QRコード
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QRコード︵キューアールコード︶は、1994年︵平成6年︶に日本・愛知県の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門︵現在は分社化してデンソーウェーブ︶が発明したマトリックス型二次元コードである[1][2]。データ読み取りや店頭決済用コードとして世界中で多用されている。
﹁QR﹂は Quick Response の頭字語であり、高速読み取りを目的の一つとしている名称である。﹁QRコード﹂はデンソーウェーブの登録商標︵日本第4075066号[3]︶である[注 1][注 2]。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1d/QR_Code_Structure_Example_3.svg/400px-QR_Code_Structure_Example_3.svg.png)
QRコード概念図︵図内用語は﹁QRコードの用語﹂に記載︶
QRコードがない時代、デンソーの製造工場の現場では部品をバーコードで管理していた。だが、部品管理のためにバーコードを10個ほど並べて読ませていたことから、非常に作業効率が悪かったことと、現場の作業員から﹁疲れる﹂との不平不満が挙がり、併せて﹁バーコードより多くの情報を盛り込めるコードを作って欲しい﹂という要望が出た。それに応えるため、デンソーウェーブ︵開発当時はデンソー︶開発部門に所属していた原昌宏により1992年から新たなコードの開発がスタートした[4]。
原が昼休憩の時間中に社内で打っていた囲碁をヒント[4]に、開発目標としてコードの情報量を増やすだけでなく﹁正確に速く読み取れること﹂、また、油などの汚れがつく自動車関連工場で使われることを想定し汚れや破損への強さにもこだわり、2年の開発期間を経て1994年に完成した[5]。
バーコードは横方向にしか情報を持たないのに対し、QRコードは縦横に情報を持つ。そのため、格納できる情報量が多く、数字だけでなく英字や漢字など多言語のデータも格納できる。また、推奨はされていないが、濃淡の判別が可能な色合いであれば、色を付けた状態でも読み込むことが可能である。
QRコードには、最初に作られたモデル1と、大型化に対応したモデル2がある。大きさはバージョン1の21×21セルからバージョン40の177×177セルまで、4セル刻みで決められている。
3隅の四角い切り出しシンボル︵位置検出パターン、ファインダパターン︶が特徴的である。加えて、7列目と7行目などのタイミングパターン、随所に入れられた小さい四角のアラインメントパターン︵モデル2のみ︶が固定で、それ以外の部分に符号が記録される。
JIS X 0510ではQRコードの白黒を反転させることも認められているが[6]、ISO/IEC 18004では白黒を反転させる行為は許されていない。
日本で販売されているカメラ付き携帯電話・スマートフォンがQRコードの読み取りに対応している。また、Googleの携帯電話用OSであるAndroidでも、一次元・二次元バーコード処理ライブラリ﹁zxing﹂[注 3]がオープンソースとして提供されている。zxingは、AndroidのQRコード読み取りアプリはもちろんのこと、他OSのアプリや業務用機器のQRコード読み取り機能でも使用されている。
また、iOS11からはAVFoundationにバーコード・二次元コードの読み取り機能が追加され、iPhoneやiPadでも標準でQRコードの読み取りに対応した。
概要[編集]
トヨタ生産方式﹁カンバン﹂︵ジャストインタイム生産システム︶において、自動車部品工場や配送センター等での利用を念頭に開発された。しかし、誤り検出訂正の能力が高く、また、オープンソースとされたことから、トヨタ自動車のサプライチェーンの範囲から飛び出して独り歩きを始め、現在[いつ?]では日本に限らず世界に広く普及している。例えば、発明時には民間においてインターネットおよびスマートフォンが普及していなかったが、それらを用いる﹁QR決済﹂が現在[いつ?]、国によっては主要な電子決済の地位を占めるようになっており、発明から四半世紀経ってフィナンス・テクノロジー︵フィンテック︶を支える技術の1つとなっている。 日本国内では、テレビ局が放送画面上にQRコードを提示して、自らのメディアであるテレビ放送とは異なるメディアのインターネットに誘う手法、あるいは、雑誌などの紙媒体にQRコードを提示してインターネットに誘う手法もしばしば見られ、旧来のメディアと新しいメディアのインターネットとの融合に用いられる例も多い。沿革[編集]
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容量[編集]
数字のみ | 最大7,089文字 |
---|---|
英数 (US-ASCII) | 最大4,296文字 |
バイナリ(8ビット) | 最大2,953バイト |
漢字・かな (Shift_JIS) | 最大1,817文字[注 4] |
最大容量は、バージョンを最大 (40)、誤り訂正レベルを最低 (L) にした場合の値。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/81/Japanese_poster_with_QR_codes.jpg/200px-Japanese_poster_with_QR_codes.jpg)
QRコードの使用例。広告にQRコードが配されており、詳細な情報の載っ た携帯電話サイトにアクセスすることができる。
1997年10月、AIM International規格になり、1998年3月にはJEIDA規格、1999年1月にはJISのJIS X 0510、さらに2000年6月にはISO規格のISO/IEC 18004となった。普及状況は近年[いつ?]まで日本国内にとどまってきたが、イギリスなど海外でもQRペディアが使用されるようになったり、中国などでQRコード決済が広まるなどその範囲は広まっている。またデンソーウェーブはシンガポールを拠点に東南アジアへの展開を進めている[7]。
規格[編集]
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特許権[編集]
特許権者のデンソーウェーブは、まずはQRコードが普及するよう敢えて特許をオープンにすることとし[4]、規格化された技術に対して特許権を行使しないと宣言している[注 5]。なお、近年QRコードの中に文字や画像を組み込んだものが一部で使われるようになっているが、これらの多くはQRコードの上に単に文字や画像を載せたものに過ぎず厳密にはQRコードの規格に準拠していないため、QRコードのエラー訂正のレベルや読み取り機器の性能によってはコードが正常に読み取れない場合がある。このためデンソーウェーブでは、規格に準拠していないコードについて﹁QRコード﹂と呼ぶことはできないとしている[8]。規格外のコードの使用に対しては特許権を行使することもあり得るとしていたが[9]、特許権の存続期間満了により非推奨というスタンスに変更された[10]。 QRコードの開発チームは2014年に、欧州特許庁が付与する欧州発明家賞を日本で初めて受賞している[11]。 ●関連特許 ●特許第2938338号﹁二次元コード﹂︵出願人‥日本電装・豊田中央研究所 存続期間満了により権利消滅︶[12] ●米国特許第5726435号﹁Opticaly readable two-dimensional code and method and apparatus using the same﹂︵アメリカ版 存続期間満了により権利消滅︶[13] ●特許第2867904号﹁2次元コード読取装置﹂︵存続期間満了により権利消滅︶[14] ●米国特許第5691527号﹁Two dimensional code reading apparatus﹂︵アメリカ版 存続期間満了により権利消滅︶[15] ●特許第3716527号﹁2次元コードの読取方法﹂︵存続期間満了により権利消滅︶[16] ●特許第3726395号﹁2次元コードおよび2次元コードの読取方法﹂︵存続期間満了により権利消滅︶[17] ●特許第3996520号﹁光学的情報印刷媒体、光学的情報読取装置及び情報処理装置﹂︵存続期間満了により権利消滅︶[18] ●米国特許第7032823号﹁Two-dimensional code, methods and apparatuses for generating, displaying and reading the same﹂︵アメリカ版 存続期間満了により権利消滅︶[19] ほか主な用途[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/ba/Yokohama_VIVRE_2019.jpg/200px-Yokohama_VIVRE_2019.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a7/Z80-Tianjin_-Beijing.jpg/266px-Z80-Tianjin_-Beijing.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/ca/Qr-pushkin.jpg/200px-Qr-pushkin.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/af/Smartphone_payment_service.jpg/200px-Smartphone_payment_service.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/32/Japan-qr-code-billboard.jpg/200px-Japan-qr-code-billboard.jpg)
詳細は「QRコード決済」を参照
Alipay︵支付宝︶やWeChat Pay︵微信支付︶といった、QRコード決済サービスが中国市場を中心に普及している。決済手数料や導入コストが低く入金も早いことから、既存のクレジットカードや電子マネー決済が普及する以前に、中国での決済サービスのデファクトスタンダードになった。
QRコード決済には大きく以下の2つの手法に大別される。
●静的コード - 店側が提示するQRコードを消費者がスキャンして支払う。商品数が少ない店舗や屋台などで利用されており、QRコードの中身は決済サービスのURLに任意のIDを付加したもの[注 6]であることが多い。2018年4月1日からは1日当たりの上限額が設定された[25]。
●動的コード - 消費者が提示するQRコードを店側がスキャンして支払いを受ける。
日本でも、Alipay、WeChat Payおよび銀聯QRコード決済の日本参入を始め、Origami Pay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、Amazon Pay、PayPayなどがあり、また個人間決済︵割り勘やフリーマーケットでの売買など︶で利用するサービスも登場している。
人口管理
中国の新疆ウイグル自治区では、2017年から人口の統制を名目に全ての家にQRコードが設置されており、QRコードでウイグル族は管理されているとして人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチなどから批判されている[26]。
手書き解消ツール
もともと工場の生産性向上ツールとして開発されたQRコードだが、近年、手書き作業や打刻記録のパソコンへの再入力作業の解消などのための省力化ツールとして、事務分野の生産性向上にも貢献している。たとえば、ヒトに対応させたQRコードが勤怠表や受付記録に、モノに対応させたQRコードが貸出物品管理に用いられている。その背景には、リーダーで読取ったQRコードの情報と読取時刻が表計算ソフトに取込可能なこと、QRコードのバリアブル印刷がラベル作成ソフトで容易であることなど、パソコン周辺環境が近年整ってきたことがある。
自動機械の補助ツール
カメラ機能を搭載したマルチコプタードローンが規定ルートを移動して所定の発着場に着陸する際、発着場に設置されたQRコードを読み取ることで精密な着陸を可能にしている。
2023年には日本の都営地下鉄でのホームドア開閉において、従来はホームドアの無線装置と連動するように車両を改修していたが、列車搭乗口の窓に貼り付けた専用QRコード﹁tQR﹂︵コードの仕様は派生規格を参照︶を使用することで、ホームドアのカメラによる画像読み取りでの開閉処理の簡易化に成功し、改修費を大きく削減することに成功した。
よく使われている形式[編集]
次のものがよく使われている。なお値の中でコロン、セミコロン、コンマ、バックスラッシュ、二重引用符を使用する場合は、バックスラッシュでエスケープするよう定められている[27]。
●URL - 形式はURL。エスケープは行わない。
●ブックマークに登録 - iモード用。
MEBKM:TITLE:<サイト名>;URL:<URL>;
;
[28]
●連絡先情報
●vCard
●MECARD形式︵iモード用︶ - カンマで区切ってある項目は、カンマで区切らずひとまとめに記述してもよい[29]。
MECARD:N:<姓>,<名>;SOUND:<姓カナ>,
<名カナ>;NICKNAME:<ニックネーム>;TEL:
<電話番号1>;TEL:<電話番号2>;TEL-AV:<
テレビ電話(FOMA)の電話番号>;EMAIL:<メール
アドレス1>;EMAIL:<メールアドレス2>;URL:
<URL>;ADR:<私書箱>,<部屋番号>,<番地>,
<市町村>,<都道府県>,<郵便番号>,<国名>;BDA
Y:<誕生日 西暦で8桁>;NOTE:<メモ>;;
●MEMORY形式︵au[30]・ソフトバンク用︶ - 電話番号では、* # - P︵ポーズ機能︶も使用できる。
MEMORY:<メモ><CR/LF>NAME1:<名前>
<CR/LF>NAME2:<名前カナ><CR/LF>MA
IL1:<メールアドレス1><CR/LF>MAIL2:<
メールアドレス2><CR/LF>MAIL3:<メールアド
レス3><CR/LF>TEL1:<電話番号1><CR/L
F>TEL2:<電話番号2><CR/LF>TEL3:<電
話番号3><CR/LF>ADD:<住所><CR/LF>
●カレンダーイベント
●iCalendar
●SMS
SMSTO:<電話番号>:<本文>
●メール
<メールアドレス>
MAILTO:<メールアドレス>
SMTP:<メールアドレス>:<タイトル>:<本文>
●MATMSG形式︵iモード用︶[31]
MATMSG:TO:<メールアドレス>;SUB:<タイト
ル>;BODY:<本文>;
●au・ボーダフォン︵現ソフトバンク︶用[32][33]。
MAILTO:<メールアドレス><CR/LF>SUBJE
CT:<本文><CR/LF>TITLE:<タイトル><C
R/LF>
●電話番号[34]
TEL:<電話番号>
●座標 - 南緯・東経を指定する場合はマイナス値にする。
geo:<緯度>,<経度>,<標高>
●Wi-Fi接続設定
WIFI:S:<SSID>;T:<WEP|WPA|無記入>
;P:<パスワード>;H:<true|false|無記入>
;
QRコードの用語[編集]
最新︵2004年11月20日改定︶のJIS規格書 (JIS X 0510) の﹁適合条件﹂の中では、新規用途またはオープンシステム用途にあってはQRコードシンボルのモデル1は推奨されないシンボル形式となっている。よってここではQRコードシンボルのモデル2について記述する。
モジュール (Module)
QRコードのシンボルを構成する最小の単位セル。モジュールの大きさは型番により決定され、データの1ビットが1モジュールに相当する。
型番 (Version)
1から40の番号で表されるシンボルの大きさ。最小は﹁型番1﹂の21×21モジュールで、最大は﹁型番40﹂の177×177モジュール。
Version 1 (21×21)
Version 4 (33×33)
Version 10 (57×57)
Version 40 (177×177)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8d/QR_Code_Damaged.jpg/220px-QR_Code_Damaged.jpg)
派生規格[編集]
マイクロQRコード[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/89/Micro_QR_Example.svg/100px-Micro_QR_Example.svg.png)
11×11セル - 17×17セルの、QRコードの小型版である。切り出しシンボルは1つしかない。データ量は数字の場合5 - 35桁と、従来のバーコードと同程度だが、同じ桁数で比べて10 - 100分の1の面積に印字できる。
マイクロQRコードは、2004年11月、JIS X 0510として規格化された。
iQRコード[編集]
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/75/IQRCode.svg/220px-IQRCode.svg.png)
iQRコードは、デンソーが開発したQRコードの新規格である。内容はQRコードと変わらないが、形を横方向に伸縮させて長方形にすることができるようになったことで、より多くの情報を入れられるようになっている。
サイズ量
iQRコードは、従来のQRコードや他社の物より読み取り部分を小さくすることができる。これにより、サイズ量を従来のQRコードから約60%小さくすることに成功した。[35]
また、従来のQRコードの最小セル構成は11*11セルだが、iQRコードは9*9セルと、最小セル構成の面でもQRコードよりサイズが小さくなっている。[35]
情報量
長方形で作ることができる他、情報量が増え、それに伴ってセル数も増えている。従来のQRコードでは、数字モードと仮定すると、最大サイズのもの︵177×177セル︶でも、約7,000文字の情報しか記録できなかったが、iQRコード︵422×422セル︶では、約40,000文字まで記録できる。また、従来のQRコードと同じサイズであれば、多くの情報を格納することができ、同じ情報量であれば、サイズを縮小することができる。既存の1次元バーコードと差し替えたり、印字が難しいとされていた円筒形のものへの印字も簡単になった。
誤り訂正
QRコードではL (7%), M (15%), Q (25%), H (30%) の4段階だった誤り訂正レベルに、新たにレベルS (50%) が追加されて、最大50%まで復元が可能になっている。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/RMQR_Code.png/220px-RMQR_Code.png)
rMQRコード︵内容はrMQR Code︶。
細長く狭い場所に印字することを目的とした規格。Rectangular Micro QR Code (rMQR、長方形マイクロQRコード)として、2022年にISO/IEC 23941で規格化されている[36][37]。
コードの大きさ
32パターン 最小‥7×43セル︵縦が最小の場合︶・11×27セル︵横が最小の場合︶、最大‥17×139セル
情報量
最小‥数字5文字、英数字3文字、バイナリ2文字、漢字1文字 最大‥数字361文字、英数字219文字、バイナリ150文字、漢字92文字
誤り訂正
M (15%), H (30%) の2種類。
rMQRコード︵長方形マイクロQRコード︶[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/RMQR_Code.png/220px-RMQR_Code.png)
フレームQR[編集]
QRコードの中心部にデータが記録されていないキャンバス領域を設け、そこに絵や文字などを乗せたQRコード。単にQRコードに絵を乗せ、誤り訂正に期待して本来のデータを読み取らせるといったものではない。 バンダイナムコエンターテインメントが特許を[38]、デンソーウェーブが商標を所有している[39]。tQR[編集]
Clip
車両によりホームドアの開閉位置が異なることを判別することを目的とした、鉄道専用のQRコード。tQRのtは、toughnessの略である[40]。外枠がついており、また最大50%の欠損に対応しているのが大きな特徴。デンソーウェーブと東京都交通局が共同開発した[41][42]。車両の扉の外側に貼り付けられたtQRには編成番号・号車番号が記録されている。またプラットホームに設置した専用の読み取り装置ではtQRの位置検出を行っており、これによりドアの開閉や車両の移動を検出することができる[40]。なお従来のQRコードとの互換性はない。
注釈[編集]
(一)^ 対象となる商品の区分は﹁理化学機械器具、測定機械器具、配電用又は制御用の機械器具、電池、電気磁気測定器、電線及びケーブル、写真機械器具、映画機械器具、光学機械器具、眼鏡、加工ガラス︵建築用のものを除く︶、電気通信機械器具、電子応用機械器具及びその部品、ロケット、回転変流機、調相機、電気アイロン、電気式ヘアカーラー、電気式ワックス磨き機、電気掃除機、電気ブザー、消防艇、磁心、抵抗線、電極、映写フィルム、スライドフィルム、スライドフィルム用マウント、録画済みビデオディスク及びビデオテープ﹂
(二)^ このため、NHKの番組内など公共性が重視される場面では﹁二次元コード﹂と呼ぶことが多い。
(三)^ GitHub - zxing/zxing: ZXing ("Zebra Crossing") barcode scanning library for Java, Android
(四)^ 全角英数字 (2バイト文字)を含み、半角カタカナ (1バイト文字)を含まない。
(五)^ 但し、後述の特許については、2017年1月末をもって存続期間が満了している。
(六)^ ﹁https://aaa.example.com/1234567890﹂のような形式。
出典[編集]
(一)^ ︻五感紀行︼QRコード/情報を凝縮 日本の技術﹃北海道新聞﹄日曜朝刊別刷り2021年1月17日1-2面
(二)^ ﹃読売新聞﹄2020年11月11日8面掲載記事
(三)^ 商標公報4075066 - J-PlatPat
(四)^ abc“ヒントは休憩中の“囲碁”だった…﹃QRコード﹄開発秘話 生みの親が明かす﹁特許オープンにした﹂ワケ”. ニュースOne (東海テレビ放送). (2019年11月29日) 2019年11月29日閲覧。
(五)^ NHKビジネス特集﹁QRコード﹂生みの親に聞いてみた[リンク切れ]2019年5月20日
(六)^ JIS X 0510:2004の7.3.8。JIS X 0510:2018では6.2 (c)。
(七)^ “QRコードをアジアで展開‥デンソー、日本外の市場開拓”. NNA.ASIA. (2010年12月10日). オリジナルの2011年6月20日時点におけるアーカイブ。 2011年2月15日閲覧。
(八)^ “QRコードの読み取りトラブル”. QRCode.com. 2010年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月22日閲覧。
(九)^ “FAQ|QRコードドットコム|株式会社デンソーウェーブ”. web.archive.org (2016年11月16日). 2016年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月9日閲覧。 “色を付けたりイラストを入れるような使い方をしても問題ありませんか?”
(十)^ “FAQ|QRコードドットコム|株式会社デンソーウェーブ”. www.qrcode.com. 2023年4月9日閲覧。 “色を付けたりイラストを入れるような使い方をしても問題ありませんか?”
(11)^ ニュース - 生誕20年の﹁QRコード﹂、開発チームが日本から初めて欧州発明家賞を受賞 ITpro、2014年6月19日
(12)^ 特許2938338 - J-PlatPat
(13)^ US5726435A - Optically readable two-dimensional code and method and apparatus using the same - Google Patents
(14)^ 特許2867904 - J-PlatPat
(15)^ US5691527A - Two dimensional code reading apparatus - Google Patents
(16)^ 特許3716527 - J-PlatPat
(17)^ 特許第3726395 - J-PlatPat
(18)^ 特許3996520 - J-PlatPat
(19)^ US7032823B2 - Two-dimensional code, methods and apparatuses for generating, displaying and reading the same - Google Patents
(20)^ “QR codes on China's train tickets may leak personal information”. Want China Times. オリジナルの2013年12月12日時点におけるアーカイブ。 2013年3月16日閲覧。
(21)^ “新着情報 : QRコード決済9ブランドでのお支払いができるようになりました | 松江一畑交通”. www.ichibata.co.jp. 2020年4月30日閲覧。
(22)^ ab“日本ICカードシステム利用促進協議会|ICカードQ&A”. www.jicsap.com. 2020年4月30日閲覧。
(23)^ ab“磁気乗車券はコスト高!鉄道が相次ぎ乗り出すQRコード実証実験”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年4月30日閲覧。
(24)^ “画像ギャラリー | QRコード決済ICカードが普及した鉄道で広がるか? 鍵はSuicaシステムのクラウド化”. 乗りものニュース. 2020年4月30日閲覧。
(25)^ “中国のQRコード決済﹁動的﹂﹁静的﹂の違いは?4月から﹁上限1日500元﹂で一部混乱”. AFP (2018年3月21日). 2018年3月21日閲覧。
(26)^ “ウイグル族を﹁QRコード﹂で管理する中国”. ニューズウィーク. (2018年9月12日) 2019年1月8日閲覧。
(27)^ ﹁サービス・機能 作ろうiモードコンテンツ‥共通事項﹂﹃NTTドコモ﹄ NTTドコモ
(28)^ ﹁サービス・機能 作ろうiモードコンテンツ‥ブックマーク登録機能﹂﹃NTTドコモ﹄ NTTドコモ
(29)^ ﹁サービス・機能 作ろうiモードコンテンツ‥電話帳登録機能﹂﹃NTTドコモ﹄ NTTドコモ
(30)^ ﹁技術情報 バーコードアドレス帳一括入力機能﹂﹃au﹄ KDDI
(31)^ ﹁サービス・機能 作ろうiモードコンテンツ‥メール連携機能﹂﹃NTTドコモ﹄ NTTドコモ
(32)^ ﹁技術情報 バーコード アドレス帳一括入力機能﹂﹃au﹄ KDDI
(33)^ ﹁QRコード読み取りに関する仕様 Version 1.0﹂ Vodafone K.K.、2003年4月30日
(34)^ ﹁技術情報 バーコード Phone to機能﹂﹃au﹄ KDDI
(35)^ ab“iQRコード|QRコードドットコム|株式会社デンソーウェーブ”. www.qrcode.com. 2023年6月3日閲覧。
(36)^ ﹁デンソーウェーブ、細長く狭いスペースにも印字できる 長方形型の新しいQRコード﹁rMQRコード﹂を開発﹂﹃デンソーウェーブ﹄ 株式会社デンソーウェーブ、2022年5月25日
(37)^ “rMQRコード|QRコードドットコム|株式会社デンソーウェーブ”. www.qrcode.com. 2023年10月22日閲覧。
(38)^ “特開2008-152334 プログラム、情報記憶媒体、2次元コード、印刷物、2次元コード画像、2次元コード画像の表示制御方法、2次元コード生成システム”. www.j-platpat.inpit.go.jp. 2023年4月9日閲覧。
(39)^ “登録5659615”. www.j-platpat.inpit.go.jp. 2023年4月9日閲覧。
(40)^ ab﹃会報JAiSA 第64号﹄一般社団法人日本自動認識システム協会 、2020年、4-6ページ
(41)^ "地下鉄初!デンソーウェーブと東京都交通局が開発した新型QRコードを用いたホームドア開閉制御システムが運用開始" (Press release). 株式会社デンソーウェーブ. 3 October 2019. 2023年10月21日閲覧。
(42)^ ﹁独自の﹁QRコード﹂を編み出した理由を聞いてみると…ホームドア設置率100%を達成する都営地下鉄﹂﹃東京新聞 TOKYO Web﹄ 中日新聞、2023年10月21日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式サイト
- 技術仕様関連
- JIS X 0510:2018「情報技術-自動認識及びデータ取得技術-QRコード バーコードシンボル体系仕様」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- QRコードの事業戦略と標準化
- オンライン辞典
- QR Code (Bar code) - ブリタニカ百科事典
- 日本大百科全書(ニッポニカ)『QRコード』 - コトバンク
- (MIT) Javascript QR Code Generator