手島伝
手島 伝︵てじま つたえ[1]、1896年︵明治29年︶11月2日[1][2][3] - 没年不詳︶は、日本の内務官僚。福岡県門司市助役。
経歴[編集]
福岡県浮羽郡田主丸町︵現在の久留米市︶出身[2]。1920年︵大正9年︶、早稲田大学専門部政治経済科を卒業し[3]、1922年︵大正11年︶11月[4]に高等試験に合格した[1]。1923年︵大正12年︶宮城県属となり[4]、以後、同柴田郡長、青森県商工水産課長を歴任[3]。1928年︵昭和3年︶に退官するが、1930年︵昭和5年︶に宮崎県学務課長・社会課長として復帰[3]。その後、香川県農林課長・官房主事、茨城県農林課長、静岡県農務課長、同教育課長・社会課長、青森県書記官・経済部長を経て、1939年︵昭和14年︶に愛媛県経済部長に就任した[2][3]。 1942年︵昭和17年︶1月に休職となり、同年6月に門司市︵現在の北九州市門司区︶助役に就任した[2]。脚注[編集]
参考文献[編集]
- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1936年。
- 早稲田大学紳士録刊行会編『昭和十五年版 早稲田大学紳士録』早稲田大学紳士録刊行会、1939年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1943年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。
