サンゴや絶滅危ぐ種など貴重な生物が生息する沖縄県沖縄市の泡瀬干潟埋め立て問題で、事業者の内閣府沖縄総合事務局は二十八日、埋め立て工事の再開を強行しました。絶滅が危ぐされるトカゲハゼの繁殖期に工事が行われるのは初めてです。これに抗議する緊急集会が同日午前八時半から、埋め立て工事の仮設橋梁(きょうりょう)前で開かれました。「泡瀬干潟を守る連絡会」が主催したもので、約五十人の参加者は「無謀な埋め立て工事は中止せよ」などとシュプレヒコールを上げました。 同連絡会の前川盛治事務局長は「今年は国際サンゴ礁年。埋め立て地域ではサンゴの産卵も確認されている。サンゴを生き埋めにする暴挙に満身の怒りを込めて抗議の声をあげよう」と訴えました。 同連絡会の小橋川共男共同代表は「干潟は生物が育つ大切なゆりかご。最近おこなったシール投票では埋め立て反対が圧倒的。市民の声を無視した工事の強行は許されない」と力を込めまし
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