ブックマーク / www.itmedia.co.jp (5)
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京都大学とベンチャー企業のテラバースムは9月12日、仏教の経典を学習させ、ユーザーの悩みに答えるチャットボット﹁親鸞ボット﹂﹁世親ボット﹂を開発したと発表した。米OpneAIのLLM﹁GPT-4﹂を活用。従来からの﹁ブッダボット﹂とあわせ、﹁仏教対話AIの多様化に成功した﹂としている。 浄土真宗の開祖・親鸞︵12~13世紀︶の聖典﹁正信偈﹂と、大乗仏教の﹁唯識﹂を大成し、アジア各地で教えを広めた菩薩の世親︵4世紀︶の聖典﹁倶舎論﹂をそれぞれ学習させたチャットボット。AR技術を活用し、現実を映した背景に親鸞や世親の仏像画像を重ねるなどして視覚・聴覚を用いたコミュニケーションも可能にした。 研究チームはこれまで、仏陀の聖典を学習させた﹁ブッダボット﹂を2種類開発。1つめはGoogleの﹁Sentence BERT﹂を応用し、Q&A形式で機械学習させてそのままの形で回答を生成するもの。2つめは
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建築スタートアップのセレンディクス︵兵庫県西宮市︶は8月2日、2人で住める3Dプリンター住宅﹁serendix50﹂の最初の1棟が竣工したと発表した。建設にかかった時間は44時間30分だった。 広さ50m2の平屋造りで間取りは1LDK。バス・トイレも備えている。約4mという高さを生かし、高い天井のある室内を実現した。建築基準法に準拠し、耐火性、耐水性、断熱性も担保する。 概要設計は慶応義塾大学KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センターが担当。KAPが構造設計を行った。立尾電設︵熊本県︶、百年住宅︵静岡県静岡市︶、ナベジュウ︵群馬県︶が施工に協力した。 今後は安全性試験を実施した後、限定6棟の先行販売を行う。販売予定価格は550万円。40%が家を持てない現状を打破したい セレンディクスの飯田國大COOは、﹁今まで家はオートクチュール︵職人依存︶であり数千万円とコストが高
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アンカー・ジャパンは10月27日、紛失防止トラッカー﹁Eufy Security SmartTrack Link﹂の予約受付を開始した。11月1日より販売を開始する。価格は2990円。2022年4月に発表した製品で、タグ以外に予告されていたカード型は、年末での投入を予定している。 Eufy Security SmartTrack Linkは、約3.7cm四方のコンパクトなトラッカー。電池寿命は最大1年間、電池はCR2032を使っており交換可能という。IPX4の防水規格にも対応する。スマホとの接続距離は最大約80m。 AirTagと異なり、ストラップ用の穴を設けており、アクセサリなしにキーリングなどに通すことができる他、タグからスマートフォンを鳴らすことができる。 Appleの﹁探す﹂ネットワークに対応しており、世界中のApple端末に接続することで、より広範囲でタグの現在地を取得できる。た
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﹁他人の時間を奪う罪﹂に気付かないうちは、働き方改革はうまくいかない――日本マイクロソフトに聞く“改革のリアル”‥日本企業は﹁礼儀正しく時間を奪う﹂︵2/2 ページ︶ 過去の実績データを自動的に可視化することで無駄な働き方をなくす 米国のとある製造企業で、会議に費やされている時間を調査したところ、経営者に対して報告を上げるために役員は﹁11会議体、2万時間﹂を費やし、役員に報告を上げるために部長クラスが﹁21会議体、6万3000時間﹂を費やし、さらに部長に報告するために現場が﹁130会議体、21万時間﹂を費やしているという結果が出たという。総会議時間が30万時間、人件費にして34億円を費やしている計算になるが、米国よりはるかに生産性に劣る日本では、さらに多くの時間と手間を費やしている可能性が高い。 しかも、こうした会議の大半は﹁××報告会﹂という名の下、実績情報を報告してすり合わせるためだ
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2017年の夏に発表された、完全ワイヤレスイヤフォンの﹁EARIN M-2﹂。当初は17年秋発売としていたが、延期となり、18年2月下旬に初回ロットの販売が始まった。販売を延期せざるを得ない理由は﹁大型台風の直撃﹂だったという。 EARIN M-2は、左右のイヤーピースが分離した“完全ワイヤレス型”イヤフォンで、クラウドファンディングで150万ドルを集めた﹁EARIN M-1﹂の後継機。左右のイヤフォンを接続する近距離磁気誘導技術の採用や、マイクから周囲の環境音を取り込む機能、イヤフォンでのタッチインタフェースなどを搭載しており、発表から注目を集めていた。17年秋の発売を見込んでいたが、17年8月下旬に大型の台風13号と14号が、部品や組み立て工場のある香港を直撃。生産ラインに壊滅的なダメージを受け、新規の工場確保などに数カ月かかり、ブラックモデルが先行して18年2月の発売となったという
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