ブックマーク / ten-navi.com (2)
-
会社員なら、他人に仕事を頼んで、その進捗を確認するのが﹁面倒くさい﹂と感じた経験があるはず。しかし、たとえどんなに面倒でも、自分がすべての仕事を背負うのは不可能です。一体どうすれば他人に気持ちよく動いてもらえるのでしょうか。 今回お話をうかがったのは榎本まみさん。これまで2000億円もの債権を回収してきた、スゴ腕のオペレータです。多重債務者と日々向き合い、数多のクレームや罵詈雑言に立ち向かってきました。 そんな榎本さんも、新入社員の頃は﹁人と話すのが苦手だった﹂そう。自己分析を繰り返し、債務者の心理を研究することで、﹁人にものを頼むテクニック﹂を身につけていきました。 インタビューでは、電話からメールまで幅広く使えるテクニックを惜しみなくご紹介いただきました。その内容を、8つの心得、文章添削のパートに分け、まとめています。優しいしゃべり口からは想像できない、人間の心理に対する深く鋭い洞察が
-
僕、頭が悪いんです。 僕みたいな人間は、どうやって生きていけばいいのでしょう? こんな相談を、ときどきネットで受けます。 いや、だったら、頭で勝負しなけりゃいいだけです。 頭が悪いなら、好感度で勝負すればいいんです。 実力が低く、成果をあまり出せない人でも、 好感度が高ければ、実力も成果も、実際以上に高く知覚されるからです。 これは、感情ヒューリスティックという認知バイアスが作り出す、思考の錯覚です。 もちろん、逆もあります。 それなりに実力があって、成果もそこそこ出している人でも、 嫌われちゃうと、実力も成果も実際よりもずっと低く知覚されます。 ﹁好かれるやつは、”えこひいき”されるってことだろ? そんなの当たり前じゃん﹂ って思いました? そうじゃないんです。 拙著﹃人生は、運よりも実力よりも﹁勘違いさせる力﹂で決まっている﹄に詳しく書きましたが、ここで重要なのは、﹃﹁意識﹂の知らない
-
1