三菱電機の先端技術総合研究所は2月17日、何もない場所に対角約56インチの映像が現れる「空中ディスプレイ」技術を発表した。デジタルサイネージやアミューズメント用途、案内標識など公共サインの分野に向けて開発を進め、2020年度以降の実用化を目指す。 空中に映像を表示する原理 空中に映像を表示する仕組みは、入ってきた光を反射光と透過光に分離する光学素子“ビームスプリッター”と、入ってきた光を同じ方向に反射する“再帰性反射シート”を組み合わせたこと。スクリーンの映像(光)をビームスプリッターで分離し、再帰性反射シートで複数の光を反射、離れた場所に結像させると空中に映像が現れる。ビームスプリッターから空中映像中心部の距離を1m以上とすれば、「人が通り抜けられる空中映像」になる。 試作機では、空中映像の両サイドにある壁面にプロジェクターでガイド映像を表示することで、見る人の目の焦点を空中映像に自
液晶モニターの根幹パーツである液晶パネルは、視線角度依存の色調変化が小さい「安定画質」のIPS型液晶パネルを採用する。解像度は1920×1080ドットで、10bitカラー変換マトリックスを搭載した8bit階調の約1677万色同時発色に対応する。sRGB色域カバー率ほぼ100%で、現存する映像を過不足なく表示するポテンシャルを備える。 バックライトは白色LEDを下部に実装したエッジバックライトシステムで、輝度性能は250cd/m2。ネイティブコントラストは1000:1、ダイナミックコントラスト5000:1。IPS液晶パネルを採用した液晶モニター製品としては模範生的な輝度性能、コントラスト性能を両立させている。 接続端子はHDMI端子を2系統備え、DVI-D端子も併せ持つ。つまり、3つの機器との接続が可能で、リモコン操作で表示させる映像を切り換えることができる。一般的な接続事例を想定するならば
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