新港 (横浜市)
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新港 | |
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町丁 | |
みなとみらい新港地区:中央は横浜赤レンガ倉庫(2007年5月) | |
北緯35度27分14秒 東経139度38分26秒 / 北緯35.453817度 東経139.640539度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
面積([1]) | |
0.398 km² | |
設置日 | 2000年(平成12年)10月23日 |
郵便番号 | 231-0001[2] |
市外局番 | 045(横浜MA)[3] |
ナンバープレート | 横浜 |
※人口は秘匿である。 | |
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概要
[編集]
横浜港の港湾地区︵新港埠頭︶にあり、かつては保税倉庫などの港湾施設が集まっていたが、現在では﹁新港地区﹂として横浜みなとみらい21の一部となっており、﹁新港地区街並み景観ガイドライン﹂が定められ歴史性の継承と景観に配慮された開発を目指している[7]。21世紀に入って横浜赤レンガ倉庫が観光施設として再生されるなど、観光・商業を中心とした再整備が進んでいる。2009年には、開国博Y150の会場の一つとなった。
沿革
[編集]
新港埠頭は明治後期から大正初期にかけて造成された[4]。1905年︵明治38年︶12月28日に第1期の埋立が完成。翌1906年︵明治39年︶5月22日に新港町が新設された[8]。その後、1911年︵明治44年︶から1913年︵大正2年︶にかけて、国営保税倉庫︵赤レンガ倉庫︶が完成した。
新港埠頭および赤レンガ倉庫の歴史については「横浜赤レンガ倉庫#歴史」を参照
1998年︵平成10年︶、よこはまコスモワールドがオープン。翌1999年には大観覧車コスモクロック21が同園内に移設された。同年9月10日には、横浜ワールドポーターズも開業している。2000年10月23日、住居表示施行[5]。新港町を廃止し、新港一・二丁目が新設された。2002年には新港埠頭保税倉庫が横浜赤レンガ倉庫︵赤レンガパーク︶として開業。2009年には開国博Y150のベイサイドエリアの会場となった。
町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
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新港一丁目 | 2000年10月23日 | 新港町 |
新港二丁目 | 新港町 |
事業所
[編集]2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[9]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
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新港一丁目 | 73事業所 | 1,082人 |
新港二丁目 | 166事業所 | 3,207人 |
計 | 239事業所 | 4,289人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
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2016年(平成28年)[10] | 234
|
2021年(令和3年)[9] | 239
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
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2016年(平成28年)[10] | 3,343
|
2021年(令和3年)[9] | 4,289
|
地理・施設
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みなとみらい21の中央地区と大さん橋の間の臨海部にあり、南東側が一丁目、北西側が二丁目となっている。国際大通りと一・二丁目境の万国橋通りが町の中央で交差し、交差点には横浜ワールドポーターズや赤レンガ国際館︵JICA横浜国際センター/海外移住資料館︶と接続する円形歩道橋﹁新港サークルウォーク﹂[注 1]が架かる。この歩道橋から後述の横浜ハンマーヘッドまで歩行者デッキ﹁ハンマーヘッドウォーク﹂も整備され、2024年3月に開通している[12]。国際大通りは新港橋[注 2]から県庁、国際橋からみなとみらい21中央地区方面へ通じ、万国橋通りは万国橋から北仲通地区・馬車道方面へ抜ける。この他に歩行者専用の汽車道が桜木町方面へ通じている。
一丁目には横浜赤レンガ倉庫やオープンモール型商業施設﹁MARINE & WALK YOKOHAMA︵マリン アンド ウォーク ヨコハマ︶﹂、よこはま新港合同庁舎[16][17]などがあり、海沿いに横浜海上防災基地︵﹁海上保安資料館 横浜館﹂を併設︶が置かれている。また、赤レンガ倉庫近くの桟橋︵ピア赤レンガ︶からは横浜駅東口︵横浜ベイクォーター内︶や山下公園へ向かうシーバスが運航されている。二丁目には大観覧車がシンボルとなっている都市型遊園地のよこはまコスモワールドや横浜ワールドポーターズ、安藤百福発明記念館 横浜︵カップヌードルミュージアム 横浜︶、温泉施設の万葉倶楽部などがある。この他、海沿いの9号岸壁では大型客船なども寄港できる岸壁と新たな客船ターミナル複合施設﹁横浜ハンマーヘッド﹂が整備されている︵﹁#新港埠頭の岸壁﹂も参照︶。
なお、前述の通り汽車道によりJR根岸線および横浜市営地下鉄ブルーラインの桜木町駅方面とアクセスしているほか、南東側の新港橋を渡ると横浜高速鉄道みなとみらい線の日本大通り駅、北西側の国際橋を渡ると同線のみなとみらい駅、南側の万国橋を渡ると同線の馬車道駅にアクセス可能である。また、2017年12月には地元企業4社︵後述の新たな客船ターミナルの整備も行う横浜岡田屋など︶が出資するYNPによる横浜駅東口から中央卸売市場やパシフィコ横浜、新港埠頭、大さん橋などを経由して山下埠頭までロープウェイなどの索道で結ぶ空中交通構想が浮上[18]、さらに2018年5月にはよこはまコスモワールドを運営する泉陽興業による桜木町駅周辺から汽車道沿いを通り新港地区まで結ぶロープウェイ構想も浮上している[19][20][21]。後者の計画は2019年2月に横浜市から具体的な発表があり、それによると桜木町駅前から運河パーク︵横浜ワールドポーターズ前︶まで結ぶロープウェイ﹁YOKOHAMA AIR CABIN︵ヨコハマ・エア・キャビン︶﹂として、当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指し整備するとしていた[22][23]が、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み、2021年4月22日に開業した[24]︵提案事業者の泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担なし︶[25][26]。
交通・アクセスの詳細については「横浜みなとみらい21#交通」および「横浜赤レンガ倉庫#交通」を参照
一・二丁目を合わせた面積は0.398 km²[27]で、人口はごくわずかである[28]。
緑地整備
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新港には以下の緑地︵公園・広場等︶が整備されている。なお、この他にプロムナードの﹁汽車道﹂が桜木町方面より続いており、横浜ワールドポーターズ前やナビオス横浜下を通っている。また、象の鼻パーク︵3街区︶は﹁みなとみらい新港地区﹂に含まれることもあるが、町の区画では海岸通となる。
※各緑地の︵ ︶内には、みなとみらい新港地区における街区を記している。
新港中央広場より赤レンガ倉庫を見る︵2014年8月︶
●赤レンガパーク︵2街区︶
赤レンガ倉庫の付近一帯に整備された公園・広場。1999年9月一部供用開始、2002年4月開園。
●ハンマーヘッドパーク︵5街区︶
客船ターミナル複合施設﹁横浜ハンマーヘッド﹂︵8・9号岸壁︶の海側先端部には歴史的な産業遺産であるハンマーヘッドクレーン︵50t起重機︶の遺構が現存する︵後節#新港埠頭の岸壁参照︶が、その周辺を多目的イベント広場﹁ハンマーヘッドパーク﹂︵複合施設﹁横浜ハンマーヘッド﹂ともデッキで接続[29]︶として整備し、2020年8月に開園[30][31]︵詳細は﹁横浜ハンマーヘッド#ハンマーヘッドパーク﹂を参照︶。
●新港中央広場︵8街区︶
汽車道と赤レンガ倉庫を結ぶ動線上に位置する広場。2005年6月開園。公共施設緑化整備の事業計画地に指定されており[32]、2013年から2014年にかけて場所の特性に合った宿根草を植えるなど緑化が進められ、﹁ナチュラルガーデン﹂として再整備されている[33]。
2009年の開国博Y150では﹁はじまりの森﹂としてベイサイドエリア会場の一つとなり、さらに2017年の第33回全国都市緑化よこはまフェア︵愛称‥ガーデンネックレス横浜2017︶でもみなとガーデン会場の一つとして、世界的なガーデナーのジャクリーン・ファン・デル・クルートがデザイン・植栽監修したガーデンや企業・団体・大学による﹁ナチュラルガーデン﹂をテーマにした庭園の展示が行われた[34][35]。
なお、北側の7街区も新港中央広場の一部︵緑地兼駐車場︶として整備する計画がある[36]︵現在は横浜ハンマーヘッドの第3駐車場となっている︶。
●カップヌードルミュージアムパーク︵旧称‥新港パーク/10街区︶
安藤百福発明記念館 横浜︵カップヌードルミュージアム 横浜︶北側の海岸沿いに整備された公園。2001年4月開園。元々は﹁新港パーク﹂という名称であったが、ネーミングライツにより2012年8月から10年間の契約︵2022年にはさらに10年延長︶[37]で﹁カップヌードルミュージアムパーク﹂に改称されている︵﹁安藤百福発明記念館 横浜#カップヌードルミュージアムパーク︵旧‥新港パーク︶﹂も参照︶。海辺に位置しているため、パーク内には塩分に強い松の木︵クロマツ︶が植えられている[38]。
2020年度には臨港パーク方面︵パシフィコ横浜・ぷかりさん橋手前︶と歩行者専用の女神橋で接続することで、臨海エリアの回遊性向上が図られている[29][39]。また、2021年には﹁公共空間活用提案モデル事業﹂として、パーク内にテントやバーベキュー設備、プロムナード・展望デッキ、飲食施設などを備えたグランピング施設﹁DREAM DOOR YOKOHAMA HAMMERHEAD︵ドリームドア ヨコハマハンマーヘッド︶﹂の整備も行われている[40][41][42][43]︵同年8月オープン[41][42][43]︶。
●運河パーク︵17街区︶
横浜ワールドポーターズ前の汽車道沿いに整備された公園で、桜木町駅方面からの新港地区の玄関口に当たる︵﹁汽車道#周辺の緑地整備︵運河パーク︶﹂も参照︶。1999年9月開園。また、2002年に設定された﹁開港の道﹂︵桜木町駅前から汽車道や赤レンガ倉庫前、山下臨港線プロムナード、大さん橋、山下公園などを経由し、港の見える丘公園に至る散策コース︶の一部となっている[44][45]。
2017年の第33回全国都市緑化よこはまフェアではみなとガーデン会場の一つとして、企業・団体による﹁アーバンライフガーデン﹂をテーマにした庭園や市民団体・高校生らによる花時計花壇などの展示が行われた[35]。
新港埠頭の岸壁
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新港埠頭にはかつて1号〜12号まで岸壁があったが[46]、現在では1〜3号岸壁は赤レンガ倉庫の海側広場︵赤レンガパークの一部、ピア赤レンガの桟橋がある︶であり、4・5号岸壁は横浜海上防災基地が使用している。また、6・7号および10〜12号岸壁はみなとみらい21の開発に伴う新港地区拡張︵埋立︶により消失している[47][48][49][注 3]。
みなとみらい6-1街区に該当する8・9号岸壁[47]は、2010年8月まで﹁新港客船ターミナル﹂として使用されていた[50][51]︵岸壁の老朽化により1990年代半ばより使用は制限[52]︶。岸壁・ターミナルの老朽化に加え横浜港大さん橋国際客船ターミナルが客船の主要拠点となったことから、その後は主にタグボートの係留地としての使用に留まっていたが[50][51]、2016年度から2019年度にかけて後述のように9号岸壁と新たな客船ターミナルの整備が行われた。またこの区域内には、前述の新港客船ターミナルとしても利用されていた上屋︵1929年建造︶の一部を改修・転用し2006年に設立された東京藝術大学大学院映像研究科新港校舎︵映像文化施設・スタジオ︶[4][53][54]や横浜トリエンナーレの会場として2008年に建設された新港ピアがあったが、9号岸壁周辺の整備計画に伴い新港ピアは2015年6月に取り壊しとなり、さらに東京藝術大学の校舎も同年度末に閉鎖︵山下町の元町中華街新校舎へ移転︶となっている[53][55][56]。
この他、8・9号岸壁間の海側先端部付近に位置するみなとみらい5街区には歴史的に貴重なハンマーヘッドクレーン︵50t起重機︶[57][注 4]の遺構が現存しており[58][59]、横浜市では港湾計画[60][61]に基づき後述の客船岸壁︵ターミナル︶の整備に合わせて、同クレーンの周辺︵約0.3ha︶を多目的イベント広場﹁ハンマーヘッドパーク﹂[29][52][62][63]として整備し、2020年8月に開園を迎えた[30][31]︵詳細は﹁横浜ハンマーヘッド#ハンマーヘッドパーク﹂を参照︶。
9号岸壁の整備計画
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横浜港に寄港する大型客船について、前述の大さん橋単独では対応に限界があることから新港埠頭でも受け入れを可能とするため、9号岸壁の耐震化と延伸・増深整備[64]︵既存の﹁延長220メートル・水深7.5メートル﹂から﹁延長340メートル・水深9.5メートル﹂に拡張して、11万6千総トン級にも対応[65][66]できるようにするなど横浜港に寄港する船舶の8割の受け入れを可能とするもの[50][51]︶が2016年度〜2019年度にかけて実施された[52][67][注 5]。
また、並行して公民連携でかつての新港客船ターミナル[注 6]に代わる新たな客船施設﹁新港ふ頭客船ターミナル﹂の整備も行われ[50][67]、食を中心とした商業施設やホテルなども併設された複合施設﹁横浜ハンマーヘッド﹂[69]として2019年10月に竣工および供用開始となった[29][70][71][注 7]。
これらの整備に先立ち、2017年1月には官民連携により施設整備を行う﹁国際クルーズ拠点﹂︵国土交通省がクルーズ船社と港湾管理者による共同事業計画を募集し認定︶の一つとして新港埠頭が選定されている[72][73][74][注 8][注 9]。
「横浜ハンマーヘッド」も参照
その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[79]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
新港一丁目 | 全域 | 横浜水上警察署 | 新港町交番 |
新港二丁目 | 全域 |
脚注
[編集]注釈
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(一)^ 計画・設計・施工などの特色が評価され、土木学会田中賞︵作品部門/1999年度︶を受賞している[11]。
(二)^ 現在は新港橋東側の歩道︵山下臨港線プロムナードの新港側スタート地点に当たる︶の役割を担っている新港橋梁は、横浜臨港線の鉄道橋として1912年︵大正元年︶に架けられた鋼ワーレントラス橋︵初期の国産トラス橋、横浜市認定歴史的建造物︶である。汽車道と同様に、同線廃線跡のレールを残したまま整備されている[13][14][15]。
(三)^ 大正期初頭の新港埠頭完成当初は12号岸壁の南側に13号岸壁も存在したが、関東大震災以前にスロープ付きの物揚場へと改築︵用途変更︶されている[49]。
(四)^ 正式名称は﹁50トン定置式電気起重機﹂[58]。1914年︵大正3年︶に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基︵他は長崎県長崎市および佐世保市に現存︶、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産である。2007年に近代化産業遺産︵経済産業省︶に認定、さらに2018年には土木学会選奨土木遺産にも認定されている。﹁ハンマーヘッドクレーン﹂という呼び名はカナヅチに似たその形状︵ハンマーヘッド型︶に由来している。2010年には国が塗装の塗り替えおよび基礎補強工事を実施しており、耐震性の強化が図られている[52]。
(五)^ 横浜市が2014年7月に同岸壁の延伸・増深整備︵大型客船対応化︶に関する基本設計をオリエンタルコンサルタンツに委託し[68]、2016年度より既存施設と古い岸壁の撤去工事に着手した[52][67]。
(六)^ かつて新港客船ターミナルとして使用されていた上屋︵1929年建造︶は、前述の東京藝術大学の校舎として転用︵2016年3月閉鎖︶された後に取り壊されている。
(七)^ 岸壁の基本設計段階︵2014年時点︶では、2015年後半に工事着手し東京オリンピック開幕前となる2020年春の開業を想定していたが[68]、前倒しとなった。
(八)^ 横浜港では大さん橋も﹁国際クルーズ拠点﹂に選定されている[73][74]。また、同港は2017年7月に国土交通省より﹁国際旅客船拠点形成港湾﹂に指定されており、横浜市ではその拠点として新港埠頭や大さん橋に加え、山下埠頭、本牧埠頭︵=海面上の高さ︿マスト高﹀が55m以上の超大型客船対応、﹁大さん橋#パナマックス問題﹂も参照︶の計4箇所を想定している︵整備目標は2025年で、本牧埠頭に岸壁が整備されるまでの間、大黒埠頭の自動車運搬船岸壁周辺にもCIQ施設を整備し、超大型客船対応岸壁︿客船施設﹁大黒ふ頭客船ターミナル﹂﹀として2019年より暫定活用されている︶[66][75]。
(九)^ 横浜市と共同で応募を行ったカーニバル・コーポレーションは前述の客船ターミナルの整備に合わせて﹁旅客用の屋根付き通路﹂を整備する計画[65]で、同社のクルーズ客船﹁ダイヤモンド・プリンセス﹂による岸壁の優先使用︵期間は15年〜20年間、同船の日本発着クルーズの拠点となる︶が認められることとなった[72][73][74][75]。しかし、排ガス規制に対応したファンネル︿煙突部分﹀の交換によりベイブリッジ下部の通過が困難になるため、2020年より大黒埠頭への入港となる見込み[76][77]で、2019年11月4日の第1号入港が新港ふ頭客船ターミナルへの最初で最後の入港となった可能性もある。
出典
[編集]
(一)^ “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
(二)^ ab“新港の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
(三)^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
(四)^ abc新港ふ頭 横浜市港湾局
(五)^ ab2000年︵平成12年︶12月13日自治省告示第261号﹁住居表示を実施した件﹂
(六)^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
(七)^ 景観計画・都市景観協議地区の策定~みなとみらい21新港地区~‥みなとみらい21新港地区 街並み景観ガイドライン︵全文︶ (PDF) ︵横浜市港湾局 2010年1月発行、2021年11月更新︶
(八)^ ﹃横浜の町名﹄ 1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
(九)^ abc“経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数︵町丁・大字別結果︶”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
(十)^ ab“経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
(11)^ <社会インフラを行く!>みなとみらいに舞い降りた宇宙船﹁新港サークルウォーク﹂ THE PAGE︿Yahoo!ニュース﹀ 2015年2月22日、2021年2月5日閲覧
(12)^ ハンマーヘッドウォークが開通します︵横浜市港湾局 2024年3月14日︶
(13)^ 新港橋梁 ~山下臨港線プロムナード~ 岡戸事務所
(14)^ ︻横浜の橋︼新港橋梁 <横浜市認定歴史的建造物> THE YOKOHAMA STANDARD
(15)^ 高島貨物線(横浜臨港線・山下埠頭線) 廃探倶楽部
(16)^ 国16機関を集約した新庁舎建設へ 横浜・MM21新港地区 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2016年12月8日
(17)^ みなとみらいに新しくできる﹁合同庁舎﹂の詳細は? はまれぽ.com 2017年1月10日
(18)^ 横浜→山下ふ頭に空中交通!? ロープウエー構想浮上 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2017年12月30日
(19)^ 神奈川新聞︿カナロコ﹀‥桜木町にロープウエー構想 新港地区アクセス向上へ︵2018年5月24日付︶/ロープウエーや水上交通 横浜観光アクセス向上へ新提案︵同月25日付︶
(20)^ 読売新聞‥横浜臨海部にロープウェー構想、2ルート協議︵2018年5月24日付︶/横浜港にロープウェー、東京五輪までに開業︵同月25日付︶
(21)^ ﹁まちを楽しむ多彩な交通﹂ ~提案内容をまとめたリーフレットを作成しました~ 横浜市都市整備局 2018年5月24日
(22)^ 東京五輪前に開業へ 新港地区-桜木町ロープウエー計画 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2019年2月14日
(23)^ 桜木町のロープウェイ計画が明らかに!第二のコスモクロックになるか? はまれぽ.com 2019年2月15日
(24)^ ロープウェイ開業で大注目の横浜をかねだひろさんがレポート! ‟幸せスポット“を巡る旅|旅色LIKES 2021.05.10
(25)^ 横浜のロープウエー、照明は石井幹子さん20年度末開業 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2019年11月26日
(26)^ ロープウエー、五輪間に合わず 横浜・みなとみらい 工事開始半年遅れ 東京新聞 2019年11月27日
(27)^ 横浜市町区域要覧 > ﹁1 区内の町区域﹂︵2018年7月9日︶
(28)^ 国勢調査 平成12年国勢調査 小地域集計14神奈川県| ファイル| 統計データを探す| 政府統計の総合窓口
(29)^ abcd新たな﹁橋﹂も整備予定!?開発進む新港ふ頭の﹁横浜ハンマーヘッド﹂はどうなる はまれぽ.com 2019年3月12日
(30)^ abハンマーヘッドパークとハンマーヘッドデッキが令和2年8月28日(金曜日)に完成します/記者発表資料 (PDF) 横浜市港湾局 2020年8月24日
(31)^ ab遂にオープン!ハンマーヘッドパーク&ハンマーヘッドデッキ訪問レポート! Hamanear︿ハマニア﹀ 2020年8月28日
(32)^ 地域緑化計画・活動状況︵みなとみらい21新港地区︶/詳細版︵地域緑化計画書︶︿アーカイブ﹀ (PDF) 横浜市環境創造局
(33)^ 新港中央広場に“ナチュラルガーデン”誕生 (PDF) 横浜市環境創造局・港湾局 2014年6月26日
(34)^ 第33回全国都市緑化よこはまフェア<メイン会場>/みなとガーデン概要 (PDF) 横浜市環境創造局
(35)^ ab会場のご案内‥みなとガーデン 第33回全国都市緑化よこはまフェア公式サイト
(36)^ 景観計画・都市景観協議地区の策定~みなとみらい21新港地区~‥みなとみらい21新港地区 街並み景観ガイドライン︵横浜市港湾局 2010年1月発行、2021年11月更新︶のガイドラインその5 (PDF) 、p.46以降﹁11道路及び緑地に関する事項︵景観重要公共施設︶﹂参照
(37)^ ネーミングライツ‥横浜市で導入中のネーミングライツ︵横浜市政策局 2022年8月23日閲覧︶
(38)^ カップヌードルミュージアムパークに松が植えられた理由とは!? はまれぽ.com 2013年5月5日
(39)^ みなとみらい﹁女神橋﹂が建設中!水際エリアの回遊性・利便性が一気に向上みなとみらいLIFEドットコム 2020年3月25日更新、2020年7月12日閲覧
(40)^ カップヌードルミュージアムパーク内グランピング施設の事業予定者が決定しました 横浜市港湾局 2020年3月26日
(41)^ abみなとみらい21新港地区 カップヌードルミュージアムパーク内にグランピング施設がオープンします!ー 令和3年8月4日~8月22日プレオープン、令和3年8月24日グランドオープン ー/横浜市記者発表資料 (PDF) 横浜市港湾局 2021年7月14日
(42)^ ab横浜・カップヌードルミュージアムパークに、港を望むグランピング施設。8月4日プレオープン トラベル Watch, 2021年7月14日
(43)^ abDREAM DOOR YOKOHAMA HAMMERHEAD 公式サイト
(44)^ 開港の道 横浜線沿線 街角散歩
(45)^ ヨコハマ ~ ﹁開港の道﹂バーチャル散歩 (matiere)
(46)^ ﹃横浜ハンマーヘッド(YOKOHAMA HAMMERHEAD)﹄ YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT~客船ターミナル/商業施設/ホテル概要についてのお知らせ~ ﹁客船ターミナル﹂﹁商業施設﹂﹁ホテル﹂ 一体型複合施設総称決定 野村不動産ホールディングス株式会社 2019年6月11日︿PR TIMES﹀
(47)^ ab横浜新港9号岸壁︵Maritime Gallery “Ocean-Note” Yokosuka 2013年3月4日︿元リンクのWayback Machineによる2017年4月15日時点のアーカイブ﹀︶‥大正期の平面図と現在︵みなとみらい21開発による新港地区造成後︶の空中写真を重ね、1〜11号岸壁の位置を記載している。
(48)^ 新港埠頭 十二号上屋︵週刊 横濱80’s 2013年8月25日︶‥現在のワールドポーターズ西端辺りにかつて存在した12号岸壁について記載している。
(49)^ ab一文字埋立地︵週刊 横濱80’s 2015年2月8日︶‥12号岸壁の位置が大体分かる。また、関東大震災以前に存在した13号岸壁についても記載している。
(50)^ abcdMM21に客船施設 市が整備検討、外国船受け入れ態勢強化へ/横浜 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2013年2月23日
(51)^ abc大型客船受け入れ強化へ9号岸壁の増深・延伸へ/横浜市 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2013年10月30日
(52)^ abcde新港ふ頭の岸壁から飛び出た謎の構造物の正体は? はまれぽ.com 2016年8月15日
(53)^ ab馬車道の東京藝大、なぜ﹁東京藝大﹂なのに横浜にある? はまれぽ.com 2016年6月23日
(54)^ デジタウン_新港客船ターミナル/映像文化施設︵archive.is︿2012年7月31日付のアーカイブ﹀︶
(55)^ 神奈川県・横浜みなとみらいで東京藝大大学院生が制作した芸術作品を展示 マイナビニュース 2016年1月21日
(56)^ 東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻︵公式サイト︶ > ﹁施設紹介のページ﹂も参照
(57)^ クレーンの知識 一般社団法人 日本クレーン協会
(58)^ ab新港埠頭 ハンマーヘッドクレーン 週刊 横濱80's 2012年5月6日
(59)^ 新港埠頭・ハンマーヘッドクレーン 横浜 近代遺跡地図情報/USC街・空間計画
(60)^ https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/mm21/mmkaihatsu/gaiku.files/0022_20230328.pdf みなとみらい21開発状況図] (PDF) 横浜市都市整備局、2024年4月1日時点
(61)^ ﹁みなとみらい21 Information﹂vol.85 (PDF) 横浜市都市整備局みなとみらい21推進課・一般社団法人横浜みなとみらい21・他 2014年3月発行
(62)^ 横浜港のクレーン第1号保存へ ﹁ハンマーヘッドクレーン﹂ 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2016年11月19日
(63)^ ハンマーヘッド、土木遺産に 横浜・新港ふ頭 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2018年10月5日
(64)^ 公共事業事前評価調書‥新港ふ頭9号岸壁改修事業︵仮称︶︿アーカイブ﹀ (PDF) ︵横浜市港湾局︶
(65)^ ab国際クルーズ拠点‥計画書︵目論見︶の概要 (PDF) ︵国土交通省︶
(66)^ ab横浜市/国際旅客船拠点形成計画/超大型客船対応など受入機能強化 日刊建設工業新聞 2018年1月4日︿5面﹀
(67)^ abc客船誘致へ岸壁整備 横浜の新港・大黒ふ頭で 五輪想定し18年度供用開始 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2016年2月29日
(68)^ ab横浜市が新港ふ頭9号岸壁大型対応の基本設計をオリコンに委託︵日本工業経済新聞 2014年7月12日︶
(69)^ 横浜ハンマーヘッド︵公式サイト︶
(70)^ ﹁YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT﹂ヨコハマ ハンマーヘッド プロジェクト着工のお知らせ 野村不動産ホールディングス株式会社 2018年6月4日︿PR TIMES﹀
(71)^ ︻2019年秋OPEN予定︼新港ふ頭客船ターミナルを中心とした複合施設︵横浜みなとみらい21公式ウェブサイト‥みなとみらい2020年未来図 2019年1月18日︶
(72)^ ab国際クルーズ拠点、横浜など6港選定 国交省 日本経済新聞 2017年1月31日
(73)^ abc国交省、6港を﹁官民連携クルーズ拠点﹂に、4社が投資に意欲︵トラベルビジョン 2017年1月31日︶
(74)^ abc横浜港、クルーズ船母港に・・・飛鳥2など2隻 読売新聞 2017年3月2日
(75)^ ab﹁国際旅客船拠点形成 横浜市 > 横浜港国際旅客船拠点形成計画 (PDF) 横浜市 2017年12月
(76)^ ダイヤモンド・プリンセス 大さん橋に”最後”の着岸へ 神奈川新聞︿カナロコ﹀ 2019年12月22日
(77)^ 横浜港客船入港予定︵2020年スケジュール︶ 横浜市港湾局
(78)^ “郵便番号簿PDF︵2023年度版︶ 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF︵2023年度版︶”
(79)^ “交番案内/横浜水上警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年10月11日閲覧。
参考資料
[編集]- 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998
- ちず丸(昭文社)2010年12月14日閲覧
関連項目
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●埠頭︵ふ頭︶
●高島埠頭 - かつて存在した横浜港の埠頭。当埠頭と同じく、みなとみらい地区の一部︵中央地区︶として再開発が実施されているが、埠頭全体の再開発および大規模な埋立等により当時の面影はほとんど残っていない。
●横浜赤レンガ倉庫
●横浜ハンマーヘッド
●よこはまコスモワールド︵観覧車﹁コスモクロック21﹂︶
●象の鼻パーク - ﹁新港地区﹂に含まれることもあるが、町名は新港でなく海岸通である。
●横浜トリエンナーレ - イベントの会場として、過去に横浜赤レンガ倉庫や新港ピアが使用されている。
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