秋芳町
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しゅうほうちょう 秋芳町 | |||||
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廃止日 | 2008年3月21日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 美祢市、秋芳町、美東町 → 美祢市 | ||||
現在の自治体 | 美祢市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方 | ||||
都道府県 | 山口県 | ||||
郡 | 美祢郡 | ||||
市町村コード | 35462-7 | ||||
面積 | 114.97 km2 | ||||
総人口 |
5,731人 (推計人口、2008年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 美祢市、宇部市、長門市、美祢郡美東町 | ||||
町の木 | かし | ||||
町の花 | りんどう | ||||
秋芳町役場 | |||||
所在地 |
〒754-0511 山口県美祢郡秋芳町大字秋吉5335-1 | ||||
外部リンク | 秋芳町 - ウェイバックマシン(2007年2月20日アーカイブ分) | ||||
座標 | 北緯34度12分49秒 東経131度17分35秒 / 北緯34.21364度 東経131.29317度座標: 北緯34度12分49秒 東経131度17分35秒 / 北緯34.21364度 東経131.29317度 | ||||
ウィキプロジェクト |
秋芳町︵しゅうほうちょう︶は、かつて山口県の西部にあった町である。美祢郡に属した。
日本最大級のカルスト台地である秋吉台があり、町中心部はその南側の緩やかな丘陵にある。
気候は夏暑くて冬寒いという内陸部特有の気候であり、冬季は積雪も見られる。
地理[編集]
町の北部を中国山地が横断しており、その南側にカルスト台地の秋吉台が広がる。町の大部分が秋吉台国定公園となっており、カルスト台地の地下には多くの鍾乳洞が存在している。 町の南北を厚東川が流れ、その両側に平地が広がる。人口のほとんどは厚東川とその支流の両側に集中している。歴史[編集]
●1955年︵昭和29年︶4月1日 - 秋吉村・岩永村・別府村・共和村が合併して発足。 ●2007年︵平成19年︶2月13日 - 美祢市・美東町との合併協定書に調印。 ●2008年︵平成20年︶3月21日 - 美祢市・美東町と合併し、改めて美祢市が発足。同日秋芳町廃止。行政[編集]
●町長 - 中本喜弘︵なかもと・よしひろ︶ 2007年4月の統一地方選挙で行われた町長選挙で初当選。 秋吉台や秋芳洞の観光事業がふるわず、活性化のために前町長主導で行われた釣り堀やオートキャンプ場の不振に伴い観光事業特別会計の実質赤字額が約12億円以上に上る[1] ことへの批判を追い風に、合併まで1年足らずの時期での異例の初当選となった。 なお、2007年6月3日付け日本経済新聞によると、秋芳町の2005年度の﹁連結実質収支比率﹂︵普通会計および特別会計の合算収支額を標準財政規模で割ったもの︶は夕張市、赤平市︵いずれも北海道︶に次いで全国ワースト3位の﹁-57.4%﹂であった。経済[編集]
隣接する美祢市とともに宇部・小野田広域都市圏に含まれる。南部を中心に宇部市・美祢市と経済的なつながりが深いが、北部は長門市との経済的交流もみられる。産業[編集]
観光業と農業が基幹産業である。 観光では秋吉台や秋芳洞などの自然を生かしたものが多い。 農業では北部の嘉万地区などで梨を生産、梨狩りをすることができる。教育[編集]
高等学校[編集]
●山口県立美祢高等学校 郡内の中学校︵秋芳北中・秋芳南中・美東中︶と連携型の中高一貫教育を行っている。中学校[編集]
●秋芳町立秋芳北中学校 ●秋芳町立秋芳南中学校小学校[編集]
●秋芳町立嘉万小学校 ●秋芳町立別府小学校 ●秋芳町立秋吉小学校 ●秋芳町立本郷小学校 ●秋芳町立下郷小学校廃校[編集]
●秋芳町立八代小学校︵2006年3月31日をもって嘉万小学校に統廃合︶交通[編集]
鉄道[編集]
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本美祢線美祢駅。バス路線[編集]
旧町役場にほど近い秋吉駅と秋芳洞バスターミナルが拠点となる。- 中国ジェイアールバス(山口駅 - 秋芳洞 - 美祢駅)
- 防長交通(新山口駅 - 秋芳洞、秋芳洞 - 東萩駅・青海大橋ほか)
- サンデン交通(下関駅 - 美祢駅 - 秋芳洞)