貧困と人生に関するblueribbonのブックマーク (2)
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■貧乏になる人の特徴 私には、わりと幅広い所得階層の友人がいる。有名大学出身の経営者や金融マンから、ワーキングプアのフリーターまで、様々な階層の人と付き合っている。そして、貧乏な人ほど﹁自分には運がない﹂とぼやく。 ところが、詳しく話を聞いてみると、貧乏な友人たちは﹁悪運を引き寄せるような生活習慣﹂を持っている場合が多い。スーパーナチュラルでスピリチュアルな話をしたいわけではない。彼らは、偶然を合理的に操作できないのだ。 彼らの語る﹁不幸﹂の例は、いずれも回避可能なものばかりだ。 たとえば﹁5万円するクロスバイクを盗まれた﹂﹁肝心なときにパソコンが壊れた﹂﹁病院に行ったら重たい病気が発覚して治療費がかさんだ﹂等々。一見すると、たしかに運が悪そうに思える。が、話をよく聞くと、不幸を回避する努力をしていない場合が珍しくない。 ﹁自転車を盗まれたら嫌だな〜って、前から思っていたんだよねw﹂なんて
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風俗街で出会うマキ︵34歳︶がユウジ︵45歳︶に出会ったのは21歳。2人が生まれ育った宮崎市内の風俗街でだった。 マキは働いていた飲み屋で知り合ったパチンコ依存症の夫と別れたところ。ユウジは日中ビルメンテナンスの会社を経営しながら、夜はデリヘル業︵デリバリーヘルスという業種の風俗店︶に携わっていた。ユウジもこの時点でバツ2だった。2人は結婚。デリヘルやSM店経営の後、本業のビルメン経営の傍らで、一般社団法人﹁日本プレミアム能力開発協会﹂という団体を立ち上げ、その事業の一環で、2015年1月に﹁プレミアム親子食堂﹂を立ち上げる。これが、宮崎県内のこども食堂の先駆けとなった。 風俗業の経営から、法人立ち上げを経て、こども食堂へ。2人の軌跡はいかにもアヤシゲで、眉をひそめる人もいるかもしれない。 しかし、この2人のストーリーを、貧困の中で育った者たちが貧困の連鎖を断ち切ろうとしてきた苦闘のスト
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