ブックマーク / biz-journal.jp (5)
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ブックオフの店舗︵﹁Wikipedia﹂より︶ 複数のブックオフ店舗で、従業員による不正行為が発覚した。ずさんすぎる経理処理が背景にあるとみられ、余波は大きく広がる可能性がある。専門家は、﹁根本的な解決は難しいのではないか﹂との見方を示す。 中古本・中古家電などの買取・販売を行うチェーン﹁ブックオフ﹂を展開するブックオフホールディングスは6月25日、子会社が運営する複数の店舗で従業員が架空買い取りや在庫の不適切計上をするなど、現金を不正取得していた疑いが発覚したと発表。弁護士など外部の専門家による調査委員会を設置し、事実関係の調査や再発防止策の検討を行う。なお、調査のため、7月16日に予定していた2024年5月期決算の公表を延期するという。 この問題に対し、流通の専門家は﹁まだ調査中のため詳細は不明だが、架空取引は業界全体でよくみられる﹂と警鐘を鳴らす。 ﹁おそらく、ブックオフで行われた手
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江崎グリコの公式サイトより システム障害が原因で、ほぼすべてのチルド食品︵冷蔵食品︶が2カ月以上にわたり出荷停止になるという異例の事態に見舞われている江崎グリコ。その同社が現在、ある転職サイトに掲載している社内SEの人材募集ページが話題を呼んでいる。業務内容は﹁グローバル展開を見据えた次期統合認証基盤の企画、設計、構築﹂、歓迎条件は﹁SAP ERP︵S/4 HANA含む︶﹂などと高度なスキルを求める一方で、予定年収が﹁500万円~﹂となっている点について﹁低すぎる﹂として疑問の声が続出している。同社経営陣のシステム投資への理解度と今回のシステム障害を結びつける指摘もみられるが、同社がITエンジニアに提示している年収は適切なレベルといえるのか。業界関係者の声を交えて追ってみたい。 グリコは業務システムについて、独SAPのクラウド型ERP﹁SAP S/4HANA﹂を使って構築した新システムへ切
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﹁食べログ﹂より ﹁食べログ﹂﹁ぐるなび﹂﹁ホットペッパーグルメ﹂などさまざまなグルメサイトが存在するが、消費者や飲食店の間でグルメサイト離れが進んでいるといわれている。実際にSNSでお店を選ぶ人も多いが、実態はいかに。今回はグルメサイト離れについてプレスリリースを発表した株式会社TableCheckに話を聞いた。 きっかけはグーグル、インスタグラムの参入TableCheckは飲食店向けに予約・顧客管理システムを提供している。店舗のオウンドメディアやグルメサイト、電話などからのあらゆるチャネルからの予約を一括で管理できるSaaS企業。そんな同社は以前、グルメサイト離れに関するプレスリリースを発表した。同リリースによると、消費者の間でグルメサイトを信頼しないという声が聞かれるようになり、飲食店検索ではグーグルが台頭するようになったという。飲食店側に対するアンケートでも3割がグルメサイトのユ
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﹁カレーハウスCoCo壱番屋﹂のHPより ﹁ココイチ﹂の愛称で親しまれている大手カレーチェーン店﹁カレーハウスCoCo壱番屋﹂が、今ピンチに陥っている。2023年2月期の連結営業利益見込みは30億円にとどまっており、この数字は過去最高を記録した20年2月期のわずか6割程度となっている。そんな同チェーンは、昨年12月1日に同年2回目となる値上げを行っており、ネット上では﹁ココイチって高いイメージがあるのにまた値上げか……﹂といったネガティブな受け止められ方も散見されているのだ。 そこで今回は、飲食店コンサルティング会社・飲食店繁盛会の代表としてさまざまな飲食店の売り上げアップに尽力してきた笠岡はじめ氏に、ココイチ低迷の原因について解説してもらう。 年に2回、ココイチが行い続ける値上げ姿勢 ココイチの業績が落ち込んでしまった原因はなんなのだろうか。 ﹁私が作成しているデータによると、コロナ禍前
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サイト﹁みんなの自動翻訳@TexTra﹂より 英文などを自動翻訳したいとき、アメリカのグーグルが開発した﹁Google翻訳﹂を利用するという人は多いだろうが、今は、世界一高精度な自動翻訳ツールはドイツのDeepL GmbHが開発した﹁DeepL﹂だといわれている。 だが、日本が開発したある自動翻訳ツールもかなり優秀だという。6月にあるTwitterユーザーが呟いた投稿が多くの“いいね!”を集めるなど話題を呼んでいた。それによると、無料の﹁みんなの自動翻訳@TexTra︵テキストラ︶﹂︵以下、TexTra︶という自動翻訳サイトがDeepLに勝るとも劣らない性能を誇り、しかも開発したのは日本の国立研究開発法人情報通信研究機構︵NICT︵エヌアイシーティー︶︶なのだという。 しかし、このツイートで注目を集めたTexTraだが、DeepLの1日の閲覧数が数百万回といわれているのに対し、TexTra
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