど、店全体で海外旅行に行ったこともある。

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; 備考

; 備考

店の名前は作者が「一目見て、寿司屋と分かるものにしたい」という意向で当初「神田寿司」とされたが、実在する店があったため、絶対実在しない「超」をつけたという。

店の名前は作者が「一目見て、寿司屋と分かるものにしたい」という意向で当初「神田寿司」とされたが、実在する店があったため、絶対実在しない「超」をつけたという。



== 脚注 ==

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2021年12月8日 (水) 14:17時点における版




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両津家) (擬宝珠家)
    ┃        ┃
   夏春都┳貴一廊
         ┃
      夜婁紫喰┳桔梗
              ┣━━┳━━┳━━┓
             憂鬱  纏  檸檬  蜜柑

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22002

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脚注



(一)^ abc(2004) p.196

(二)^ 

(三)^ 199

(四)^ VAIO2021

(五)^ Xperia

(六)^ 333

(七)^ 

(八)^ 209!

(九)^ 102

(十)^ 

(11)^ SP14IN

(12)^ ab(2004) p.216

(13)^ ab(2004) p.186

(14)^  

(15)^  / 寿

(16)^ 32

(17)^ 199寿

(18)^ 

(19)^