東京大学(東大)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)は6月7日、JAMSTECの無人潜水艇「ハイパードルフィン」を用いて、南部マリアナトラフの深海底熱水噴出孔にできた金属硫化物チムニーを採取し、最先端の電子顕微鏡解析技術を駆使して岩石内部を観察した結果、始原的な古細菌「DPANN」に分類される、酸化銅のナノ粒子にコーティングされているという特徴を持った極小微生物を発見したと発表した。 また今回の発見は熱水噴出活動の終了したチムニーからであり、これまでの深海底熱水噴出孔生態系は、噴出する熱水からのエネルギー供給による一次生産に立脚すると考えられてきたが、それを一変させるものであることも併せて発表された。 同成果は、東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻の高宮日南子大学院生、同・幸塚麻里子特任研究員、同・鈴木庸平准教授らの研究チームによるもの。詳細は、微生物に関する全般を扱う学際的なオープ
コンニャクの主成分のグルコマンナンを使い、1kg当たりたった2ドル(約250円)と安価でありながら1日に13リットルもの水を生成することが可能な新素材が発表されました。 Scalable super hygroscopic polymer films for sustainable moisture harvesting in arid environments | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-022-30505-2 Low-Cost Gel Film Can Pluck Drinking Water From Desert Air - UT News https://news.utexas.edu/2022/05/23/low-cost-gel-film-can-pluck-drinking-w
東京電力は23日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1号機原子炉格納容器底部を水中ロボットで撮影した画像を新たに公開した。核燃料があった圧力容器を支えている鉄筋コンクリートの土台(厚さ1.2メートル)の一部で、鉄筋がむき出しになっていることを確認。事故時に圧力容器から溶け落ちた核燃料(デブリ)の熱でコンクリートが溶けた可能性が高い。 圧力容器を支える基礎はコンクリートがなくなり、鉄筋が向きだしになっていた=東京電力福島第一原発1号機原子炉内で(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供) 東電によると、格納容器底部から圧力容器真下につながる開口部付近では、塊状の堆積物を複数確認した。開口部に近いほど堆積物が厚く、土台の鉄筋がむき出しになっていた。コンクリートは1100度以上の熱で溶けるとされ、土台の破損が激しいと最悪の場合、支えきれなくなった圧力容器が落下する恐れもある。
福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について原子力規制委員会は、東京電力が政府の方針に従って策定した海に流す計画を了承しました。 福島第一原発では、原子炉建屋に流れ込む地下水や雨水のほか、溶け落ちた核燃料の冷却に伴い放射性物質を含む汚染水が生じ、浄化したあとの水、いわゆる「処理水」には除去が難しいトリチウムなどの放射性物質が残ります。 政府は、増え続ける処理水を原発構内で保管し続けることはできないとして基準を下回る濃度に薄めたうえで来年春ごろから海に流す方針を決め、東京電力が実施計画を策定。 原子力規制委員会が計画を審査してきました。 規制委員会は18日の会合で、計画に記載されている処理水に含まれるトリチウムなどの濃度を放出前に確認する方法や、周辺環境や人への被ばく影響の評価など、これまでの議論をまとめた審査書の案を取り上げました。 その結果、審査の内容に問題
エンゼルスの大谷翔平(27)が9日(日本時間10日)、本拠地で行われたレイズ戦で5号ソロ&6号満塁弾を放ち、ようやく、もやもやを振り払ったが、試合後に注目発言を行った。今年は同点二塁打となった8日のナショナルズ戦や、5日のレッドソックス戦など、大飛球がフェンス直撃止まりという打球も少なくない。 大谷自身、「打撃であんまり結果が出てない」と認め、ボールの軌道に対し、バットを通す軌道のブレなどを否定しないが、きっちり捉えた打球がフェンスを超えないーー。そこに飛ばないボールの影響があることを「個人的に感じる」と話したのだ。 「見ている感じも。データで、どのくらいのスピードで飛んでいるというのは出るので、去年よりは飛ばないかなという印象はある」 事実として、今季の大リーグでは本塁打数が激減している。 1チームの平均本塁打数は0.92本(1試合あたり=5月9日現在)。過去最多は2019年の1.39本
最近、乃木坂46の弓木奈於(ゆみき・なお)というアイドルが面白い。 2020年2月、坂道合同オーディションを経て新・4期生として加入。オリジナルの4期生より一足出遅れたことも不運で、しかもその後コロナ禍でライブなどもままならなかったこともあり、なかなか世に出るキッカケがつかめずにいた。現在、選抜メンバーには一度も選ばれていない。 それにも関わらず、現在の週レギュラーは4本という活躍ぶり。さらにそのうちの1本が『乃木坂46弓木奈於とやみつきちゃん』(ひかりTV)という“冠番組”。世間的にはまだ無名だが、なぜここまで注目されているのだろうか? 磁場のような強烈な存在 乃木坂1期生で、こちらも“天才”とファンの間では親しまれる和田まあやと高校の同級生であるということから見ても、その特異ぶりが容易に想像できるが、まずは、替えのきかないパーソナリティーが挙げられる。具体的には、突拍子もない発言、聞き
2022.05.02 2022年4月のNHKスペシャルに対する「合格発表」: 前半はぎりぎり合格、後半は不合格 カテゴリ:人生観・テレビ・芸能人 2022年4月に放送されたNHKスペシャル「数学者は宇宙をつなげるか? abc予想証明をめぐる数奇な物語」(=完全版(90分)+簡略版(60分))を閲覧しました。NHKという看板(やその看板から推測される潤沢な予算)と立派に釣り合う、高精細なCG技術や世界規模の取材ネットワークとは裏腹に、残念ながら、多くの視聴者の誤解を招くような、様々な不正確な内容もありました。誤解や不正確な情報の拡散に歯止めを掛けるためにも、また最も中核的な当事者である私自身の考えに関する明示的な記録・「証言」を残すためにも、番組内の不正確な内容について、この度、ブログ記事という形で補足的な解説を公開し、警鐘を鳴らすことに致しました。 番組の「前半」の評価
福島第一原子力発電所にたまり続ける処理水を海に流す東京電力の計画についてIAEA=国際原子力機関は、ことし2月に実施した現地調査の結果を公表し、国際的な安全確保の基準に照らし問題はないとする見解を示しました。 福島第一原発にたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、政府は基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ流す方針で、東京電力がこれに従って1キロほど沖合から放出する計画を進めています。 IAEAは、この計画を評価する目的で、ことし2月に実施した中国や韓国、アメリカなどの専門家で作る調査団による現地調査の結果を公表しました。 この中で東京電力の計画について「設備の設計や運用の手順は的確な措置だ」などとして、国際的な安全確保の基準に照らし問題はないとする見解を示しました。 一方で、処理水の取り扱いについて「どのような性質や状態にあるか、明確に定義すれば利害関係者から理解が得られ
つい先日レバノンという国に行ってきた。日本人からしたらカルロスゴーンが逃亡した先としてお馴染みのあの国である。この国は中東のパリと呼ばれるベイルートを始めとして欧米人観光客が多く訪れる綺麗な国であった。昔は。 しかし近年は宗派間の対立、格差社会の進行、政府の腐敗が重なり経済や国民生活は落ちぶれていった。ただでさえ弱っていた所をコロナとベイルート港爆発事故が襲い完全に失敗国家と成り果てた。カルロスゴーンどんまい。 と言うわけで今回は経済崩壊した国家で過ごしてみるとどんな状況なのかを書き連ねていきたいと思う。 街中にいるヒズボラ民兵まず最初に首都ベイルートでは1日の約半分しか電気が使えない。夜間と昼数時間程度電気が流れるだけである。外貨準備高がほぼ底をつき発電用の燃料が買えないからだ。僕らの行った時はまだ半日使えた。酷い時は3日間完全に電気止まってたらしい。クソ ここ最近ロシアによるウクライナ
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