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美術 ︵びじゅつ︶とは芸術の分野のひとつ。視覚によってとらえることを目的として表現された視覚芸術の総称。英語では art︵アート︶、fine arts︵ファインアート︶、あるいは visual arts︵ビジュアルアート︶がこれに相当しうる。
絵画、素描、イラストレーション、建築、写真、グラフィックデザイン、版画、映画制作などが視覚芸術の分野である。彫刻、パブリックアート、セラミックアート︵陶芸︶は狭義にはen:plastic arts︵造形芸術︶とも呼ばれる。また日本では、建築が工学的側面から捉えられることが多く、美術と捉える意識は薄い。なお、卓上芸術、展覧会芸術、床の間芸術といった分類もある。
美術は、舞台芸術, 文芸, en:culinary art︵調理芸術︶などの芸術分野とは区別されるが、その境界は明確ではない。多くの芸術的試みは、美術とそれ以外の芸術側面︵音楽や話し言葉など︶を併せ持っている。
現代における﹁美術﹂という言葉は、ファインアート︵純粋芸術︶と工芸︵応用芸術︶の両方を含む形で用いられるが、昔からそうだったわけではない。英国におけるアーツ・アンド・クラフツ運動︵美術工芸運動︶以前、英国以外では20世紀の幕開け以前、"visual artist" ︵美術家/視覚芸術家︶はファインアート︵絵画、彫刻、版画など︶の分野で活動する人物を指すもので、工芸・手工芸分野や応用芸術分野の人物を含まなかった。
美術の作成と鑑賞は世界中に見られるもので、時代的には洞窟の壁に線画を描いた人々にまでさかのぼる。すべての人間社会は、機能が必要とする以上に美的な関心で自分たちの道具や玩具を飾ってきた。 ……美術、視覚芸術、ファインアートも参照
特集記事
『ゲルニカ』(Guernica)は、スペインの画家パブロ・ピカソがスペイン内戦中の1937年に描いた絵画である。ドイツ空軍によってビスカヤ県のゲルニカが受けた都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)を主題としている。縦349cm×横777cmの大作で、パリ万国博覧会のスペイン館を飾った。発表当初の評価は高くなかったが、やがて反戦や抵抗のシンボルとなり、ピカソの死後にも保管場所をめぐる論争が繰り広げられた。1981年、ついにスペインに返還されたとき、スペインでこの絵画は「故国の土を踏んだ最後の亡命者」とされた。
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特集人物
レオナルド・ダ・ヴィンチ (ユリウス暦1452年4月15日 - 1519年5月2日)は、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家。絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学など様々な分野に顕著な業績を残し、「万能人 (uomo universale )」 と異名などで親しまれている。フィレンツェ共和国のヴィンチに生まれ、画家ヴェロッキオの工房に弟子入りして才覚を表し、さまざまな分野に才能を見せる。若くしてミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァに仕え、その後ローマ、ボローニャ、ヴェネツィアなどで活動し、最晩年の3年間はフランス王フランソワ1世に下賜されたフランスの邸宅で弟子や友人たちと過ごした。肖像画『モナ・リザ』、宗教画『岩窟の聖母』『最後の晩餐』、素描の『ウィトルウィウス的人体図』、オーニソプター鳥の翼を模した航空機のスケッチ、精密な地図、解剖学に関する手稿、工学と創案に関する手稿などにレオナルドの才能の幅広さを見ることができる。
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カテゴリ
美術の俯瞰
美術の探索・人名事典関係
美術関係の人名を調べたいときには、Wikipediaを検索する以外に、以下のような書籍が参考になります。
●単行書系
●美術家人名事典―古今・日本の物故画家3500人︵日外アソシエーツ・2009年︶
●美術家人名事典 工芸篇―古今の名工2000人︵日外アソシエーツ・2010年︶
●美術家人名事典 建築・彫刻篇: 古今の名匠1600人︵日外アソシエーツ・2011年︶
●世界芸術家辞典︵エム・エフ・ジー、小池書院、2010年︶
●ART BOX vol.8 現代美術アーティストファイル Contemporary ART (ARTBOX・2010年︶
●日本近現代美術史事典︵多木浩二・藤枝晃雄編、東京書籍、2007年︶
●20世紀の美術家500︵美術出版社、2000年︶
●世界に誇れる日本の芸術家555︵三上豊・PHP研究所・2007年︶
●美術家索引︵日本・東洋篇、西洋篇︶︵恵光院白編・日外アソシエーツ/紀伊國屋書店、1991年-1992年︶
●現代名工・職人人名事典︵日外アソシエーツ・1990年︶
●現代版画 世界の100人カタログ・レゾネ全ガイド︵長谷川公之・栄光・1996年︶
●版画事典︵室伏哲郎・東京書籍・1985年︶‥﹁作家篇﹂がある
●20世紀物故洋画家事典︵岩瀬行雄・油井一人・編、美術年鑑社、平成9年︵1997年︶︶
●20世紀物故日本画家事典︵油井一人・編、美術年鑑社、平成10年︵1998年︶︶
●事典プリンツ21 版画・写真・CG・印刷・染色︵室伏哲郎・プリンツ21・栄光・1997年︶
●近代日本美術事典︵河北倫明・監修、講談社、1989年︶
●近代日本美術家列伝︵神奈川県立近代美術館・編、美術出版社、1999年︶
●年鑑系
●美術の窓年鑑 美術界データブック︵生活の友社︶
●美術年鑑︵美術年鑑社︶
●美術市場︵美術新星社︶
●美術名典︵芸術新聞社︶
●現代日本の美術―美術の窓の年鑑︵生活の友社︶
●画廊・コレクターが推奨する現代人気美術作家年鑑―日本画/洋画/彫刻/工芸/書︵美術の杜出版︶
●日本美術年鑑︵中央公論美術出版︶
●美術家名鑑︵美術倶楽部︶
●美術大鑑︵ビジョン企画出版社︶
●Newイラストレーターズファイル︵アートボックスインターナショナル︶
●イラストレーションファイル︵玄光社ムック︶
●年鑑系ですでに休刊しているもの
●美術手帖年鑑︵BT年鑑︶‥BT年鑑2006、までで休刊
●日本美術家事典‥2005年度版、までで休刊
●美術家年鑑︵芸術書院︶‥2006年版までで休刊?
●美術名鑑︵美術公論社︶‥2004年版までで休刊?
●その他特定分野︵まんが家、デザイナー、イラストレーター、建築家etc︶‥写真家を除く
●デザイナー人名事典︵日外アソシエーツ・1996年︶
●漫画家人名事典︵日外アソシエーツ・2003年︶
●日本のイラストレーター1000人︵アートバンク・2000年︶
●建築家人名事典西洋歴史建築篇︵丹下敏明・三交社・1997年︶
●日本の建築家︵監修‥村松貞二郎・近江栄・鈴木博之・藤森照信、新建築1981年12月臨時増刊)
●映像メディア作家人名事典︵日外アソシエーツ・1991年︶
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