静嘉堂文庫美術館の「展示ギャラリー」が2022年、丸の内に移転します。移転前、最後の展覧会「旅立ちの美術」が行われました。前期に国宝7点すべてを展示。中でもひときわ輝きを放つ《曜変天目》。世田谷岡本の地では見納めです。 写真は絵葉書より 静嘉堂文庫美術館の河野元昭館長は、常々「所蔵品は所蔵館で、地酒はその土地で」とおっしゃっています。美術館への続くアプローチのサインとしても利用されている静嘉堂の至宝《曜変天目茶碗》 この場所での姿を、最後しっかり目に焼きつけておこうと最終日に訪れました。「旅立ちの美術」で曜変天目を見たのは3回になります。 ■静嘉堂文庫美術館の思い出 ■作品の見方や価値感が変わる 〇構造色とは 〇曜変天目の何を見るか 何を目にやきつけるか ■最後の見納め 曜変天目茶碗 〇前回の発見が確認できない 〇前回見た場所を特定しもう一度 〇光の当たり方が違う? 〇茶碗各面で強く反射す
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