労働に関するkiyokoichiのブックマーク (4)
-
◇子どもの貧困は、大人の貧困である。 たいていの場合、子どもだけがひとり貧困になるわけではない。一緒に暮らす大人が贅沢な生活をしているのに、子どもを困窮させているのであれば、それは貧困問題ではなくネグレクトである。子どもの貧困は、子どもの親たちが貧しいからこそ生じている経済的問題である。 第一線の貧困研究者たちは、ずっと﹁子どもの貧困﹂における﹁罪のない子どもが貧困におかれている﹂という台詞の裏側に見え隠れする﹁大人の貧困は自己責任︵罪︶である﹂という価値に対して危惧を表明し続けてきた︵注1︶。 ︵注1︶松本伊智朗編︵2017︶﹃﹁子どもの貧困﹂を問いなおす‥家族ジェンダーの視点から﹄法律文化社。編者の松本は、﹁子どもの貧困﹂が貧困問題一般から切り離され、﹁家族責任﹂や﹁学習支援﹂に矮小化されることに明確な反対を示している。 どんな個人も、貧困のままに放置されるほどの罪などない。子どもであ
-
こんにちは、﹁勝手に経営者ヅラ労働者﹂清原です。 最近立て続けに、飲食店バイトの人がインターネット上に、職場での悪ふざけの動画をあげて炎上するというニュースを見ました。 ちなみに2013年ごろにも同じ現象があり、今回が初めてではありません。 くら寿司や、セブンイレブン、ファミリーマートでも炎上騒ぎがありましたが、マクドナルドの炎上はあまり見たことがないのではないでしょうか? 今回は、どうやったらアルバイトによる炎上を防げるのかについて、マクドナルドの事例から見ていこうと思います。 ■一般的な解決案・実際に当事者を訴える事例をつくる 今回のくら寿司の事例のように、刑事・民事訴訟を起こし、バカなことをしないように抑止力とすることが解決法の1つにあるでしょう。 これは効果はありそうですが、あくまで事後的な規制なので、完全に防ぐことは難しいと思います。 ・正社員を必ず常駐させる これもある程度、防
-
日本を代表する﹁プロ経営者﹂として、これまでにさまざまな経営改革を推進してきたカルビーの松本晃会長兼CEO。インタビュー記事の前編ではカルビーでの9年間を振り返ってもらった。今回は働き方改革にまつわる日本企業の問題点などを聞いた。 残業手当という悪しき制度 ――日本企業が取り組んでいる働き方改革を見ると、その多くは残業規制のための制度作りに注力しすぎている気がします。この点はいかがですか? 日本の働き方において何が一番悪いかといえば、言うまでもなく残業ですよ。残業手当てという制度がある限り、問題は解消されません。 働き方改革に関しては、あながち政府が言ってることも間違ってるとは思いません。裁量労働制にしたらいい。特にオフィスで働いている人たちは、﹁時間﹂ではなく﹁成果﹂で働いているのですから。 ところが、そうした人たちに残業代を払うとなれば、そんなのするに決まっているじゃないですか。 例え
-
社内失業 | 21:18 | | ﹃社内失業﹄という言葉を聞いて﹁会社員なのに失業者?何のこっちゃ?﹂と疑問に思う方もいると思います。なのでまず、簡単に説明しましょう。﹃社内失業﹄とは会社内に居ながらにして仕事を失うこと。つまり﹃社内失業者﹄とは、企業に雇用され、出勤していながら職務に従事していないサラリーマンのことをいいます。﹁聞いたことないな。少なくとも俺の部下にはそんな奴はいないな。ていうか、ごく一部のダメな社員がサボってるか、干されてるだけの話だろ?﹂そう思われた方もいるでしょう。しかし待ってください。それは誤った認識です。﹃社内失業﹄は、﹁希望・早期退職﹂﹁派遣切り﹂﹁雇い止め﹂﹁内定取消し﹂など長引く不況の中で語られてきた様々な労働問題に負けない、いやそれどころか最後に登場した非常に重要なキーワードであり、これらの問題とも深い関わりを持っています。なぜでしょうか。まず一つ目に、
-
1