国章の鳥エミューを救え 都市化で減少、絶滅危惧種も―豪 時事通信 外信部2024年04月29日07時16分配信 オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の私営野生動物保護園で飼育されるエミュー=3月17日 【シドニー時事】オーストラリアに古来生息し、国章に描かれている鳥エミューが危機的な状況にある。都市化が進んだ東海岸地域では個体数が減少し、特定種の絶滅も危惧されている。 〔写真特集〕守ろう 絶滅危惧種 エミューは体長1.5~2メートルの飛べない鳥。国際自然保護連合(IUCN)によると、野生では豪州に70万羽前後いるとされる。だが、東部ニューサウスウェールズ州では宅地開発や山火事の多発によって生息域が狭まり、沿岸エミューと呼ばれる固有種は50羽以下に激減した。 州当局は「何も手を打たなければ50年後にはいなくなる」と懸念。自動車との衝突事故や天敵のイヌに卵やひなが襲われるケースも多く、当
自動運転、体験して ホンダ、茨城で2月中旬から実験 2024年02月01日11時34分配信 ホンダが2月中旬から「道の駅常総」で実証実験を始める自動運転車両「CiKoMa」(サイコマ)=1月30日、茨城県常総市 ホンダは1日、新開発の自動運転車を活用した実証実験を「道の駅常総」(茨城県常総市)で2月中旬に始めると発表した。道の駅と約850メートル先のイチゴ狩り農園を往復する自動運転車に無料で体験乗車できる。データを蓄積して商品開発に役立てるのが狙い。イチゴ狩りをしなくても乗れるという。 ホンダのEV、ブランド名は「0」 26年投入、試作2車種公開 実験に使う車両「CiKoMa」(サイコマ)は、ワゴン型の電気自動車(EV)で4人乗り。最高時速は20キロ。農園では、背格好などの特徴を認識した人物に自動で随行する荷物運搬ロボット「WaPOCHI」(ワポチ)との散策も体験できる。最大30キロの荷物
肥満症薬、世界で利用急増 日本も2月発売―市場30年に16倍か 2024年01月04日07時21分配信 デンマーク製薬大手ノボノルディスクが開発した肥満症治療薬「ウゴービ」(ロイター時事) 【ニューヨーク時事】新タイプの肥満症治療薬の利用者が、「肥満大国」とされる米国を中心に世界で急増している。日本でも今年2月22日に発売。2030年までに市場規模が1000億ドル(約14兆5000億円)と16倍に成長するとの予測もあり、世界経済を揺るがし始めた。 「肥満症新薬、適正使用を」 ダイエット目的に警鐘―学会提言 先駆けとなったのが、デンマーク製薬大手ノボノルディスクの「ウゴービ」。21年に米国で承認された。もともと糖尿病のために開発した薬を肥満症治療に応用したもので、食欲を抑制することでやせる効果があるとされる。米イーライリリーは昨年12月、同様の働きを持つ肥満症治療薬を米市場に投入し、米ファイ
サワラ「準絶滅危惧種」に レッドリスト更新―国際自然保護連合 2023年12月11日22時48分配信 国際自然保護連合(IUCN)は11日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新し、アジア近海に生息するサワラを「準絶滅危惧種」に指定した。個体が減少していることに加え、ロシアや中国などで乱獲が進んでいることを踏まえた。 ザリガニ釣りとザリガニ料理はどうなる? 「野外放出」「販売目的の飼育と譲渡」禁止で【大漁!水産部長の魚トピックス】 準絶滅危惧種は、絶滅可能性の高さを示す5ランクのうち、上から4番目に当たる。サワラは、日本では瀬戸内海などに生息しており、食卓でもなじみが深い。 社会 コメントをする 最終更新:2023年12月11日22時52分
「臨界事故で健康被害」訴え 逮捕の男、東海村とJCOに―茨城車突入 2023年12月07日14時10分配信 核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故で、同社に立ち入り検査に入る旧科学技術庁の職員ら=1999年10月3日、茨城県東海村 茨城県内の日立市役所広場と東海村役場に車が突っ込み、3人が重軽傷を負った事件で、村役場への建造物損壊容疑で逮捕された自称運転手、益子泰容疑者(53)=日立市久慈町=が、約24年前に東海村で起きた核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故で「健康被害を受けた」と村役場や同社に訴えていたことが7日、関係者への取材で分かった。 近隣住民「静かな印象」 益子容疑者、母と別棟で1人暮らし―茨城車突入 関係者によると、益子容疑者は事故が起きた1999年当時、東海村舟石川に住んでいたとみられ、自宅はJCO東海事業所の試験棟から約350メートル離れた地点
神経刺激でインスリン細胞増加 糖尿病の治療法開発に期待―東北大 2023年11月10日07時07分 研究成果について記者会見で説明する東北大大学院の今井淳太准教授(左)ら=6日、仙台市青葉区 脳と膵臓(すいぞう)をつなぐ神経に刺激を加えるとインスリン分泌細胞が増えることを、東北大の研究グループがマウスを使った実験で発見した。てんかんや一部の腸炎などでは神経に電気刺激を与える治療法が既に確立されており、研究グループは糖尿病の根本的な治療法の開発につながる可能性があるとしている。研究成果は9日、国際科学誌ネイチャー・バイオメディカル・エンジニアリングに掲載された。 インスリン細胞調節の仕組み解明 産後の血糖値維持―東北大 血糖値を下げるインスリンは膵臓にあるベータ細胞でつくられる。研究グループは遺伝子改変により、脳と膵臓をつなぐ「迷走神経」に近赤外光を当てると活性化するマウスを作成。約2週間光
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