神崎鼻
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神崎鼻︵こうざきはな︶は、旧北松浦郡 小佐々町︵2006年佐世保市に編入合併︶楠泊にある岬。
九州本島の最西端となる。また離島航路整備法に言う︵離島[1]を含まない︶日本の本土[1]最西端ともなる。位置は東経129度33分、北緯33度13分。
佐世保市は﹁島嶼を除く日本本土最西端の自治体﹂としており[2]、これによると神崎鼻は﹁島嶼を除く日本本土最西端﹂となる。
概要[編集]
●岬の先端部は神崎鼻公園となっている。入園自由。最先端部に旧北松浦郡小佐々町が建立した﹁日本本土最西端﹂を示すモニュメントがある。 ●岬の前に広がるのは五島灘から続く海。その向こうには平戸市に属する上枯木島と下枯木島、天候次第で平戸島が見える。 ●小佐々町は1991年︵平成3年︶、それぞれ﹁日本本土の東西南北端﹂となる稚内市︵﹁最北端﹂︶、根室市︵﹁最東端﹂︶、佐多町︵﹁最南端﹂︶と﹁四極交流盟約﹂を締結した。[2] ●旧小佐々町時代より、岬を訪れた観光客に﹁日本本土最西端訪問証明書﹂を町役場︵佐世保市に合併後は同市小佐々行政センター︶で発行している。土休日は行政センター夜間窓口で発行。 ●1989年(平成元年)に国土地理院が行った人工衛星による位置測量で、正式に﹁日本本土最西端の地﹂として合併した佐世保市により認定された。[3]交通[編集]
●長崎県道18号佐々鹿町江迎線より市道に入る︵分岐部に案内板あり︶。 ●公共交通機関利用の場合、佐世保側からは西肥バスの楠泊経由大加勢または江迎行で約1時間、﹁神崎入口﹂バス停下車徒歩20分。ギャラリー[編集]
神崎鼻公園(2006年8月17日)
神崎鼻公園 入口(2006年8月17日)
海と隣接する公園の様子(2006年8月17日)
最西端のモニュメント(2006年8月17日)
四極交流盟約のプレート(2006年8月17日)
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 出典
- ^ a b 同法は北海道・本州・四国・九州の4島を「本土」とし、「本土に附属する島」を「離島」とする。同法では、「離島」に架橋され陸上交通が至便となった場合も依然として同法の「離島」である。なお、沖縄県、奄美群島および小笠原諸島に属する島嶼は同法の対象外である。
- ^ a b http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/95FFE394804DCBEC49257C1B001B4E8B?OpenDocument
- ^ “ようこそ日本本土最西端の地へ”. 佐世保市. 2015年2月23日閲覧。