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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (26)

  • 7300年前の鬼界カルデラ噴火、過去1万年で世界最大と判明、鹿児島沖

    九州南方沖の海底火山、鬼界カルデラが起こした7300年前の「アカホヤ噴火」が、完新世(1万1700年前~現在)で世界最大の噴火であることが分かったと、神戸大学の研究グループが発表した。海底に堆積した噴出物の量を船で詳しく調べるなどして判明した。この噴火は南九州の縄文人に壊滅的な被害を与えた。研究グループは「このような噴火が発生すれば、火砕流や火山灰が現代文明に及ぼす影響は計り知れない」としている。 鬼界カルデラは鹿児島市の南約100キロにあり、長さ25~15キロほどの楕円(だえん)状。噴火でマグマが一気に噴き出し、地下の空洞になった所が落ち込んでできた陥没地形「カルデラ」が、巨大噴火の繰り返しにより複合しているとみられる。直近の巨大噴火がアカホヤ噴火で、火山灰は東北地方の一部にまで飛んで積もっており、考古学などで年代判定の手がかりとして利用されている。カルデラの縁は外輪山と呼ばれ、噴火を繰

    7300年前の鬼界カルデラ噴火、過去1万年で世界最大と判明、鹿児島沖
  • 「スノーボールアース」、小惑星の衝突が引き金だった、新説


    65000ILLUSTRATION BY SPENCER SUTTON, SCIENCE PHOTO LIBRARY 姿 26 
    「スノーボールアース」、小惑星の衝突が引き金だった、新説
  • 「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖


    PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION  3250 1986
    「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖
  • 「超加工食品」の多い食事、うつや認知症の割合が高かった、研究


    PHOTOGRAPH BY WILDPIXEL, GETTY IMAGES  Nutrients202264448調202212JAMA Neurology
    「超加工食品」の多い食事、うつや認知症の割合が高かった、研究
    ktakeda47
    ktakeda47 2023/11/28
    "第4グループが「超加工食品」で、ソーダ、キャンディー、クッキー、ケーキ、エナジーバー、フルーツヨーグルト、食品代替バー、シェイク、ホットドッグ、大量生産された各種包装パン、シリアル、冷凍食品など"
  • 「最初期の銀河」が予想以上に多く見つかる、従来説を見直しか

    科学者たちはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使って原初の宇宙をのぞき込み、宇宙誕生から3億〜4億年しかたっていない時期の銀河を発見した。(IMAGE BY NASA, ESA, CSA, M. ZAMANI (ESA/WEBB)) NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(以下、JWST)が格的に稼働して約半年。JWSTの超高感度の赤外線の目は、私たちの期待に応えて、時の始まりに近い時代に輝いていた初期銀河の姿を見せてくれている。 「そうした銀河が、おそろしくたくさんあるのです。あまりにも多く、あまりにも大きく、あまりにも明るく、あまりにも高温で、あまりにも成熟していて、あまりにも早すぎるのです」と、JWSTの上級プロジェクト科学者であるNASAのジョン・メイザー氏は、2023年1月に米国シアトルで開催されたアメリカ天文学会で語った。(参考記事:「20年間の活躍が楽しみな初画像、ジェーム

    「最初期の銀河」が予想以上に多く見つかる、従来説を見直しか
  • 2022年の驚くべき発見22 人類の知はこれだけ広がった

    毎年、世界中の研究者が、人類の知の蓄積に貢献している。 古生物学者や考古学者は過去の痕跡から、はるか昔に失われた生命や文明を明らかにする。生物学者や地球科学者は地球とこの星に暮らす生命の仕組みを解明し、天文学者は地球の外に広がる謎を追求する。そして医学者は、人体の複雑さとそれを脅かす病気を研究し、人類という種を守るための新たな手段を開発する。 人類の絶え間ない探求と実験からもたらされる発見は、予想もしなかったようなものであることも少なくない。今年、特に大きな驚きとなった発見を以下にまとめた。

    2022年の驚くべき発見22 人類の知はこれだけ広がった
  • 風向きや風速が変わっても夜にまっすぐ飛べる蛾、どうやって?


    3800kmPHOTOGRAPH BY CHRISTIAN ZIEGLER / MAX PLANCK INSTITUTE OF ANIMAL BEHAVIOR Acherontia atropos 812Science 
    風向きや風速が変わっても夜にまっすぐ飛べる蛾、どうやって?
    ktakeda47
    ktakeda47 2022/08/19
    "最高速度はなんと時速約70km"
  • 史上最古のカレンダーを発見、イギリス

    新しく報告された“カレンダーの穴”から見た、冬至の光景(仮想モデルによるアニメーション)。 Illustration courtesy Eugene Ch'ng, Eleanor Ramsey, and Vincent Gaffney スコットランド北東部のアバディーンシャーで、世界最古の太陰暦を発見したと、イギリスの考古学者チームが発表した。この“カレンダー”は12個並んだ大きな穴で、月の満ち欠けのさまざまな段階を象った特別な形をしている。これらの穴は、中石器時代のブリテン島にいた狩猟採集民たちが、冬至になると位置を調整し、季節の移り変わりや月の満ち欠けを正確にたどるのに役立ったと考えられる。 12個の不思議な穴はおよそ1万年前のもので、これまでに発見された“カレンダー”のなかでも群を抜いて古い。これまで最古とされていたメソポタミアにある青銅器時代の遺跡より、さらに数千年さかのぼる。 バ

    史上最古のカレンダーを発見、イギリス
  • 歴史に残る謎の集団失踪、北米の「消えた入植者」で新発見


    15871003姿PHOTOGRAPH BY MARK THIESSEN, NATIONAL GEOGRAPHIC 使158711516115 西80調
    歴史に残る謎の集団失踪、北米の「消えた入植者」で新発見
  • シベリアにまた謎のクレーターが出現、過去最大級


    50mPHOTOGRAPH BY EVGENY CHUVILIN  2014 
    シベリアにまた謎のクレーターが出現、過去最大級
    ktakeda47
    ktakeda47 2020/09/30
    "「この現象は何千年も前から起きていて、私たちはつい最近になって気づいたのかもしれません」"
  • 新型コロナ、なぜこんなに「無症状」が多いのか?


    PHOTOGRAPB BY MILAN BURES, ANZENBERGER VIA REDUX  CDC CDC4 pre-symptomaticasymptom
    新型コロナ、なぜこんなに「無症状」が多いのか?
  • アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す


    DNA調調PHOTOGRAPH BY JOE MCNALLY, NAT GEO IMAGE COLLECTION 6 3 
    アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す
  • 超巨大ブラックホールの詳しい観測に成功、X線の道草を利用


    XILLUSTRATION BY NASA/SWIFT/AURORE SIMONNET, SONOMA STATE UNIV. X120Nature Astronomy 
    超巨大ブラックホールの詳しい観測に成功、X線の道草を利用
  • 「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった

    カブトガニ。米ニュージャージー州マネー島で撮影。現生種は4種で、古代からほとんど姿が変わっていない。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 「生きた化石」として知られるカブトガニは、実はクモと同じ仲間であることが、新たな研究で示唆された。 2019年2月14日付けで学術誌「Systematic Biology」に発表された論文によると、カブトガニはクモやサソリ、ダニなどと同じクモ綱(クモガタ綱とも)に属するという。この研究では、カブトガニ類とクモ綱の生物について膨大な遺伝子解析を行い、その結果をもとに最も妥当と思われる系統樹を作り上げた。 (参考記事:「米東海岸でカブトガニの個体数調査」) 「系統樹を描くとき、これらのグループを分類するのは常にやっかいな問題でした」と研究リーダーを務めた米ウィスコンシン大学マデ

    「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった
  • 9千年前の奇妙な石仮面を発見、でも謎だらけ

    9000年前の石灰岩の仮面。略奪対策にあたるイスラエルの政府機関によって最近発見された。(PHOTOGRAPH BY CLARA AMIT, ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY) 虚ろな目、歯をむき出しにした不可解な表情。イスラエル南部の砂漠で見つかる9000年前の石仮面群は、とても風変わりで、発見された数もわずか15個と極めて少ない。だからこそ先日、イスラエル考古学庁(IAA)が16番目の仮面が見つかったと発表すると、大きな注目が集まった。と同時に、従来からあった真贋論争にも再び火が付くことになった。 IAAのプレスリリースによると、この石仮面は数カ月前、同庁の盗難防止部隊によって発見されたという。仮面の発見後、ヨルダン川西岸南部のプネイ・ヘベル居住区付近に位置する「石仮面が最初に発見されたと思われる遺跡」では、考古学者らによる調査が行われている。先日開催されたイス

    9千年前の奇妙な石仮面を発見、でも謎だらけ
    ktakeda47
    ktakeda47 2018/12/06
    "こうした謎の多くは、これまでに発見された新石器時代の仮面の大半が個人の所有物であり、確固たる考古学的な由来が不明であることに原因がある。"
  • 昆虫採集兵器ノムラホイホイ(野村周平/甲虫研究者)


     20使使 No. 7, pp. 5-9 1994
    昆虫採集兵器ノムラホイホイ(野村周平/甲虫研究者)
  • 第1回 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実


     / 2015調8
    第1回 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実
  • 5億年前の驚異の化石、ゴカイ類の新種、神経は初

    多毛類(ゴカイ類)の新種、Kootenayscolex barbarensisの復元図。(ILLUSTRATION COURTESY ROYAL ONTARIO MUSEUM) 5億年以上も前のこと。いまのカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州クートニー国立公園にあたる場所で激しい泥流が発生した。このとき、水中にいたゴカイのような小さな生きものが死に、泥に閉じ込められた。 これは近年発見された化石について、カナダ、トロント大学の博士課程学生であるカルマ・ナングル氏が考えた仮説の1つだ。(参考記事:「ギャラリー:奇跡の恐竜化石、世紀の大発見」) この生きものはゴカイなどが含まれる多毛類(ゴカイ類)の新種で、Kootenayscolex barbarensis と名付けられ、1月22日付けの学術誌「カレントバイオロジー」に発表された。(参考記事:「閲覧注意!?「国際ゴカイの日」が制定される )

    5億年前の驚異の化石、ゴカイ類の新種、神経は初
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか


    PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK 1997Forensic Science International稿31 81545  
    イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
  • 宿主を性転換させる寄生バクテリア

    寄生バクテリアの一種、ボルバキアに感染したハチの卵。染色により感染の様子が観察できる。 Photograph courtesy Merijn Salverda and Richard Stouthamer via NSF 急速にその数を増やしている寄生バクテリアがいる。このバクテリアは、宿主を性転換させて単為生殖化を引き起こすだけでなく、宿主を“気味の悪い怪物”に変身させてしまう。このような大惨事ともいえる生殖異常を引き起こす仕組みが最新の研究で解明された。その方法とは、免疫系を停止させることだという。 キョウソヤドリコバチをはじめとする寄生ハチ3種のゲノムを初めて解読した研究者チームによると、バクテリアの一種であるボルバキアはハチの遺伝子を操作し、バクテリアの侵入に対して警報を発するタンパク質を抑え込んでしまうという。その結果、バクテリアに対する防御機構が機能せず、ボルバキアは悪事を働く

    宿主を性転換させる寄生バクテリア