印刷 ウッドフォード氏 10月14日に解任されたマイケル・ウッドフォード元社長は、会社側の発表を受けてロンドンで朝日新聞の電話取材に答え、「支出の不自然さはこれまでも指摘してきたので、驚きはない。驚いているのは、高山修一社長が(会見で)『これまで知らなかった』と話していることだ」と語った。 問題の支出について、独自に会計事務所に依頼をして調査をしたウッドフォード氏は「このような額の支払いについて疑問も感じないようであれば、取締役としての能力もないが、今の取締役は会計事務所の報告書を見ようともせず、私の解任に賛成した」と批判。「全員が信頼をなくしており、それでもとどまることに世界が愕然(がくぜん)とするだろう」と話した。 また、自身の復帰については「企業は株主の物であり、株主が望むのであれば、復帰をする。だが、現段階では従業員の生活を含めた、企業の保護が最優先だ」と述べた。 朝日新聞デ
印刷 関連トピックス株主総会オリンパス オリンパス株の約5%を保有する米投資会社、サウスイースタン・アセット・マネジメントは8日、オリンパスの菊川剛前会長兼社長ら経営幹部4人の辞任と、臨時株主総会の開催を求める声明を発表した。ほかの取締役と常勤監査役も、臨時株主総会で総退陣するよう求めている。 即時辞任を求められたのは、現取締役の菊川氏と前森久志前副社長、常勤監査役の山田秀雄氏、広報・IR室長の南部昭浩氏。 関連記事「世界が愕然」 オリンパス・英国人元社長が批判(11/8)オリンパス、損失隠し 巨額買収費で穴埋め、副社長解任(11/8)損失隠し「菊川氏にも責任」 オリンパス社長が会見(11/8)オリンパス、9月中間決算の公表延期 株価再び急落(11/4)
オリンパスが証券投資の損失計上を先送りしていた問題で、高山修一社長は8日、損失隠しは菊川剛前社長ら3人の現役役員が始めたものではなく、過去の経営陣からの引き継ぎがあったことを明らかにした。同社は1990年代に含み損を抱えた運用資産を、複数のファンドに移すなど複雑な操作をして損失計上を回避。2006~08年に国内外で実施した企業買収で必要以上の資金を支払い、損失の穴埋めに充てた。上場廃止の可能性も
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
オリンパスは8日、同日の取締役会で森久志取締役副社長執行役員を副社長執行役員から解職すると決議したと発表した。過去の企業買収で支払った多額の報酬や買収資金が、同社の有価証券投資の損失を解消するために使われていた件に関わっていたと
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