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株式会社メディアカイトは、東京都品川区に本社を置いていたコンピュータソフトやゲームソフトを販売する企業。主に廉価版ソフトをリリースしていた。2007年7月に株式会社シーアイエスと商号を変更、業務を関連会社に移すなどしていたが、同年8月9日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債総額はおよそ26億3600万円。営業所は大阪府大阪市福島区福島のクリスビル8階に存在した。
主な廉価版シリーズ[編集]
●おやじシリーズ
ソフトウェアの使用法・実践術ガイドや麻雀・囲碁・上海などのテーブルゲームまで様々。
●新撰シリーズ
﹁新撰サラリーマン講座﹂﹁新撰ファミリー﹂、実用ソフト各種。
●遊遊
SNKプレイモア・サン電子・ジャレコ・タイトー・日本物産などのアーケード・ファミコンからのエミュレート作品、工画堂スタジオ・システムソフト・アルファー・ニホンクリエイト・日本ファルコムの旧作などで構成。
●セガゲーム本舗
セガの旧作︵主にメガドライブで発売されたタイトル︶。
●サンライズインタラクティブ
機動戦士ガンダム・ケロロ軍曹などのタイピングゲーム・デスクトップアクセサリ。
●鉄道模型シミュレーター(遊遊シリーズ)
アイマジックが発売していた鉄道模型シミュレーターシリーズの番外編として、﹁鉄道模型シミュレーター3日光形157系編﹂﹁鉄道模型シミュレーター3 300系3000新幹線編﹂﹁鉄道模型シミュレーター3 700系3000新幹線編﹂の三つのシリーズを2005年に発売した。[1]
●Pt.
●GREATシリーズ
●ULTRA2000
●SUPER1500
ネットげーせん[編集]
﹁ネットげーせん﹂とは、1980〜90年代の名作アーケードゲームをネット配信するサービスである。2002年8月27日に発表され、同年9月11日からサービスを開始するとされた[2]。しかし、香港の企業Billybala Holdings Limited が開発したゲーム配信システムの一部にMAME無断使用の疑惑が持ち上がり、8月30日にサービス開始延期を発表[3]。9月17日に、システムの一部を作り直した後にサービスを開始すると発表された[4]が、結局サービスは開始されなかった。
なお、タイトー、サンソフト、PCCW Japan︵元ジャレコ︶、日本物産の54タイトルでサービスを開始し、その後さらに約60タイトルが追加される予定となっていた。またデータイーストなど参入企業の追加も予定されていた。
外部リンク[編集]