甲子園のスタンドで応援する野球部員の正体 夏の甲子園が始まっている。今年は2019年以来の入場規制なしの大会で、アルプス席の応援団はマスクなどの感染症対策を施しながらも、吹奏楽が応援歌を演奏し、応援団がメガホンを叩いて応援をしている。 筆者は毎年、春夏の甲子園を観戦するが、いつも気になるのが、アルプス席にいる「ユニフォームを着た高校生」たちだ。彼らは「ベンチに入れなかった野球部員」だ。 甲子園に出るような強豪校には、リトルシニア、ボーイズなど中学硬式野球で活躍した選手が入学する。とりわけ資質豊かな選手は「特待生」になる。特待生は日本高野連の内規で各校1学年5人以内が望ましいとされ、入学金、授業料、施設費などが免除される。 特待生になれなくても入学する中学硬式野球の選手もいる。さらに、中学時代に実績がない中学生も甲子園出場を夢見て強豪校に入学する。 甲子園に出場するような強豪校の多くは、10
球数制限は投手の障害予防の手法のひとつ。その他の要素も含めて議論をしないと投球障害は防げない 【写真は共同】 我々は「科学的」「現代的」という言葉を安易に使うが、専門家はより深く問題を掘り下げて考えている。馬見塚尚孝医師は川崎市内に「ベースボール&スポーツクリニック」を開業し、過去にコーチとして中高大の指導に関わった経験も持つ。今回は障害を予防する手法と、球数制限の是非、そして野球界の未来像を彼に語ってもらった。 ――今回は球数制限についてお話を聞きに来ました。 球数制限には二つの捉え方があります。ひとつは「投球数制限のルール化」で、もうひとつは「選手や指導者が自ら予防のために制限すること」です。 ――投球障害の起こるメカニズムについて説明をお願いします。 同じことを繰り返して起きる障害を「過労性障害」と言います。投球障害もその一つです。この過労性障害のメカニズムは、医学より工学の世界でよ
JOC=日本オリンピック委員会は、これまで原則として公開してきた理事会について、「議論を活発にしたい」などの理由で、非公開とすることを決めました。専門家はスポーツ界で相次いだ不祥事を教訓に、組織の透明性を考慮しチェック機能を確保する措置が必要だと指摘しています。 JOCはことし6月に山下泰裕会長が就任して新体制になったのに合わせて、これまで人事案件などを除き原則として報道陣に公開してきた理事会について、NHKを含めた報道各社で作る記者会に対して非公開にする方針を示していました。 その理由について山下会長は「マスコミがいる前では理事会で活発な議論が行えず、まだ明らかになっていない国などの動きの情報共有もできない。JOCが信頼回復を進めるには本音の議論が不可欠だ」などと説明していました。 これに対して記者会は、スポーツ庁が競技団体に透明性のある組織運営を求めている時代に逆行する行為であることや
2020(平成32)年開催の東京オリンピック・パラリンピックの予算をめぐり、財務省と文部科学省が早くも火花を散らしている。政府の目標は自国開催の東京五輪で「金メダル30個で世界3位」に入ること。目標達成のためには、選手強化費用の大幅増が不可欠だと主張する文科省に対し、財務省は五輪という「錦の御旗」のもと、予算バラマキの温床になりかねないと警戒する。国の借金が1000兆円という世界最悪水準の財政再建と、日本人選手の金メダルラッシュ。この2つの両立は果たしてできるのか。 予算要求は「どんぶり勘定」 「金メダル1個に税金を100億円もかけて、国民の理解が得られるのか」 財務省は2015(平成27)年度予算の概算要求で、五輪の選手強化予算など前年度比2倍超の計540億円を求めた文科省に対し、怒りを隠さない。社会保障費の歳出削減や消費税増税や保険料の値上げなどで家計の負担が増す中、文科省の要求が「あ
東京都江東区の日本科学未来館(National Museum of Emerging Science and Innovation)で、円形のバブルボールの中に入ってサッカーをするノルウェー発祥の新しいスポーツ「バブルサッカー」を楽しむ人たち(2014年11月1日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【11月2日 AFP】東京都江東区の日本科学未来館(National Museum of Emerging Science and Innovation)で空気が入った円形のバブルボールを身に着けてお互いを押し合いながら試合を行う「バブルサッカー(バブルフットボール)」を楽しむ人たち。バブルサッカーはノルウェーで誕生した新しいスポーツだ。(c)AFP
京都市街地で小学生がタスキをつなぐ大文字駅伝(京都市教委など主催)で、選手の練習のあり方が課題となっている。 注目度が年々高まり、保護者や教員らによる指導が一部で過熱。成長途上の児童には過重な練習が行われているケースもあるとされる。市教委や専門家は「子どもたちの将来を考え、適正な練習を」と呼び掛けている。 ◆沿道、TVで注目 京都市は1917年、三条大橋―東京・上野間で行われた国内初の駅伝大会のスタート地点となった「駅伝発祥の地」。現在も全国都道府県対抗女子駅伝などの全国大会が開催されることもあり、「駅伝好きな土地柄」(市教委)だ。 大文字駅伝は1987年に始まり、28回目の今年は9日に開かれる。コースは交通規制され、沿道で保護者や地域住民らが横断幕を出して応援するなど、大人の駅伝大会さながらに盛り上がる。当日夜にKBS京都が録画放送する番組も注目度が高く、視聴状況を示す接触率は、高校野球
Only soccer rivals cricket in transcending the world of sport to become a deeply felt expression of culture. And in cricket-mad South Asia, a frenzy of feeling for the game burst open for the past two months as the Cricket World Cup 2011 was played out in host countries India, Bangladesh, and Sri Lanka. Fourteen nations participated in the tournament, and the semifinals featured what is arguably t
After much worry and criticism before the start, the nineteenth Commonwealth Games in New Delhi, India have now reached a successful conclusion without any of the disastrous events that had been predicted. Of the 71 participating countries, Australia topped the medal chart, taking home 177 medals, 74 of them gold. Host nation India also fared well, coming in second overall with 101 medals. The gam
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