サッキヤルヴェン・ポルッカ
表示
サッキヤルヴェン・ポルッカ︵フィンランド語: Säkkijärven polkka︶は、フィンランドの民謡。フィンランド国内では非常に有名な民謡の一つである。
概要[編集]
元々はフィンランド・カレリア地方で演奏されていた曲であり、ヴィルヨ・ヴェステリネンによって大衆化されたものが現在知られているサッキヤルヴェン・ポルッカである。 サッキヤルヴェン・ポルッカは﹁サッキヤルヴィのポルカ﹂という意味である。サッキヤルヴィはかつてフィンランドに属した都市であるが、第二次世界大戦中の継続戦争においてソヴィエト連邦に占領され、現在はロシア連邦レニングラード州コンドラチエヴォとなっている。そのためサッキヤルヴィを奪われたフィンランド人が、慕情や哀愁を込めた歌詞を曲にのせ歌い継いできた。 サッキヤルヴェン・ポルッカはテンポが速く、アコーディオンで演奏されることが多い。フィンランドのアコーディオン奏者からは﹁国歌﹂と称されるほどの人気を持っている。 アニメ映画﹃ガールズ&パンツァー 劇場版﹄ではフィンランドをモデルとした継続高校のテーマ曲として使用された。劇中では継続高校の生徒ミカがフィンランドの弦楽器カンテレを用い演奏している。関連項目 [編集]
- イエヴァン・ポルッカ - Ievan Polkka