データイースト
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種類 | 株式会社(解散) |
---|---|
略称 | DECO(デコ) |
本社所在地 |
日本 東京都杉並区南荻窪4丁目41-10 データイーストビル |
設立 | 1976年4月20日 |
事業内容 |
家庭用テレビゲームソフトの開発 電子機器の開発・製造・販売 |
代表者 | 福田哲夫(創業者・代表取締役社長) |
資本金 | 2億8250万円 |
主要子会社 |
Data East USA, inc. Data East Pinball inc. |
外部リンク | 公式サイト(閉鎖) |
特記事項:2003年4月、東京地方裁判所に破産を申請し倒産した。自己破産の節を参照。 |
データイースト株式会社 ︵Data East Corporation︶は、かつて日本に存在したゲームソフトウェア開発会社。
概要[編集]
福田哲夫が東海大学工学部を卒業後に就職した測定器メーカーが、光線銃式のエレメカを開発した。そのことでアーケードゲームに興味を持ち、独立して創業。当初はアーケード部品の下請け製造を行っていた。 Data West社のような会社になることを目標とし、Data Westは"西"に対し東にある会社ということで社名が名付けられた。日本企業のデータウエスト社とは無関係である。 デコ︵DECO、Data East COrporationの略︶の愛称を持ち、﹁デコゲー﹂と呼される独特な世界観を持つ個性的な作品を数多く輩出した。また、DECOのロゴも存在しており、こちらは1992年まで使われた︵以後は海外で使われているDEを模したロゴに統一︶。1980年には業界初の、カセット交換によるゲーム入れ替えを可能とした業務用システム基板﹁デコカセットシステム﹂を発表した。同じシステムがさまざまな会社で現在も使われている。 ゲーム以外の領域でも、多角経営の観点から、世界初の専用回線不要のポータブルファクシミリ﹁データファックス2000﹂︵1984年︶を最初に、NTTドコモの衛星電話︵ワイドスター︶用データ通信アダプター、救急車用心電図伝送装置といった情報機器の開発、日本初の頭巾型防煙マスク﹁マイボーグ﹂︵日本サイボーグ㈱との共同開発︶︵1984年︶、椎茸の販売、﹃販促戦隊デコレンジャー﹄など、独自路線を走っていた。特色[編集]
自社広告にあった﹁ヘンなゲームならまかせとけ!﹂を筆頭にゲーム中の﹁さあ牛だ﹂︵﹃空手道﹄︶、﹁アツクテシヌゼ﹂︵﹃ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ﹄︶、﹁我前に敵は無し﹂︵﹃チェルノブ﹄他多数に使われ、データイーストのキャッチフレーズの代名詞とも言われる︶、﹁いきなりクライマックス﹂︵﹃エドワードランディ﹄︶、﹁艶姿三強男之勝負拳︵﹁トリオザパンチ﹂と読む︶﹂︵﹃トリオ・ザ・パンチ﹄︶、﹁竜退治はもう飽きた﹂︵﹃メタルマックス﹄︶等、独特で威勢の良い台詞やキャッチコピーが多い。 ﹁デコゲー﹂の一般的イメージは﹁ヘンで大味﹂﹁完成度はともかく発想は他に類を見ない﹂等。独自性に限っていえば同時期のセガやナムコにも引けを取らない強烈さを持っている。他に媚びることのない極端に渋いテイストを持つゲームも多く製作し、その作風は多彩である。 ﹁ヘンなゲームなら﹂のキャッチコピーを考えたのは桝田省治。開発担当者たちは他の企業と同じく大真面目にゲームを作っていたため、このコピーに﹁我々のゲームの何処が変なのか﹂と憤慨していたらしい。販促戦隊デコレンジャー[編集]
ゲームのイベント会場で行われた戦隊ショー風の興行である。その内容は﹁何の前触れもなく登場、販促が目的のはずなのにゲームの宣伝を一切せずに帰っていく﹂というものだった。これに関して百万円単位の予算があっさり通過し、デビュー直前の会場で﹁社長、またやってしまいました﹂と事後承諾で行われたとされる。また、社長自ら﹁わしも出たい﹂と言いだしたとも伝えられる。ピンボール[編集]
1986年にアメリカ・イリノイ州シカゴにデータイースト・ピンボール社を設立し、業務用のピンボール機製造も行った。日本のデータイーストは日本国内での輸入・販売を担当した。同社のピンボールは通称﹁デコピン﹂と呼ばれる。 発足にあたって、旧スターン社の創設者の息子、ゲイリー・スターンがジェネラルマネージャーとなった。マシンやゲーム内容は、旧スターン社の伝統を受け継いだというよりもウィリアムス社の影響を強く受けていたと言える。そして、ウィリアムス社に対抗すべく独自の技術やシステムを積極的に取り入れていった。 スターンらは、特にピンボール台の耐久性やメンテナンス性を上げるための研究に重点を置き、プレイフィールド面の耐久性の向上なども行っていた。1989年にはフリッパー用コイルの過剰な消耗の原因となる過電流やチャタリングを抑えるためにフリッパーボタンのオンオフをデジタル化したソリッドステイト方式フリッパーを開発し、﹃Robocop︵ロボコップ︶﹄で採用した[1]。また1年間のコイル交換不要保証を開始、﹁もしコイルが焼けてしまった場合は、無料で交換する﹂としていた。これによりフリッパー用コイルの寿命は飛躍的に伸びることになった。 1994年にデータイースト・ピンボール社はセガのアメリカ法人に売却され、セガ・ピンボール社が誕生した。その後、社長だったスターンが株式を買い取り︵MBO︶、現在のスターン・ピンボール社︵Stern︶となった。1999年に﹁スター・ウォーズ エピソードI﹂を最後にWMSインダストリーズ社がピンボール事業を撤退してから、2013年にJersey Jack Pinball社が﹁The Wizard of Oz﹂を発売するまで、スターン・ピンボール社が完全新作の台を製造する世界で唯一のピンボール・メーカーだった。自己破産[編集]
1998年にアーケードゲームから撤退、コンシューマ事業に絞り込むも、負債33億円で1999年11月に和議申請、債務の75%カットなどを条件として2000年7月に和議認可となった。同社はゲームとは無関係な副事業に手を出しており、以前に椎茸栽培︵パッケージには同社ロゴ有り︶に手を出して失敗したこともあった。さらにマイナスイオン発生装置などの新事業で再建をはかったが、2003年4月下旬東京地裁に自己破産を申請し、同月末を以てすべての業務を停止。同年6月25日に東京地方裁判所から破産宣告、7月7日付けの官報に掲載された。折しも当時はゲーム業界の変化で複数の著名な中小ゲームメーカーが淘汰されていった時期であり、1998年にはコンパイルが和議申請により事実上の倒産︵その後2002年に会社解散、2003年に破産︶、データイーストの経営破綻と同時期の1999年11月にはヒューマンが和議申請、2001年にはネオジオに自社作品を供給するなどの提携関係にあったSNKが破産に追い込まれている。 2004年2月、データイーストのゲームに関するライセンスを携帯電話コンテンツ開発会社のジー・モードが取得した。 2007年9月、データイーストが保有していたゲームコンテンツのうち﹃ロボコップ﹄関連タイトルの知的財産権をD4エンタープライズが取得した。 それ以外の保有していた特許については、福田家の資産管理会社﹁タクトロン株式会社﹂に譲渡[2]。タクトロンは、その保有特許を侵害されたとして任天堂を数回提訴したが、いずれも棄却されている[2][3]。 2023年現在、商標権並びにロゴの著作権、一部タイトルを除くライセンスはジー・モードが、﹃ヘラクレスの栄光﹄や﹃カルノフ﹄などの一部タイトルのライセンスはパオン・ディーピーがそれぞれ保有している。なお﹃メタルマックス﹄のライセンスはCygamesが保有している。 なお創業者の福田哲夫は、その後2015年に自らが設立した株式会社メトロネットの代表取締役であったが、2022年に自己破産している。[4]代表作[編集]
アーケード[編集]
●1977年 ●ジャックロット︵スロット筐体︶ - デビューマシン ●1978年 ●バルーン、バルーンミニ、テーブルバルーン︵筐体) - 全て風船割り﹃サーカス﹄のコピーゲーム。 ●スペースファイター︵筐体︶ - ﹃スペースインベーダー﹄のコピーゲーム。 ●スーパーブレイク︵筐体︶、2in1︵各種筐体︶、ミラクルスーパー︵筐体︶ ●1979年 ●アストロファイター︵筐体︶ - 初のオリジナルゲーム。基板は﹃スペースファイター﹄を流用、その他ファントム、サタ-ン、ナイスオン、モウルハンター︵全て筐体︶ ●1980年 ●マッドライダー︵筐体︶、戦国忍者隊︵デコカセ︶、ハイウエィチェイス︵デコカセ︶、オーシャントゥオーシャン︵スロット筐体︶、トマホーク777︵筐体︶ ●1981年 ●マンハッタン、テラニアン、ザ・タワー、ネブラー、アストロファンタジア、ロックンチェイス、スーパーアストロファイ ター、フラッシュボーイ、オーシャントゥオーシャン︵全てデコカセ︶ ●4人用テレジャン - コンピュータと麻雀を行なうのではなく、通常の手打ち麻雀をコンピュータとテレビで代行するもの。テレビ画面が板で各四家と河や山牌に5分割されており、ツモや捨牌も全てボタンと画面で行なう。風俗営業取締法︵風適法の前身︶下において麻雀用の許可を受けた。王位戦を主催していた麻雀用具販売の株式会社であるかきぬまが販売を担当した︵雀荘向け専用筐体︶ ●DSテレジャン︵デコカセ︶ - ジャンピューター型の2人打ち麻雀。雀荘むけに開発された﹃テレジャン﹄と同様、プレイヤー同士での対戦も可能となっていたが、1人でコンピュータと対戦することも可能だった。なお、このゲームに限り、操作パネルも麻雀専用パネルに交換する必要があった。同年後半に他社からジャンピューターが発売されて、麻雀ゲームが大人気になったが、このテレジャンのブレイクが始まりである。 ●プロゴルフ︵デコカセ及び基板︶ - 初版は9ホールだったが、後に18ホールものがリリースされた。大ヒットしたゲーム。 ●1982年 ●プロテニス︵デコカセ︶ ●プロサッカー︵基板︶ ●フィッシング︵デコカセ︶ ●ハンバーガー︵デコカセ︶ - 海外名バーガータイム [5] ●バーニンラバー、ミッションX、詰碁快勝、エクスプローラー、ラッキーポーカー︵全てデコカセ︶ ●ディスコ・ナンバーワン︵基板及びデコカセ︶ ●ジュピター及びジュピター改良版、コンピュートロン︵占い︶ ●ラッパッパ︵基板及びデコカセ︶ ●グレイプロック︵基板及びデコカセ︶ ●プロサッカー︵基板及びデコカセ︶ ●トレジャーアイランド︵基板及びデコカセ︶ ●1983年 ●幻魔大戦 同社初のレーザーディスク︵LD︶ゲーム ●幻魔タロット︵LD、占い︶ ●プロサッカー︵デコカセ︶ ●ザ・ビッグプロレスリング︵基板︶ - 開発はテクノスジャパン。 ●ユーミン︵占い︶ ●スケーター、プロボウリング、ナイトスター、ゼロイゼ︵全てデコカセ︶ ●1984年 ●空手道及び対戦空手道︵基板︶ - 開発はテクノスジャパン。 ●ザビガ︵基板︶ ●B-WINGS︵基板︶ ●サンダーストーム︵LD︶ ●ファイティングアイスホッケー(デコカセ) ●リバレーション︵基板︶ ●ハローゲートボール︵デコカセ︶ ●イエローキャブ︵基板︶ ●東京見栄診療所︵占い︶ ●大相撲︵デコカセ︶ ●1985年 ●ロードブラスター︵LD︶ ●サイドポケット︵基板︶ ●メタルクラッシュ︵基板︶ ●チャンバラ︵基板︶ ●シュートアウト︵基板︶ ●プロ野球入団テスト トライアウト︵基板︶ ●バルダーダッシュ︵デコカセ︶ - 海外作品のアーケード移植。 ●撃墜王︵基板︶ ●バッテンオハラのスチャラカ空中戦︵基板︶ ●芸能人資格試験︵占い︶ ●1986年 ●強行突破︵基板︶ ●ブレイウッド︵基板︶ ●ダーウィン4078︵基板︶ ●のぼらんか︵基板︶ - 開発はコアランドテクノロジー。 ●ラストミッション︵基板︶ ●1987年 ●SRD SUPER REAL DARWIN︵基板︶ - ﹃ダーウィン4078﹄の続編。 ●キャプテンシルバー︵基板︶ ●カルノフ︵基板︶ ●サイコニクス・オスカー︵基板︶ ●ヘビー・バレル︵基板︶ ●臥竜列伝 - ﹃三国志﹄をモチーフとしたアクションシューティングゲーム。 ●魔境戦士︵基板︶ ●ワンダープラネット︵基板︶ ●ポケットギャル︵基板︶ ●迷宮ハンターG ︵基板︶- Gはゴーストバスターズの頭文字から[6]。 ●1988年 ●チェルノブ︵基板︶ ●コブラコマンド︵基板︶ ●ドラゴンニンジャ︵基板︶ ●スタジアムヒーロー︵基板︶ ●1989年 ●ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ︵基板︶ ●シークレット・エージェント︵基板︶ ●ミッドナイトレジスタンス︵基板︶ ●アクトフェンサー︵基板︶ ●ファイティングファンタジー︵基板︶ ●ロボコップ︵基板︶ ●1990年 ●ダークシール︵基板︶ ●空牙︵基板︶ ●トリオザパンチ︵基板︶ ●1991年 ●サンダーゾーン︵基板︶ ●デスブレイド︵基板︶ ●JOE&MAC 戦え原始人︵基板︶ ●タンブル・ポップ︵基板︶ ●エドワードランディ︵基板︶ ●チャイナタウン︵基板︶ ●キャプテンアメリカ︵基板︶ ●1992年 ●ダークシールII︵基板︶ ●超次元竜ドラゴンガン︵40型及びミニアップ型筐体︶ ●ダイエットGo Go︵基板︶ ●ウルフファング︵基板︶ ●トワイライトスプレッド︵占い︶ ●1993年 ●ファイターズヒストリー︵基板︶ ●ナイトスラッシャーズ︵基板︶ ●ヘビースマッシュ︵基板︶ ●ザ・グレイトラグタイムショー︵基板︶ ●ミラクルアドベンチャー︵Multi Video System︶ ●1994年 ●ファイターズヒストリーダイナマイト︵Multi Video System︶ ●ダンクドリーム︵Multi Video System︶ ●フライングパワーディスク︵Multi Video System︶ ●ガンハード︵筐体︶ ●ドリームサッカー94︵基板︶ ●1995年 ●マジカルドロップ︵基板︶ ●ダンクドリーム95︵基板︶ ●1996年 ●マジカルドロップ2︵Multi Video System︶ ●スカルファング 空牙外伝︵基板︶ ●スタンプ倶楽部 - 写真を撮影してオリジナルのスタンプを作成するアーケード機。セガとの共同開発。 ●1997年 ●マジカルドロップIII︵Multi Video System︶コンシューマ[編集]
●1986年 ●B-WINGS︵ファミリーコンピュータ︶ - コンシューマ参入第1弾。 ●バギー・ポッパー︵ファミリーコンピュータ︶ - バーニンラバーの移植。 ●1987年 ●ヘラクレスの栄光︵ファミリーコンピュータ︶ - ﹃ヘラクレスの栄光﹄は、新宿エクスプレスの関連企業を介して、パオン・ディーピー︵旧パオン︶が商標登録。 ●探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件︵ファミリーコンピュータ ディスクシステム︶ - ﹃神宮寺三郎﹄はワークジャム→アークシステムワークスが商標登録。 ●1988年 ●ドナルドランド︵ファミリーコンピュータ︶ ●ランペイジ - アメリカ公開と開発 (NES、ファミリーコンピュータ) ●探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件︵ファミリーコンピュータ︶ ●探偵 神宮寺三郎 危険な二人 前編︵ファミリーコンピュータ ディスクシステム︶ ●ビー・バップ・ハイスクール 高校生極楽伝説︵ファミリーコンピュータ︶ ●1989年 ●ヘラクレスの栄光IIタイタンの滅亡︵ファミリーコンピュータ︶ ●探偵 神宮寺三郎 危険な二人 後編︵ファミリーコンピュータ ディスクシステム︶ ●1990年 ●大怪獣デブラス︵ファミリーコンピュータ︶ ●リトルマジック︵ファミリーコンピュータ︶ ●1991年 ●サイレントデバッガーズ︵PCエンジン︶ ●ダークロード︵ファミリーコンピュータ︶ ●メタルマックス︵ファミリーコンピュータ︶ - ﹃メタルマックス﹄は、新宿エクスプレス→エンターブレインを経て、KADOKAWAが商標登録。 ●探偵 神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに…︵ファミリーコンピュータ︶ ●JOE&MAC 戦え原始人︵スーパーファミコン︶ ●1992年 ●スーパーバーディー・ラッシュ︵スーパーファミコン︶ ●ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙︵スーパーファミコン︶ ●戦え原始人2ルーキーの冒険︵スーパーファミコン︶ ●1993年 ●キャプテンラング︵メガドライブ︶ ●メタルマックス2︵スーパーファミコン︶ ●戦国伝承︵スーパーファミコン︶ ●ABCマンデーナイトフットボール︵スーパーファミコン︶ ●1994年 ●Panic!︵メガCD︶- 海外での販売のみ担当。日本での販売及び開発元はセガ・エンタープライゼス。 ●戦え原始人3主役はやっぱりJOE&MAC︵スーパーファミコン︶ ●サイド・ポケット︵スーパーファミコン︶ ●シャドウラン︵スーパーファミコン︶ ●ファイターズヒストリー︵スーパーファミコン︶ ●ヘラクレスの栄光IV神々からの贈り物︵スーパーファミコン︶ ●1995年 ●ファイターズヒストリー 〜溝口危機一髪〜︵スーパーファミコン︶ ●メタルマックス RETURNS︵スーパーファミコン︶ ●マジカルドロップ︵スーパーファミコン︶ ●もってけOh!ドロボー︵スーパーファミコン︶ ●水滸演武︵セガサターン︶ ●1996年 ●マジカルドロップ2︵スーパーファミコン︶ ●マジカルドロップ︵PlayStation︶ ●水滸演武︵PlayStation︶ ●水滸演武 風雲再起︵セガサターン︶ ●CREATURE SHOCK︵PlayStation︶ ●探偵 神宮寺三郎 未完のルポ︵PlayStation︶ ●1997年 ●ボイスアイドルコレクション 〜プールバー ストーリー〜︵PlayStation︶ ●マジカルドロップIII とれたて増刊号!︵セガサターン︶ ●マジカルドロップIII よくばり特大号︵PlayStation︶ ●蒼穹紅蓮隊︵PlayStation︶ ●1998年 ●慟哭 そして…︵セガサターン︶ ●探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに︵PlayStation・セガサターン︶ ●サイドポケット3︵PlayStation︶ ●1999年 ●REVIVE…〜蘇生〜︵ドリームキャスト︶ ●マジカルドロップIII+ワンダホー!︵PlayStation︶ ●探偵 神宮寺三郎 Early Collection︵PlayStation︶ ●マジカルドロップF大冒険もラクじゃない!︵PlayStation︶ ●探偵 神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に︵PlayStation︶開発中止作品[編集]
●チャンツェストーン - AC版のみ発売中止︵1985年︶ ●空牙2 - 開発中止︵1992年︶ ●闘牙 - 開発中止︵1994年︶元社員が関わっている企業[編集]
●Urimina - 創業者で代表取締役社長だった福田哲夫が会長を務めているソフトウェア会社。 ●ワークジャム - ﹃神宮寺三郎﹄シリーズの権利を同社より引き継いで保有、同シリーズの製作を行っている。また、同社の元社員が在籍している。倒産後、エクスプライズが同シリーズの権利をアークシステムワークスに譲渡。 ●ユービーアイソフト - 同社の元社員だったスティーブ・ミラーは現在、日本支部の社長を就任している。スティーブは同社のゲームの英語音声の多くを担当し、﹃フライングパワーディスク﹄のイギリス代表のネーミングの元ネタになっている。 ●トンキンハウス - 東京書籍が1997年にゲーム開発会社﹃東京書籍メディアファクトリー﹄を設立した後、同社の元社員が数名移籍[7]。トンキンハウス消滅後はMAGES.に再移籍した。当社から独立して設立した会社[編集]
●テクノスジャパン - 同社の専務だった滝邦夫が独立して設立。 ●TAD - 同社の海外事業部︵貿易部︶の横山忠が設立。﹃カベール﹄﹃JuJu伝説﹄などの作品で知られる。倒産後、一部社員はミッチェルに移籍。 ●ミッチェル - 同社の元社員である尾崎ロイが社長を務める。TAD倒産後、ゲーム開発事業を行う。 ●ベアーズ - 同社の元社員が設立。当初はPC-8800シリーズのゲームソフトを開発していたが後にファミコンソフトに参入したショウエイシステムのゲームソフトを開発していた。 ●アイディアファクトリー - 同社の元社員が設立。 ●コンパイルハート - 同社の元社員が設立。アイディアファクトリーの関連子会社。 ●キャトルコール - 同社の元社員が設立。﹃メタルマックス3﹄の開発も担当。 ●株式会社空想科学 - 同社の元社員が設立。﹃メタルマックスリターンズ﹄の開発も担当。 ●新宿エクスプレス - 同社の草創期のメンバーだった角田末吉が独立して設立。同社の業務用ゲームの筆頭代理店であり、独占的ライセンサーだった。関連項目[編集]
●ゲーマデリック - データイーストのサウンドチーム。 ●サイトロン・レーベル - 同社のゲームサントラCDを発売していたレーベル。 ●ジー・モード - 携帯コンテンツ運営会社。﹃バーガータイム﹄や﹃マジカルドロップ﹄など、同社のゲーム版権の過半数を取得している。 ●パオン・ディーピー - 旧パオン時代に﹃ヘラクレスの栄光﹄シリーズや﹃カルノフ﹄﹃チェルノブ﹄﹃空牙﹄﹃ウルフファング﹄﹃スカルファング 空牙外伝﹄﹃フライングパワーディスク﹄の権利を、新宿エクスプレスの関連企業より引き継いで保有、各シリーズのライセンス・続編の製作を行っている。また仙台市にあった開発室もパオン・ディーピーに移管された。パチスロメーカー・大都技研のパートナー企業︵社長が大都技研と同じ︶。 ●ウッドプレイス - 日本物産の元スタッフが設立した会社で、基板製造や販売流通はデータイーストが受け持っていた。 ●カプコン対データイースト裁判 - ﹃ファイターズヒストリー﹄がカプコンの﹃ストリートファイターII﹄に対する著作権を侵害したとしてアメリカで提訴された裁判。 ●KADOKAWA - DE社の業務用ゲームの全世界における独占的ライセンサーであった新宿エクスプレスより、﹃メタルマックス﹄の権利を2009年にエンターブレインが正式取得したが、その後2013年に現在のKADOKAWAに吸収合併されて解散した。同時に保有する同ゲームの権利を委譲したもの。脚注[編集]
(一)^ Solid State Electronic Flipper : Patent No.4,895,369、パテントを取得したのは﹃Phantom of the Opera︵オペラ座の怪人︶﹄生産時
(二)^ ab東京地方裁判所 平成15年(ワ)第23079号 損害賠償請求事件
(三)^ 知的財産高等裁判所 平成18年(ネ)第10007号 損害賠償請求控訴事件
東京地方裁判所民事 平成19年︵ワ︶第32196号 不当利得返還請求事件
(四)^ メトロネット株式会社 代表取締役社長 福田 哲夫 氏 | シニアジャンプ.com ~ アクティブシニアの総合情報サイト 2018年9月14日閲覧。
(五)^ 同社でプログラマーを務めた“佐久間晶のツイート”. Twitter. 2023年6月17日閲覧。より
(六)^ “https://twitter.com/reddrag64988892/status/1638104014868090881”. Twitter. 2023年3月21日閲覧。
(七)^ ︻ゲームクリエイターインタビュー︼﹃怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA﹄﹃キモかわE!﹄制作者・5pb.盛政樹さん編 後編 2009年3月10日。
外部リンク[編集]
- データイースト株式会社 - 閉鎖(2003年4月21日時点のアーカイブ)
- DATA EAST Revival Project(G-mode)
- DATA EAST GAMES(G-mode) - 閉鎖(2011年9月7日時点のアーカイブ)
- T.P.O.ヒストリー - デコピン秘話。
- GAMEDELIC - ゲーマデリック。データイーストのサウンドチームによるバンド。2013年、再結成。
- データイースト - メディア芸術データベース