岡田又三郎
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岡田 又三郎︵おかだ またさぶろう、1914年8月2日 - 1984年3月2日[1]︶は、昭和期の洋画家、日展理事。東京都出身。荒削りの大胆な技法で背景の省略された処理の巧みさと、伝統的な写実性を兼ね備えた風格ある画風が特徴。岡田三郎助、浦和画家の寺内萬治郎に師事。
親しい友人に、三木武夫がいる。
主な経歴
[編集]●1933年 東京府立第一中学校︵現・東京都立日比谷高等学校︶卒
●1940年 東京美術学校︵現・東京芸術大学︶ 卒
●1944年 寺内萬治郎と門下生が集まり武蔵野会を結成。
●1953年 ﹁教会への道﹂で日展特選
●1960年から1963年まで渡仏し、1963年パリのル・サロン展銀賞受賞、同年サロン・ドートンヌ絵画部会員に推挙された[2]。
●1964年 フランスアカデミー賞受賞
●1965年 パリのル・サロン展に﹁冬の箱根﹂を出展し金賞受賞
●1971年 ﹁大地の詩﹂で芸術選奨文部大臣賞受賞
●1976年 第7回日展出品作﹁ともしび﹂で司馬遼太郎、江藤淳らと共に日本芸術院賞受賞[3]
●1983年 大宮駅の新幹線南コンコース壁面にルイ・フランセンとの合作で巨大陶板レリーフ﹁川の祭り﹂を作成[4]。原画を担当
●1984年 軽井沢のアトリエで急性心不全にて死去
代表的な作品
[編集]- 冬の箱根
- 大地の詩
- ともしび など
脚注
[編集][脚注の使い方]
参考文献
[編集]- 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年。
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日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |