27年服役した後、殺人罪での冤罪が認められたジョイス・ワトキンズさん(右)/Stephanie Amador/The Tennessean/AP (CNN) 米南部テネシー州で今週、親戚の女児を殺害したとして27年間服役していた女性の冤罪(えんざい)が認められる出来事があった。 地元裁判所に提出された報告書によると、ジョイス・ワトキンズ(74)さんと交際相手のチャーリー・ダンさんは1987年6月26日、ケンタッキー州にワトキンズさんのめいの子どもに当たるブランディちゃん(当時4)を迎えに行った。 その翌朝、ブランディちゃんが意識不明の状態に陥ったことから、ワトキンズさんはテネシー州ナッシュビルの病院に連れて行った。 ブランディちゃんは性器や頭部に傷を負っていて、翌日病院で死亡が確認された。ワトキンズさんらと一緒にいた時間はわずか9時間だったが、検視官はこの間に負った傷だと結論づけた。 1年
インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷対策を強化するため、法務省は刑法の侮辱罪を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めた。来月中旬に開かれる法制審議会(法相の諮問機関)で同法改正を諮問する。罰則の引き上げに伴い、公訴時効も1年から3年に延びる。ネット上の投稿は加害者の特定に時間がかかり、摘発できないケースもあるが、法改正により、抑止効果や泣き寝入りの防止につながるとみられる。 【写真】AIで作られ、ネットで悪用された「架空の人間」画像 侮辱罪は、公然と人を侮辱した行為に適用される。具体的事例を示して人の社会的評価をおとしめる名誉毀損(きそん)罪に対し、事例を示さずに悪口を言っただけでも成立する。 ただ罰則は、名誉毀損罪が3年以下の懲役か禁錮、または50万円以下の罰金なのに対し、侮辱罪は拘留(30日未満)か科料(1万円未満)と規定。刑の重さで原則決められている公訴時効も、名誉毀損罪が3年なのに
囚われし者たちの国──世界の刑務所に正義を訪ねて 作者:バズ・ドライシンガー発売日: 2020/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この『囚われし者たちの国』は、刑事司法教育を教える大学ジョン・ジェイ・カレッジ・オブ・クリミナル・ジャスティスの女性教授であるバズ・ドライシンガーが9カ国の刑務所をまわって、今あるべき刑務所、許し、罪と罰の関係性について思考をめぐらせるルポタージュである。日本にいると法律に違反したら(執行猶予はあるけど)投獄されて自由を制限されるのは当たり前でしょ、と思うが、世界を見渡してみると刑務所も罪の償い方も千差万別であり、何が正しいのかわからなくなってしまう。 本書の著者は、出発点はアメリカの刑務所の実態のひどさから、刑務所についての疑問がスタートしている。アメリカが世界人口で占める割合は5%弱なのに、囚人が収容されている人数は230万人、世界の25%に達する
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